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パイログラフィーにカラーソフトを載せる:サマンサ・ノーベリー

パイログラフィーの絵にダーウェントの色鉛筆を加えるのは初めての試みです。このプロジェクトでは、ダーウェント・カラーソフト鉛筆を使って、抱き合う2匹のオランウータンをモチーフにした作品を作ることにしました。

以下は、その制作方法です。

木の表面の下地処理

なめらかな描画面を得るために、まず木にやすりをかけ、軽く水をかけて乾かし、それを繰り返します。

こうすることで、木目を浮き上がらせ、最終仕上げ(ニスなど)をするときに、木目がすでに浮き上がり、サンディングされているため、余計な「浮き上がり」が発生しないのだそうです。

下地処理とサンディングが終わった木材に、イメージの大まかな輪郭を描きます。

輪郭を描くときに、最も目立つ部分をマークしておくと、全体のバランスが取りやすくなり、図面を読みながら正しい位置に配置することができます。

輪郭を描く

いよいよ焼き付けです。鉛筆で描くのとほとんど同じです。つまり、シェーディングの原則は同じで、線の方向も考えなければなりません。

これは、ダーウェントのカラーソフトペンシルで色をつけるところまでの経過です。


さて、この段階で私は最終的なパイロの作品にかなり満足していたのですが、まだ完成していません!

この作品は、私のパイログラフに色をつける初めての試みでした。私はもう何十年も絵を描いていて、ダーウェントの鉛筆の能力を完全に信頼していますが、時には私の情熱と思い描いたものが一致しないこともあります。

しかし、いつもと同じように、鉛筆の表面へのなじみやすさにはがっかりさせられませんでした。木に焼き付けられた細い線は、小さな溝を作り、まるでエンボスツールを使ったかのようでした。

この鉛筆は、柔らかくて、しかも芯が出やすいので、紙に描くような感覚で使うことができます。パイログラフィツールで作った「エンボス」ラインを埋めたり、その周りに軽くレイヤーを重ねたりしながら、必要な部分をぼかしていきます。

まず、かなりブロック状に色を塗って、トーンダウンするためのベースカラーとして...。

カラーソフトペンシルを下地として加える
細かいディテールを追加していく

さて、鮮やかな色彩はもう少しなじんできました。あとは、ほんのわずかなハイライトを加えるだけです。パイログラフィーとカラーソフトペンシルを使った私の最初のプロジェクトは、成功したと思っています。

完成品 - 「抱擁」

さあ、完成です。タイトルは "Embrace"(抱擁) - 20″ x 12″です。
パイログラフィーのキットを使って描き、カラーソフトペンシルで仕上げました。

このブログを提供してくださったサマンサ・ノーベリーさんに感謝します。彼女の作品は、ウェブサイトFacebookInstagramでご覧いただけます。