見出し画像

【イベントレポート】DERTA Gig vol.15 学生エンジニアコミュニティ Meetup in Nagaoka

こんにちは、DERTA Gig学生運営メンバーのりなです。

2024年11月17日(日)、エンジニアを含むクリエイターを対象に、カジュアルに情報交換・交流をするミートアップイベント(勉強会&交流会)DERTA Gigを開催いたしました!

今回のイベントテーマは、新潟県内の学生エンジニアコミュニティがそれぞれの活動内容を紹介するLT会
※LTとは、Lightning Talkの略で、短いプレゼンのことを言います!

新潟県内には多くの学生エンジニアコミュニティがありますが、普段は他校や他地域のメンバーと直接交流したり、情報交換をしたりする機会が限られています。
そこで今回は、他のコミュニティがどんな活動をしているのか、どんなメンバーがいるのかといった話をざっくばらんに交換しました!

イベント当日の様子をみなさんにお届けします🤲



イベント概要

【日時】
2024年11月17日(日) 15:00~17:30(受付開始14:30-)
【場所】
米百俵プレイス ミライエ長岡 3F ミライエハウス
https://miraie-nagaoka.jp/
【参加費】
無料

詳しくは申し込みページをご確認ください。
https://ddd-ng.connpass.com/event/334714/


オープニング

いつもは新潟市でイベントを開催することが多いDERTA Gigですが、今回は初の長岡開催!そのため、参加者のうち7割がDERTA Gig初参加の方々という、フレッシュな雰囲気の中イベントがスタートしました。
本日のファシリテーターはDERTA Gigコミュニティマネージャーのオハナさんと運営メンバーの私。この二人から、DERTA Gigの活動内容や今までの取り組み、本日のイベントについての説明がありました。

説明が終わったらイベントのルールを共有して、さっそくLTタイムに移ります。
ルールは、LTや交流を楽しめるような下記のものを設けました。 


LTタイム

五十嵐幸多 さん|長岡高専ロボティクス部

2023年度のロボコンの全国大会にて、優勝よりも名誉だと称される「ロボコン大賞」を受賞した「長岡高専ロボティクス部」。五十嵐さんとその他のメンバーのロボコンにかけている熱い想い、悔しい経験などを語っていただきました。
特に、NHKのロボット競技番組「魔改造の夜」に出演したときのお話は、会場から「おお〜」と声が上がるほど盛り上がりました!


浅見 圭祐 さん|長岡技術科学大学 技大祭情報局ブランド「NUTMEG」

技大祭の運営に利用されるアプリケーションやシステムなどの開発・改良を推進し、技大祭運営のDX化を推し進めている「NUTMEG(ナツメグ)」。ソフトウェア担当やハードウェア担当などさまざまな分野ごとに細かく開発チームを設けることで、メンバーの得意分野を活かした開発を可能にしているとのことでした!

また、組織運営についての質問に対して、関わる全員が「技大祭の運営をよりよくする」という共通認識を持ちしっかりとゴールを設けることで、どのチームも滞りなく開発を進めることができるとおっしゃっていました。


須貝龍太朗さん|Phoenix Robots

長岡でのロボット操作体験会など地域に根付いた活動も行いながら、ロボットのe-スポーツと称されるロボット競技「RoboMaster」の世界大会に出場するなど幅広く活動し、「新潟から世界へ」というスローガンを体現している「PhoenixRobots(フェニックスロボッツ)」

長岡高専や長岡技術科学大学に加えて、県外の大学の学生も所属しており、活動を開始した2020年から年々活動の幅を広げてきました。
特に、「RoboMaster」に関する高度な技術のお話企業・団体からの協賛・後援についてのお話は、参加者も興味深々で聞いている様子が伺えました。 


新藤紘之介さん|DERTA Gig運営メンバー

エンジニアを含むクリエイターを対象に、新しい技術や事業作りを学ぶための実践・学習・交流イベントを月1で行っている「DERTA Gig」。新潟県からの受託を受けて、2022年から株式会社DERTAが運営しており、今年で3年目の取り組みです。DERTA Gigでは、運営主体となる株式会社DERTAのメンバーの他に、運営メンバーとして7名の学生が関わっています。今回のLTでは、新藤くん自身がGigの運営メンバーとして活動していく中での気持ちの変化や、今後の展望をお話ししてくれました。

一番印象的だったのは、「DERTA Gigを通して、尊敬できる他大学の学生や新潟のかっこいい大人と出会えたことで、『いつか新潟でも活躍したい』という想いが生まれた」というお話です。自分の持つIT・エンジニアリングスキルを生かせる環境で働きたいと考えている学生は特に、地域よりも首都圏に意識が向いていることが多いように感じますが、地域で活躍するさまざまな方との出会いによって生まれた新藤くんのアツい想いに、参加者の皆さんはじっくり耳を傾けていました。


河合祐弥さん|新潟大学プログラミングサークル「PLOT」

 新潟大学でプログラミングやエンジニアリングに興味がある学生が集うサークル「PLOT(プロット)」。総合大学のサークルだからこそ、工学部など技術分野を学ぶ学生だけでなく、経済学部や医学部など、さまざまな学部の学生が集まることが特徴だといいます。

