卒制展視察ツアー
神戸芸術工科大学、京都市立芸術大学、京都芸術大学、成安造形大学、嵯峨美術大学、大阪芸術大学、大阪工業大学を巡る卒制ツアーに2泊3日、三年生ゼミで行きました。
と言っても、東京で就活があるので初日来れない人、なか日にインターンで東京に行ってしまう人、最終日にインターンで前入りしてしまう人など、入れ替わりで全員揃う日はなかったですが。三年生の1週間の移動距離もすごいものがあります。
他大学の卒制を見て、また、そこに、引き算展で一緒にやった他大学生の卒制を見れる事、PBLで取り組んでいるbud brandコンペの他大学の人の作品が卒制としていくつもある事、また、その並々ならぬ熱意や費用、すごいクオリティを知れた事。
他大学の学生作品の傍観ではなく、知っている人と自分との差をしっかり確認出来るリアリティを持ってた事は大きな意味があったと思います。
私も毎年見ていますが、どこもレベルは落ちてはおらず、むしろどこも上がっていると感じています。
中には二年生から卒制に取り組んでいる人がいました。大学の用意した枠なんて知らない、自分の目指すクオリティを目指す。すごい人がいます。
デザイン系、芸術系は厳しい時代だと思いますが、それゆえに、頑張らないと生き残れない。
先生方の並々ならぬ努力の賜物でしょう。それをひしひしと感じました。