デレマスで蔓延る不正行為「票交換」
今年は、アイドルマスターシンデレラガールズ及び、アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージで<第9回シンデレラガール総選挙>と<ボイスアイドルオーディション>という2つの選挙イベントが行われている。
この2つの選挙の違いについて簡単に趣旨を説明すると、
総選挙が200人近いキャラから「シンデレラガール」に相応しいのは誰かを決めるもの、
一方のボイスオーディションはシンデレラガールズに登場するキャラのうち声優がいないキャラクターに声優を付けるというものだ。
つまり、担当アイドル(推しメンの事、以下担当と略す)のすべてに声優がいるプロデューサー(プレイヤーの事)や担当はいるがシンデレラガールには興味がないと考えるプロデューサーは票を入れる対象がいない、又は改めて考えなければならないという状況が発生するのだ。
そこで、そのような票の入れ先が未確定なプロデューサーに向けて、一部のプロデューサーは自分の担当アイドルを推すためにSNSや動画サイト等で宣伝となるような投稿をしている。この活動がシンデレラガールズの選挙イベント中における一番の盛り上がりといってもいいだろう。
ただ、担当の応援方法も近年では過激ともいえるものが行われることもある。例えば、去年の第8回シンデレラガール総選挙では海外の著名な声優に金銭を払い宣伝用メッセージを受注したり、Twitterのプロモーションツイートに宣伝を載せるなどがあった。
それもあってか今回、新たに投票イベントのページでは
・総選挙への投票にあたり、コンテンツ外で、総選挙の順位に影響を及ぼすような金銭の授受を伴う過度な応援活動はお控えいただきますようお願いいたします。プロデューサーの皆様の清き一票をお願いいたします。
上記のような記載がなされた。その効果もあったのか、投票券の販売方法のためか、新型コロナウイルスの影響かは不明だが、4/26現在では筆者が知る限りでは動画サイトでの広告を除き去年のような金銭を伴う過激ともいえる応援活動は行われていない。
しかし、今回は去年とは違う点で、そして明確にルール違反となる形で応援活動が行われている
それが、「票交換」である
先述のとおり票の使いみちを特に決めていないプロデューサーが存在する、そしてその中には「総選挙に入れる」けど「ボイスオーディションには入れない」という人やその逆となる人がいる
そこでその立場の真逆な2者で票を(実質的に)交換し、投票しようというのが「票交換」である。
これをお読みの方の中にはこれを「上手い」と思ったり既にしているというのもいるかもしれない。だがここでモバゲーとデレステの利用規約を今一度読んでほしい
まずはモバゲー(スマートフォン推奨)
以下の行為は禁止させていただいており、これらを確認できた場合には、事前通知なしに記述削除やご利用停止させていただく場合がございます。
・ゲーム提供者が提供するトレード機能以外を用いてのゲームアイテム等の交換、およびそれらを募る行為
そしてデレステ
・アカウント(プレイデータを含みます。)を譲渡、貸与、交換、売買、共有もしくは質入する行為
そう、「票交換」のような公式のトレード機能を用いない交換行為やそれを募る行為は禁止されているのである。
選挙企画というイベントはCD発売や声優の付与など大きくその後の展開に関わるものである。それだけにコンテンツを楽しんでいる者としては不正に動いた票が結果に反映されないでほしいと切に願っている。
もし、「票交換」を行うようなプレイヤーを見かけた際はモバゲーでは個別の通報、デレステでは問い合わせより不正行為の報告が可能であるのでそれをもとに運営へ対処を仰ぐことがプロデューサー各自で出来る。
これは推測でしかないが、モバゲー・デレステ共にTwitterとのツイート連携があるので投票ツイートに載った投票時間、投票アイドル、プレイヤー名等の情報によりゲーム内アカウントとの紐付けは可能であると思う。
最後にそのリンクを以下に貼りこのnoteを終える。
モバゲーでの個別通報(スマートフォン推奨)
デレステ(App Store版)
デレステ(GooglePlay版)