ディレイラーハンガー
リアスプロケの大型化に伴いリアディレイラーはロングが主流になっている。
105の試乗車を乗ったのだけど・・・
長すぎないかい??
オッサンは「タツノオトシゴ」と呼んであのフォルム、流線美が好きだった。
ショートの込み入った感じの作りが好きだった。
それが今のロングは無駄に長く格好悪い、50Tでもつけるんか!?
確か今の最大は51?DEOREの12速。
フロントインナーより大きい(笑)
流石にそれは付けないにしても格好悪すぎる。
今回悪態をつくには一つ理由があります。
土曜日に行った試乗会で借りた車体、午前中早々に落車したらしい。
試乗会で落車?そんな人は自電車そのものを乗ってはダメな人です。
で、その車体で走り出した私。
105も良くなったなー、でもなんか変則の音が響くなーって思いながらフロントをINに落とした瞬間に嫌なチェーン音と同時にクランクが固まる。
リアディレイラーが後輪に嵌ってる、しかもあり得ない位置で。
幸いにも10キロ位の速度で態勢や車体剛性、105の性能を確認していたので大事故には至らなかった。
自身では一度も経験したこと無いディレイラーハンガー折れ。
そこで改めて見るとても長いディレイラー。
いやーこれは普通に変速してるだけでも負荷凄いだろと。
あんな長いやつ間違って倒しただけでもすぐ曲がるわ。
自転車の中で一番脆い部品と言われるディレイラーハンガー。
昔の直付けが懐かしいなーなんて思っていたのですが・・・
地獄が待っていました。
当然ながら自走できない。
スタート後1キロ位の地点、一周は4キロ。
後輪が路面設置しないように注意をして走ってきた道をブースまで押して戻りました。
午前中とはいえ炎天下、日陰なんてまるでない試乗コース。
最近のロードは軽くなっているとはいえ、前輪は回るとはいえ・・・
後ろ半分持ち上げて歩くのは罰ゲームです!
両輪が回ればサドルだけで押してハンドル触れなくても楽に操縦できます。
しかし後輪を上げた状態での操縦はハンドルが暴れる。
担いだ方が楽な気がするが炎天下、だけど半分以上担いだ気がする。
プーリーは割れた(折れた)事ありますが、あれは最悪両方折れなければ何とかなります。
最近は落車するような事態には陥ってませんが
軽さ=脆さ
である事には変わりません。
今回の105とは関係ありませんが個人的に「ある〇てぐら6800」シリーズは欠陥品だとも思ってます。
クランクが割れたんですよ、2本も!
初期ロットだけの問題かもしれませんけど。
長らくカーボン乗ってますがタイヤ外した時はプラハンで軽ーく各所叩いて響きを確認します。
割れや劣化があると響きが微妙に違ってきますので。
良いお店では旧モデルのカーボンフレームでメーカー毎の振動を確認させてくれますよ。
各メーカーそれぞれ特徴があり驚きます。