卒業制作展 雑感
今日で卒制展示が終わりました。
遠くからもお越しいただき感謝です。
今年から初めての院生展示もあった事、私のゼミが初めて入った事もあり、制作物が増え、見応えは昨年より見れるものになったと感じています。
論文も多くてそれはそれで良いのですが、人にわかってもらう上でもう少し工夫なりが必要だと思いました。
展示会というものは制作をした人のためのものであり、論文の人はやりたくはない。そんな言葉を思い出しました。
滋賀県立大学時代も私が来た時はパワポでの発表のみで制作物の現物展示はなく、いくらでも内容を誤魔化せる発表で、下級生も誰も観に来ない発表会。先輩が何をしているのかも知る機会がありませんでした。
そこから発表会を展示会場でするようになり、そのシステムにしただけでレベルは飛躍的に上がったと思います。展示パネルもA2一枚以上という規定から始まりました。
最初はA2は小さいなと思っていましたが、近年では1人で畳3枚分くらいのパネルを作るのが普通になっています。ぱっと見の迫力は桁違いです。
学生自らがそのくらいの面積が必要だと作り出していったもので、教員の指示ではないと思っています。
滋賀県立大学ではプレスリリースしても、メディアはあまり来なかった気がしますが、今回は2回もローカルテレビに出ました。祝日、土日の客の入りもすごくて驚きました。展示会場が街の中心部にあるという強みを感じました。
学生もただ入口で座っているだけではなく、作品に張り付いて説明して欲しいものです。
また、同じ黎明期にいるな。と思ったものです。
徐々に醸成されていくものだと思いますが、まだまだそういう段階ではあります。
小さい一歩が進んだ感じはしました。
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