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恵方巻きをかく語りき

   いつの頃だったか、節分イベントは豆まきだけだったはずが、恵方巻きも食すというイベントに昇華された。
    どっかの企業が仕掛けたのか、元々どこかの地方にあった文化が広まったのかは、正直どうでもいい。

   とにかくあの食べ応えある太巻きを食べたい!

   幸運が舞い込む方角を見て食べるとか、そんな作法はぶっちゃけ知ったこっちゃない。
    とにかく食べたいのだ!
    海苔と酢飯の上に何種類かの海の幸を中心にして敷きつめ、そのまま手のひらで包み込むような大きさで巻く。
    海苔も酢飯も海の幸も大好きな私にとっては、とてもテンションが上がる食べ物。それが「恵方巻き」だ。
    一月も中旬になると、寿司屋やスーパーで恵方巻きの予約販売の広告が、写真付きで店内に貼り出される。

      罠でもいい!  罠でもいいんだ!

   というわけで、私は家に寿司屋とスーパーの広告を持ち帰り、テーブルの上に並べて「恵方巻きはどこで買うか?」と腕組みしながら見比べて考えた。
   入っている具や値段やらを考慮した結果、いつも寿司屋で買ってるから、今回は新しくオープンしたスーパーで買うことに決めた。

    今のご時世、どこで買っても、美味しいけどね

  でもあんなに美味い恵方巻きを、どうしてパック寿司の如く、恒常的に店頭に置かないのか?
   甚だ疑問だ。
   私のように、どデカい太巻きが好きな人だっているはずだ。
   まぁ、小売業や飲食業は、私が想像する以上に顧客データ研究しているだろうから、それなりの理由はあるんだろうね。

    商品としての価値、その時期にしか食べれないっていうプレミア感を高めるという意味では、成功しているし。
    どんな好きなものだって三から五食を連続して食べ続ければ飽きてくる。

   とまぁ、色々好き勝手書いて来たけど、とりあえず二月三日に美味しく恵方巻き食べられれば、それでヨシ!

   ご覧いただきありがとうございました!
   ぎゃっはほーい!

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