インプットの量を増やしアウトプットをこまめにして効率的に記憶を定着
デルマ侍でし。あ、まちがえた。
皮膚科専門医試験対策について記事を書いています。
専門医試験は、国家試験の先にある、専門医のラインセンスをとるための試験ですが、覚える知識が膨大すぎて本当に大変です。今でも苦労しています。
そんな中、少しでも記憶を定着させるために自分が行っていることをお話しします。
みていきます。
アウトプットをする
試験勉強をしていれば、インプットは十分されていることでしょう。大事なのは、アウトプット。知識は、インプットして、アウトプットするというフローを作ることで循環し、記憶として定着していきます。
アウトプットのおすすめは
・人に話す
・暗唱する
・紙に書き出す
人に話す、というのは、外来や病棟で看護師さんと話したり、初期研修医がついていれば研修医に仕入れたばかりの知識を噛み砕いて説明してみたり。
該当する疾患があれば、ここぞとばかりに患者さんにもわかりやすくお話ししてみてもいいかもしれません。
専門医試験の勉強なんだから、看護師や患者に説明してもしょうがない!?と思いますか?そんなことないんです。実は、大事なエッセンスをわかりやすくあまり其の分野の知識がない方に説明するときって、自分が+2割〜+3割の強固な知識土台がないと説明できないのです。わかりやすく説明しようとすればするほど、自分はさらに詳しくないとできないもの。喋っているうちに、記憶が定着するのも実感でき、覚えやすいです。
試験を受ける同期でLINEグループがあれば、勉強で得た知識をわかりやすく共有してもいいかもしれません。
あんまり喋る相手がいない方もおられるかもしれません。其の場合は暗唱するか、紙に書き出す方法がおすすめです。
例えば教科書で梅毒の項目を読む。過去問を数問解く。そのあと一度ページを閉じて。勉強したことを空で言ってみる。紙にまとめて書き起こしてみる。
インプットしたつもりでも意外とできないんです。これを繰り返すとかなり深いレベルで覚えてきます。
インプットの量を増やす
ふとした空き時間にもインプットをするのがお勧め。
よくあるのは、トイレにまとめノートの紙をはる、ですが、紙にまとめる時点でアウトプットをしているので一石二鳥です。
自分はスクワットしながら、歯磨きしながら、髪を乾かしながら、もインプットしたりします。
仕事中、特に外来のお勧めは「今日の治療薬」を開いて、隙間時間にのぞくこと。
本がなければカルテのDI情報でもいいと思います。
とにかく、インプットの量を絶対的に増やす。量が増えればそれだけ覚えられます。
頑張りすぎない
でも頑張りすぎて嫌にならないでくださいね。まだ試験までは時間がありますので、個人個人違うとは思いますが、詰め込みすぎて糸がぷつっときれてしまっても困ります。細く長く継続してインプット・アウトプットができるとよいとおもいます。
勉強したことは自分の血となり肉となる
専門医試験勉強、つらいんですけど、めちゃくちゃためになりました。試験後、自分は試験勉強をする前の2-3倍以上知識がつきました。さらに、診療での見え方が全然違うのを心底実感しました。
「あの患者さん、もしかしたら●●だったかも・・・」
「この検査してみればよかった・・・」
そんな振り返りもありました。
勉強したことが日々の診療で役に立つ。こんなにお得なこと、ないと思います。
おわりに
つたない日本語でごめんなさい。今日は自分なりの勉強のあり方について書いてみました。お読みいただきありがとうございました。
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noteの目次作りました。
またお読みいただけると嬉しいです。