見出し画像

【イベントレポート】NINNO Tech Fest×Niigata5分Tech×DERTA Gig 合同LT大会

こんにちは、株式会社DERTA Gig学生運営メンバーのらびです。

2024年12月27日(金)、新潟のエンジニアが集まるコミュニティNINNO Tech Fest、Niigata 5分Tech、DERTA Gigの3者が共同で企画した合同LT大会を開催いたしました!
※LTとは、Lightning Talkの略で、短いプレゼンのことを言います!

普段は別々のコミュニティで活動している新潟のエンジニアたちがNINNOに集結🤝
LT登壇者はなんと... 20名!「今年をみんなでふりかえろう」をテーマに、それぞれが5分間の持ち時間で、この1年の成長や発見を熱く語りました。

それでは、熱気あふれるイベントの様子をお伝えしていきます!🔥


イベント概要

【日時】
2024年12月27日(金) 19:00~21:00
【場所】
NINNO
【参加費】
500円

詳しくは申し込みページをご確認ください。
https://ninno-tech-fest.connpass.com/event/336632/

参加団体・コミュニティ紹介

NINNO Tech Fest

新潟県最大のイノベーション施設 NINNO における任意の場です。
新潟県に関わる人もそうでない人も交流し、発見し、気づき、未来のためにテクノロジーで「おもっしぇえ」ことをしようと考えるオープンな交流の場です。
開催は月に1~2回を目処に行っており、参加者みなさんの意見を参考に毎回テーマを設定しています。

Niigata5分Tech

新潟にいるエンジニアや学生、教員など様々な技術に興味がある方の交流とアウトプットをすることを目的とした勉強会です。

DERTA Gig

DERTA Gigは、テクノロジーを通して未来をつくる「クリエイター」を輩出するコミュニティです。エンジニアを含むクリエイターを対象に、新しい技術や事業作りを学ぶための実践・学習・交流イベントを行っています。新潟県からの受託を受けて、2022年から株式会社DERTAが運営しています。

オープニング

イベントは、Niigata5分Tech実行委員の高橋さんの開会挨拶からスタート。乾杯と共に、LTの時間制限やルールが共有されました。

LT大会スタート🎉

総勢20名による「今年をみんなでふりかえろう」をテーマとした合同LT大会がスタート。参加者は、このようなテックイベントに参加し始めてまだ日が浅いという方から、全国各地のイベントで登壇経験がある方まで、多様な背景を持つ方々が登壇されました。年末の帰省のタイミングを狙って開催したため、県内の方だけではなく、県外のエンジニアさんにもお越しいただきました。

発表内容は、PMやCTOへのキャリアアップ、新技術への挑戦、技術書典に向けた執筆など、エンジニアとしての成長を語る発表が目立ちました。また、エンジニアリングの話題だけでなく、ラーメンをテーマにしたLTを行う方も。ユニークなお話と独特の切り口で、会場を沸かせました。

個人的に特に印象的だったのは、PHP勉強会in Niigataの運営メンバーの一人であるakshimoさんのお話。今後コミュニティを運営する上で大切にしたいこととして、「持続可能性」と「多様な参加者の受け入れ」を挙げており、「このコミュニティを、閉じられた世界(Closed world)から飛び出すための最初の一歩となる場にしたい」という熱意あふれる思いを語られていました。本イベントの主催であるエンジニアコミュニティに加え、新潟に情熱的なエンジニアコミュニティが数多く存在することを知り、とても心強く感じました。

DERTA Gig運営メンバーからは、竹内謙太さん、田邉翔平さん、河合祐弥さん、レポートの筆者であるらびが登壇。4人の発表内容を簡単にご紹介します。

竹内さんは、職位や働き方の変化を振り返りながら、今年の活動をテーマにお話されました。具体的な経験をもとに、仕事への向き合い方の変化や成長が共有され、参加者の共感を呼ぶ内容でした。

田邉さんは、自身が執筆した「マッチングアプリ個人開発したら逮捕されかけた話」という記事について語りました。この記事がX(旧Twitter)でバズり、Abemaの報道番組「AbemaPrime」に出演したエピソードも披露。田邉さんの記事を見たことがある参加者も多く、発表の冒頭から「あの記事の人だ!」と盛り上がりを見せていました。
【マチアプ規制】逮捕を恐れてリリース断念…必要な規制は?SNS年齢制限の方が必要?|アベプラ

