イギリスのワーキングホリデー、Youth mobility scheme に参加して疑問に思うこと
まず、2つの点において他の国と事情が異なっているのに、ワーホリのセミナーや体験記ブログなどにおいて、ほとんど述べられていないことがあります。なぜ殆ど誰も言わないのか、特にワーホリセミナーにおいて主催者が述べない理由が良く分かりません。。一応、私が参加したセミナーは、いわゆるワーホリ経験者が経験を伝える、活かすためにボランティアでやってるもので、語学学校に学生を送り込むとその分がその団体に支払われるような営利団体ではなかったです。(そこからは語学学校の斡旋や就職支援はしていないので)
私の考えでは、以下の2点を予め知っていた場合、イギリス大好きな人でない限り、ただ単に英語圏に滞在したいというだけの人は、計画を改めて、他国に変えようとする人もいると思います。
1. イギリスには就職時や部屋を借りる時などにreferenceを求められるという慣習がある。reference: イギリスで務めたい企業に対して履歴書やカバーレターと共に、前職など職歴のある人が、以前の職場の上司などに請求して、確かにそこに務めていたことを示すためにサインなどをもらう必要がある書類のことです。
2. ロンドンでは部屋を探すのがとても大変であるということ。
不動産会社を通すよりも、個人とのやりとりの方が安いことが多いということで、掲示板などを見ていましたが、日本と違って部屋はなかなか見つかりませんでした。何軒か訪問して実際に部屋を確かめましたが(viewingというそうです)、結局話と違っていたり、変な人だったり、向こうから断られたりしました。
で、結局私はホステルにずっといました笑笑 なんだかんだ言って居心地良かったのです笑。きちんと掃除してくれるし、他に滞在した個人経営のホステルと違って、スタッフがとても効率良くしっかり仕事をしていました。このホステルのことはまた後ほど笑
1については、会社によっては求めないですが、大手企業や、お堅い場所であればあるほど求められる傾向にあると思いました。必要ないと言われるのは、カフェなどの飲食店や現金払い可の日払い、週払い制の仕事に限られると思います。短期のイベント(冬だけ大きな公園に作られる遊園地など)のスタッフも応募時に必要でした。リクルーターを通して仕事をする場合も、登録前に何度もやりとりしていて、何にもそんなことは言われなかったのですが、いざ現地の会社に行ってみると、仕事をするときには提出してもらう、と言われ、正直騙された感じがしました。
というのは、やめた会社にわざわざ連絡したくない、という気持ちが強いのでreferenceなんて取りたくないからです。きっとこのリクルーターは、登録する前に話してしまうと会社にも来てもらえないと思い、言わなかったのだと思いますが、こんな制度、私はとても好きになれません。
まだ謎な部分が多いので一概にダメだ!とは言い切れませんが、今現在の段階で持ち合わせる知識で考えると、プライバシーの問題や、そもそもresumeの内容をそのまま信用してくれない理由について、色々考えます。かつて嘘の経歴を書く人が多かったのでしょうか。。
今その人がいる場所を、何故前の職場の人に教えなければならないのか、良く分かりません。リクルーターは「テンプレートにサインをしてもらうだけだ」と言いましたが、そうだとしても、日系企業で海外とあまり繋がりがない企業に勤めていた人は、この書類についてしっかり説明しなければならないと思います。
ロンドンにいた時にリクルーターを通して一時的な仕事を得るためにこれを取ったと言っていた人がいましたが、それはロンドンにある日系企業でした。もしかしたら一部の世界の常識なのかもしれないのですが、少なくともカナダではこういうことはないと思います。(私はカナダのワーホリビザも取得していたので、そちらも情報収集していました笑)
ちなみに、ロンドンで知り合った台湾の人も、台湾にもそんな制度ないと言っていました。
ということで、乞食が多いことと関連してるのか、階級社会だからなのか、全然関係ないのかわかりませんが、今後もこういう「そこでは常識」「地元の人は知ってる」みたいな情報に気をつけて色々集めていきたいです笑
騙されたとか言いましたが、まあいい勉強になりました笑笑
今回行かなければ私の中で、イギリスはただ単にご飯がまずい国でしょ、くらいの意味合いしかもたない場所だったからです笑
今ではイギリス英語を話す人の声を聞くと、とても温かい気持ちになります。イギリスが話題のニュースは原文でしっかり読みます。
例えば、tubeのアナウンスをしていた人が亡くなったニュースなんか、中々衝撃的でした。彼の声はとても印象的でした。mind the gapのpの音が発音されないんです(聞いてみて下さい笑)
かわいい発音、濁らない音。そしてみんな親切でした。ご飯のまずさなんか関係ありません。(イギリス料理が味がないだけで、他の移民の方の料理は概ねおいしいですし、食べるものがなけりゃ材料は大体あるので自分で作ればいいんです笑)
ありがとうイギリス!ありがとうロンドン!!
また是非行きたいです。
ではまた!
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