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自分の見たい世界を生み出す人

先日アップした「社会起業家・社会課題ってなんだろ」の記事を見てくれた若い友人から、こんな言葉をいただいた。
社会起業家ってなんなんだという私の問いに、彼はこういった。
「自分の見たい世界を生み出したい人だと思ってます。反語として社会課題があるみたいな。(見たくない社会を変えたい)」

そうだ、私は何かの課題を解決したい訳でもなく、自分のみたい世界を自由に生み出したい、そう思って働き続けてきた気がする。
会社にいても、役職なんてものはどうでもよくって、やりたいことをやる、結果そのためには前に出て進める必要があっただけだ。
(思えばやりたい言ったことをダメだと言われたことはないという、なんと幸せな環境だったことか)

ずっと「自由と責任はセット」だと言い続けてきた。
人からあれこれ言われず、好きなことを好きなようにやる!
それには、当然責任もセットでついてくる。
やり抜く力が必要になる。
若い頃は、感覚と勢いだけで突き進めたけど、だんだんとそうはいかなくなってきた。
組織においては、上司や役員会を説得する力(ノウハウな気がするw)がどうしたって必要だった。

いつしか私の役目は、役員たちの方針を現場には元気でポジティブな言葉で伝え、現場の子たちのやりたいことは、役員向けに通訳するようなことになっていた。
実際「アガる!」の定義を役員会向けの資料をつくったこともある。
(その時点で相当アガらないけど)

みなくない社会、それは女子が小さく諦めていく社会。
それを変えるのはとっても大変だし、そもそも社会の構造から変えない限りは無理。
何なら生きている間は無理かもしれない。

ならば、グリーディーという小さな会社、社会で実現していくしかない。
順調(に見えていた)なキャリアを手放してまで、わざわざ大変な起業という道を選んだのも、結局自分のやりたいようにやりたかったんだろうなと思う。
少なくとも今、置きにいくような企画は出さないし、メンバーとともに目指したい未来を語る時間はとても大切で愛おしい。

去年の年末にメンバーからもらった嬉しかった言葉がある。
「進めるプロ!」
色んなことが今、繋がっていく感覚がある。

「自分が見たい世界を生み出していく」
誰かと比べることなく、在りたい自分に素直に、私なりのきれいごとを言い続けていこう。
地方でも女性がクリエイティブに働く世界を目指して…

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