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今からR-1グランプリに出るお笑い初心者さんたちへ伝えたいこと


はじめに

ここでは調べても分からないけど人に聞きにくいような細かいことや個人的な感想を書いていきます。エントリー制のライブに数回出ただけのド素人ですが、初心者目線でR-1のことを書いてるのは多分かなり珍しいと思うので初心者の方の参考になったら幸いです。初心者じゃない人も是非、初心者の慌てふためく様子を見て懐かしいな~って思ってニヤニヤしながら読んでください。公式が初心者へ説明しているので流れは調べれば分かると思うのですが、念のためまとめておきます。ちなみに私はすでに1回戦敗退しました。こんな人間ですが色々書いておきます。これから出る人の参考になったら嬉しいです。

ざっくりとした流れ

受付

紙とペンが置いてあって事前に色々書きます。集合時間になったら回収してエントリーフィーを支払い、エントリーナンバーが書いてあるシール(?)をもらって受付完了です。基本は左胸(衣装によって脚などの人もいました)に貼ります。隠れないように注意!

控え室

靴を脱いで控え室に入ります。中はパイプ椅子が並べられていますがかなり混んでいて私は椅子を使えなかったので壁沿いに荷物を置いて立ってました。男性の方はその辺で着替えてましたが、女性の方はトイレを使っていました。ちなみに私は衣装の上から普通の服を着て控え室で脱ぐだけの状態にしました。控え室ではみなさん出演者同士で会話かネタの練習をしている方が多いです。オペレーターさんと出演者さんで話したり、プロの方は事務所ごと、学生の方はサークルごとで固まって会話してました。うらやましいです。私はひたすら壁に向かって練習してました。ぼっちつらいので友達欲しいです。名前を呼ばれたら出発です。終わったらもう一度控え室へ戻れるので小道具だけを持って行きます。

舞台袖へ

一度外へ出てから階段で上の階へ行きます。スタッフさんが先導してくださるので安心です。そのまま静かに舞台袖へ移動し、再度演出を確認します。オペレーターさんは多分ここら辺で別れます。名前を呼ばれたら指示通りに入場しネタに入ります。

ネタ後

ネタが終わったら持ち込んだものをすべてきれいに片付けてすばやく退場します。荷物を回収したらそのまま帰って大丈夫です。

伝えたいこと

・早く着いても中に入れないので早すぎるとかなり暇ですが、事前に紙に色々書くので集合時間の5分前くらいに到着するのがベストだと思います。
・時期的にかなり寒いので防寒着しっかり!
・ステージの照明が暗くてほぼ家庭用の電気の暗さで、なぜか客席が明るいです。多分同じ全部明るさです。そのため、油断してるとお客さんとばっちり目が合います。目が合うとかなり気まずい上に集中力が落ちたり突然緊張するので気を付けてください。
ステージというより段差みたいな感じです。小学校の黒板の下にある台(分からない人は各自ググってください)みたいな高さです。噂によると大阪会場では段差すらないらしいです。お客さんや審査員さんと思ってたよりも近いです。多分細かい表情や動きまで見える距離です。
・スタッフさんたちみんなめっちゃ優しいです。人によっては仕事中で忙しいはずなのにネタで笑ってくれたりします。神です。
・控え室で50~60分待ってさらに舞台袖で5分程待ちます。中MCとか挟むとさらに1,2分かかります。
・控え室でネタを練習している人たちはほとんどヒソヒソ声です(時々めっちゃ大声の人もいます)。
・舞台袖やモニターから自分の前2,3人分くらいはネタ見えます。
・それぞれの知り合いとは話していますが、初対面の人との会話はほとんどありません。基本は挨拶くらいだと思います。
・小道具などはすべて自分で運びます。よく勘違いされやすいですが、机や椅子など貸し出しのものでも自分で運びます。貸し出しのものは舞台袖でスタッフさんに渡されるので、準備をしてそのまますぐにネタに入ります。
暗転できません。というかそもそも照明はコントロールできません。演出は基本的には音だけです。そのため、すべてむき出しになります。出オチ=死と捉えてください。
・基本マイクはなしですが、会場はかなり小さめなのでマイクとかはなくても声めっちゃ通ります。私は声が枯れていましたが、あまり声張らなくても大丈夫でした。

最後に

ここまで色々書きましたが面白かったら何でも良いので絶対こんなこと気にしなくて大丈夫です。
全部忘れてください。

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