河合さんは、自身が開発した新潟大学の学生向け授業レビューサービス「ガタレビュ!」について発表されました。現在ユーザーが約6000人、レビューも300件ほど投稿されているというこのサービス。順調に運営されていましたが、過去問のアップロード機能をプロトタイプに実装している際に過去問が著作物に該当するため法律的にNGであることが判明。リリース予定だった機能を削除したそうです。この経験を通じて、田邊くんと同じく、開発前に法律を確認する重要性を学んだそう。今後は「新潟大学で代々使われるサービスにする」という目標を掲げ、さらなる発展を目指しているとのことです。

私(らび)は、インターン経験で遭遇した、忘れられない瞬間についてお話ししました。ある大学で講義アシスタントを務めていた時のことです。ちょうどその日は、ノーベル物理学賞の発表のタイミングと重なりました。今回特筆すべきは、受賞者が従来の物理学分野ではなく、機械学習の基礎研究に貢献された方々だったことです。さらに驚いたことに、私がアシスタントを務めていた講義の教授も、機械学習の基礎研究の第一人者。受賞者と同じ分野で研究されていた方でした。講義の終わりには、教授から受賞者との思い出話や、研究者としての横顔など、貴重なお話を伺うことができました。まさに歴史的な瞬間に立ち会い、第一線を走っていた研究者から直接話を聞けるという、得難い経験となりました。

クロージング

最後に、各コミュニティの代表メンバーがステージに集まり、今回のイベントを振り返りました。今回のような3者での合同イベントは初めての試みだったそうですが、それぞれのコミュニティの相乗効果で、予想以上の参加者が集まったといいます。同じエンジニアコミュニティでありながらも、参加者の属性が少しずつ違うため、各自の発表を聞いているだけでとても刺激的であった本イベント。こういった合同イベントは今後も積極的に行い、参加者に多様な交流の場を提供していきたいとのことでした。

まとめ

新潟を拠点に活動するエンジニアコミュニティの新たなつながりを生み出した今回のイベント。LTでは、多彩なトピックが発表され、終始活気に満ちた雰囲気の中で進行しました。特に、技術コミュニティや勉強会の重要性について、多くの学びや気づきを得る貴重な機会となりました。

ご登壇いただいた20名の皆さま、そしてご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
DERTA Gigはイベントを定期開催しております。イベント告知はDERTA CommunityのXで行ってまいりますので、ぜひフォローいただけると嬉しいです。

DERTA Community X(旧Twitter):
https://twitter.com/niigata_DERTA

次回イベント

■【DERTA Gig vol.17】長岡の学生起業事例から考える"若者が挑戦し続けられる地域"とは

若者が挑戦するなら、今「長岡」がアツい?

新潟県内で注目を集めるスタートアップの創業者の多くが長岡の大学・高専出身者。また、2018年度から長岡市がスタートした学生起業家補助金制度は、これまで21件の起業を生み出し、CLIP長岡ではこれまで300件の起業創業を実現するなど新たな起業家も続々と誕生しています。

こういった背景には、長岡市独自の支援制度の創設、シリコンバレー発の起業プログラムの誘致、4大学1高専が集積する高度な技術基盤など、さまざまな要因が考えられますが、具体的にどんな仕掛けや土壌が若者たちの挑戦を後押ししているのでしょうか。

本イベントでは、長岡で活躍する若手起業家、支援機関の専門家、教育現場の最前線で活躍する方々を招聘。長岡の起業環境の「今」を、実際に活動する方々の生の声からひも解いていきます。

レポート執筆担当:

らび / @rabinosuke_
山形県米沢市出身。開志専門職大学 情報学部 AI・データサイエンスコース4年生。大学2年次に南魚沼市のIT企業でDXコンサルタント業務を経験し、その経験をもとに新潟のDX推進に特化したポッドキャスト番組「NXラジオ」を配信中。株式会社DERTA インターン生。DERTA Gig 学生運営メンバー。2025年4月から株式会社ブレインパッドに新卒でカスタマーサクセス職として入社予定。

いいなと思ったら応援しよう!