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4.治療(ステロイド外用)からみた鑑別

こんにちは、デルキンです。

皮膚科医はステロイドを多用します。ステロイド医者と言ってもいいくらいかもしれません。

糖尿病内科医がインスリン・降血糖薬で血糖を調整するように、
循環器科医が抗凝固薬で血液サラサラレベルを調整するように。

低血糖を起こして倒れてしまっては困ります、
出血を起こして止まらなくなってしまっては困ります。

皮膚科医は、ステロイド外用薬を基準に、副作用に注意したり、ステロイドを使うべき疾患なのか判断しながら治療にあたっています。

ステロイド外用で良くなるか、変わらないか(無効)、悪化するかの3つを知っておけば、専門外の医療者でも基本的な皮膚疾患への初期対応をやりやすくなるのではないでしょうか。

ステロイド外用が有効かどうか。
深さや成り立ちで考える。

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図で示してみます。

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