9月乾燥の始まり
8月まで暑く湿度の高い日が続いたけれど、
9月になって秋雨の影響もあり涼しい日が続いている。
過ごしやすい季節になった一方で、雨天が多いにも関わらず湿度が下がっている。
アトピー性皮膚炎、乾燥肌/魚鱗癬などで受診されている方々で、
乾燥にともない、かゆみや皮膚炎が気になりだした。
汗にともなう汗もが楽になったと思ったら、今度は乾燥だ。
そろそろ、保湿のシーズンが訪れた。
皮膚の表面がカサカサすると、かゆみ神経も敏感になってくる。ひっかくとヒリヒリしたりジクジクしたり生活に不便が生じる。
皮膚炎に対する外用治療薬のほかに、
保湿剤で皮膚のカサカサを予防・保護していくだけでも落ち着くことも多い。
保湿剤にはワセリンのようなベタベタする油性のものから、伸びのよいクリームやローション、泡タイプなどがあり、使いやすいものを症状、部位や季節に応じて使い分けることも大切だ。
寒暖差が大きいためか、蕁麻疹の患者さんも増えている気がする。