今回のLTで参加者からの反応が良かったのは、発表者である河合くんと代表の田邉くんが開発したアプリについて。河合くんが開発したのは、新潟大学の学生が授業のレビューを書き込み・閲覧できるサービス「ガタレビュ!」。田邉くんが開発したのは新潟大学の学生同士のマッチングアプリ「Sinder」です。

河合くんが開発した「ガタレビュ!」は、現在ユーザーが約6000人、レビューも300件ほど投稿されているそう。履修登録の時期を狙って学内で大量のチラシを配るなど地道な広報活動を行い、徐々に利用者を増やしていったそうです。また、田邉くんが開発した「Sinder」については、ご自身が執筆した「マッチングアプリ個人開発したら逮捕されかけた話」という記事がXでバズり、なんとAbemaの報道番組AbemaPrime」に出演したそう。会場はどよめきとともに「すごい!」と大変盛り上がりました!
【マチアプ規制】逮捕を恐れてリリース断念…必要な規制は?SNS年齢制限の方が必要?|アベプラ


古賀真之介さん|開志専門職大学エンジニアサークル「PACKER」

開志専門職大学の学生を中心に、エンジニアリングに興味がある学生が集まる「PACKER(パッカー)」 は2023年に結成され、他の団体と比べて若めなサークル。PACKERという名前に込められた想いや、これまでの活動内容、今後の展望などをメインにお話しいただきました。

特徴的な活動内容として、新潟大学のPLOTや新潟市の企業など、学外のエンジニアリングサークル・企業と合同でLT会を開催するなど、学外のコミュニティと活発に交流を図っている様子を紹介し、他のサークルに刺激を与えてくれました。
 
各発表のあとには質疑応答の時間も。どの発表に対しても質問の手があがり、LT内容についての理解をより深める時間になりました。


アイスブレイク・交流会

各団体について知ることができたLTのあとは、より深くお互いのことを知るために、アイスブレイクを挟んだのち交流会を開催しました!
アイスブレイクは「つみき式自己紹介」で、メンバーのそれぞれの学校の特色を紹介しながら自己紹介をし、少し緊張気味だった雰囲気がほぐれました。

交流会は、参加者が自由に会話できるオープンな形式で設計。初対面の人が多い中、アイスブレイクで話した内容を掘り下げたり、LTで興味を持った話題について質問したりと、活発な対話が交わされ、会場は大いに盛り上がりました。

 


懇親会

イベント終了後は別会場(Defiance Books)にて懇親会を開催しました。懇親会では(株)未来サポートの矢澤さんにご用意いただいた美味しいお料理をみんなで囲み、交流会よりもリラックスした雰囲気で親睦を深めました。

最初は緊張気味だったメンバーも、交流会で話せなかった人に自分から話しかけに行ったり、「今度一緒にLT会やりませんか?」と他の団体に提案したりする様子が見られ、参加者同士のコミュニティの垣根を超えた交流がたくさん生まれました。

 


まとめ

今回のイベントは、新潟県内の学生エンジニアコミュニティのつながりを生み出すことができた非常に有意義なイベントでした。LTによって各団体の活動内容を一挙に知り、交流会・懇親会で気になったことをより深堀りすることで親睦を深め、ここでの出会いから更なる発展が生まれる気配を感じました。ご参加いただいた皆さん、誠にありがとうございました✨

DERTA Gigはイベントを定期開催しております。イベント告知はDERTA CommunityのXで行ってまいりますので、ぜひフォローいただけると嬉しいです。

DERTA Community X(旧Twitter):
https://twitter.com/niigata_DERTA


次回イベント

■【DERTA Gig vol.16】首都圏×地方。二つの魅力を両立する"越境型キャリア"を考える

かつては「都会か地方か」の二者択一だった生き方が、リモートワークや兼業・副業の浸透により、今や両方を享受できる時代となっています。
首都圏企業の給与水準を維持しながら、豊かな自然に囲まれた地方で暮らす。都会で築いたキャリアを活かしつつ、地域の仲間とプロジェクトを立ち上げたり、趣味や地元の美味しい食事を楽しんだり。「首都圏と地方、二つの魅力を同時に手に入れる」という働き方に、あなたも憧れたことはありませんか?

本イベントでは、実際に首都圏企業と繋がりながら新潟でも活躍するクリエイターと、将来のキャリアプランを検討中の学生をパネリストに招聘し、世代や立場を超えた対話を通じて「首都圏と地方、二つの魅力を同時に手に入れる"新しい働き方"」について考えます。


■NINNO Tech Fest×Niigata5分Tech×DERTA Gig合同LT大会

新潟の技術系コミュニティ3者がコラボし、合同LT大会を行います!LTテーマは「今年の振り返り」。LT枠に加えて、観覧のみの枠もございますので、お気軽にお申し込みください。


レポート執筆担当:

りな / @ohganeriiina
沖縄県出身。長岡造形大学造形学部建築・環境デザイン学科4年生。2024年1月よりDERTAインターン生としてジョイン。「人の動きを考えること」に興味があり、まちづくりやコミュニティデザインを勉強中。


いいなと思ったら応援しよう!