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展望: 2024 J2 第20節 愛媛 vs 清水
J2リーグの後半戦の最初の試合、アウェイ愛媛戦の展望を書きます。J2もいよいよ折り返し、これまでアウェイは横浜FC、山口と連敗中。この試合で悪い流れを断ち切りたいところです。
愛媛FCとのこれまでの対戦成績は?
愛媛とは前半戦はホーム開幕戦、第2節に戦っています。その時の観戦記はこちらです。
記事内にもありますが、ハイライトはこちらです。
北川の後半の2ゴールで清水が2-0で勝利。北川のドウグラス(タンキじゃない方)ポーズも飛び出した試合。ホーム開幕戦を見事勝利で収めました。
2016年には2分でしたので、通算成績は、1勝2分になります。
愛媛FCのこれまでの戦績は?
愛媛FCはこれまで6勝7分6敗と五分の成績で勝ち点25で10位。まさに真ん中に位置しています。その中でもホームでは4勝4分2敗と高い勝率を誇ります。
これまでの戦績は以下の通り。
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特に5月に入ってからは4分2敗と6試合連続勝ち無しでしたが、前節の水戸戦で1-0と久しぶりの勝利を収めています。ただ水戸には24本もシュートを浴びて、かなり攻め込まれた中での薄氷の勝利ではありました。ミッドウィークに行われた天皇杯では岡山を相手に7-1と大勝。勢いをもって、ホームで清水を迎え撃ちます。チームのスタッツとしては、以下の通りです。
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攻撃は回数は多いがシュートやチャンス構築率は低く、ゴールは1試合平均1.2となっています。更に問題なのは守備面。被シュート、被チャンス構築率がリーグ最下位。被ゴールも1試合平均1.4と全体で14位。ただ、16節の千葉戦での7失点が重くのしかかっている部分もあり、あくまでも参考値と言えそうです。攻撃関連のスタッツはこちらです。
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気になるのは、ボール保持率が44.4%とリーグ19位。パス数も少なくなっています。一方で守備面ではクリア、インターセプト、タックルなどの数値が高く、H清水戦でもあったように、前線からの激しい守備は健在のようです。
最後に愛媛の得失点パターンになります。
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得失点パターンとしては特に大きな偏りはないですが、清水の得点パターンとして多いセットプレーやショートパスからの失点が多いようです。
愛媛FCの予想スタメンとシステムは?
愛媛FCはここ数試合は4-2-3-1のシステムに固定しているので、清水戦もこのフォーメーションで来ると思います。比較的、メンバーも固定して使っているので次節も前節の水戸戦と同じメンバーを予想します。ただ、少し難しいのは、岡山に大勝した天皇杯の出場メンバーを起用するか否か。特にハットトリックを達成した18歳、高卒ルーキーの舩橋を使ってくるかどうか。磐田のユース出身ということもあり出てきたら嫌な存在ですね。
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前回のホーム愛媛戦からは、GKの辻→徳重、曽根田→石浦の2名のみが変更になっています。また最近では、窪田と茂木がサイドを入れ替え、窪田が基本は左、茂木が基本は右となっているようです。
注目選手ですが、まずはWボランチの8番深澤選手と14番谷本と選手。
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ほぼ全試合Wボランチとしてコンビを組んで出場しており、愛媛の中盤の要になっています。
そして、前回の対戦で、2度決定機を作られたドリブラーの13番窪田選手。
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変幻自在のドリブルで両サイドでチャンスを演出できる選手。最近は左サイドでプレーすることが多く、清水の守備の弱みをついてくる可能性はありますね。
清水の予想スタメンとシステムは?
さて対する清水は、カルリなどの怪我の状態も気になりますが、システムとしては前節に機能した3-4-2-1を、相手は4バックであっても使ってくるでしょう。その中で、まずは前節同様のスタメンを予想します。
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悩ましいのはベンチの顔ぶれ。もし怪我から復帰できるならカルリをベンチに置きたいところ。加えて、天皇杯でプロ初ゴールを決めて、さらに4得点まで取った郡司は、秋葉監督の起用方針を考えると、明日も帯同させるように思います。従って、顔ぶれは、沖、吉田、高木、矢島、郡司、カルリ、タンキでしょうか。カルリが間に合わなければ松崎がベンチ入りとなると思います。
清水はどう戦うか?
まずシステムは、4バック vs 3バックとなり、前節の藤枝戦のようなミラーゲームにはなりません。
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清水の保持・愛媛の前線プレス、清水の保持・愛媛のブロック、愛媛の保持・清水の前線プレス、愛媛の保持・清水のブロック時のそれぞれの4シーンにおいてどのような立ち位置になるのかは、ゲームで注目していきたいですね。
例えば清水保持・愛媛のブロックでは、このような立ち位置になることが多いのではと予想します。
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乾は少し下がる傾向があるので、Wボランチのどちらかが見る。原は偽CBとしてボランチの位置まで上がるので石浦が見るなどです。清水からすれば、愛媛のサイドの窪田、茂木を誰がみるのか。この辺りが鍵になりそうです。前節の水戸戦を観る限りは、愛媛は最終ラインがかなり下がって、PA内に進入を許す回数が多かったようにみえました。清水も北爪・山原が対面する山口・尾崎に対して優位性を築けるのか。この辺りのサイドの攻防が試合の鍵を握ると思います。
また途中からタンキを1トップにして北川をトップ下というオプションや、活きの良い郡司の投入なども面白そうですね。
そして、清水の注目選手を一人あげるとすると、キャプテンの北川航也選手。前節もゴールを決めていますし、愛媛との前回対戦の2ゴールから、今節もゴールを決めて「愛媛キラー」になれるか、是非注目しましょう。
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