☆noによる属性タイプ解説【基本編】

☆まず…

『属性タイプ』とは、ぺりどっとが発案し独自に研究している"性格タイプの分類"である。
この概念の公式見解は発案者のぺりどっとに依存する。
noが書く属性タイプについての内容は、no個人の考察や推測が含まれている。つまり公式見解とは異なる場合がある、ということだ。
そこを留意し、閲覧いただけたらと思う。


☆属性タイプの分類

属性タイプには、大きく『才(さい)』『努(ど)』『離(り)』の3つの分類が存在する。それらは更に細かく分類され、計10の属性がある。
属性タイプは、その人の主だった性格や思考パターンを表すものだ。
加えて、サブ属性である『HP』『烈火(れっか)』『氷瞰(ひょうかん)』なるものも存在する。
これは、その人の属性に加えて考慮されるパラメーター的概念だ。

以下、それぞれの解説に移る。

☆『才(さい)』『努(ど)』『離(り)』について

『才(さい)』
才は、生まれつき独自のコミュニケーション感覚を持っている。
対人に対する独特の嗅覚が備わっていたり、人と関わる体力(以下HPと表記する)が努や離と比べて多い。
その独特な感覚や人との関わり方から、人に好かれ頼られ、場が盛り上がり、周りには自然と人が集まる。コミュニティの中心になりやすい。

しかし、故に嫉妬や羨望の的になったり、過度な好意に晒されたりということが少なくない。普通では考えられないような人的被害によく遭っていたりもする。
それが、才にとって大きな悩みの種になっていることは珍しくない。

その人を惹きつけるセンスやHPは天性のものであり、本人にとっては当たり前だ。
普通に振る舞っているだけなのに周囲が狂っていく様子は、才の頭を悩ませていることだろう。

才には『才-性』『才-愛』『才-夢』の3つの種類がある。詳しくは【各分類編】で触れることとする。

『努(ど)』
才が生まれつき独特のセンスを持っているのに対し、努は正に努力をして後天的に対人能力を培っていくタイプである。努力家ということだ。
自分を突き動かす理想や願望から能力を培い、経験や先人の振る舞いからよく学ぼうとする。それはまた才とは違った形で、人を惹きつける魅力となっていることだろう。

しかし、人を見て学ぶタイプであるが故に、人に対して嫉妬や羨望を抱いたり、はたまた魅了され依存や執着しやすかったりするという側面も持っている。

自分の内に籠る理想像や人への感情に振り回され消耗する、というサイクルに覚えのある努は多いことだろう。

努には『努-写』『努-妄』の2つの種類がある。これも【各分類編】で解説しよう。

『離(り)』
離は、才にも努にも当て嵌まらない属性タイプだ。
離は"環境に適応的"なのである。

離は、環境や状況に合わせて自分を調律し、快適な環境で過ごすことが第一目的である。
波風を嫌い、平穏を好む。環境第一な為、自我を推し出すことは少ない。
しかし、環境的に必要に迫られればしっかり動くしちゃんと仕事をする。そんな属性だ。

コミュニケーションにおいても、人とは付かず離れずな関係を築き、トラブルを避けるため人に踏み込むことは避けるだろう。

離の一番の特徴は、環境に合わせて"己を変化させる"ところだ。
普段とは別の環境下に置かれた離を見た時、まるで変貌したように見えることもあるだろう。
故に、このタイプの属性診断は一見しただけでは難しいことが多い。

この属性に限り、他の属性と併発していることもある。例えば、才らしさはあるが純正の才よりも柔軟で適応的である、というように。

離には『離-化』『離-別』の2つの種類がある。

☆サブ属性である『HP(対人体力)』『烈火(れっか)』『氷瞰(ひょうかん)』

属性タイプにはサブ属性という概念がある。
属性が、その人の性格の傾向や思考パターンを表しているのに対し、サブ属性はその性格の強弱や能動性などのパラメーターだ。

『HP(対人体力)』
HPは、対人体力のこと。
対人体力とは、人と関われる力のことだ。

HPが多ければ多いほど、人とのコミュニケーションに疲労しにくく、トラブルの対応にもすぐに取りかかれることだろう。
逆にHPが低ければ、人と関わった後は疲弊し休息を必要としたり、トラブルが生じた日にはしんどい思いをするだろう。

HPは、人間関係に対してどれだけ動く体力があるか、というのパラメーターである。

『烈火(れっか)』
烈火は、衝動性、主観や感情の強さのこと。

烈火が強ければ強いほど、情緒量が多く、自分の考えや視点に夢中になりやすい。視野狭窄になりやすいと言えるだろう。
烈火が弱ければ、落ち着きがあり、衝動的になることが少ないだろう。

『氷瞰(ひょうかん)』
氷瞰とは、客観や俯瞰する力、主観を抑えたり制御する力の強さのこと。

氷瞰が強ければ強いほど、自分の情緒や主観を自覚しようとしたり、周囲の環境や状況を把握し俯瞰的でいようとする。
氷瞰が弱ければ、客観力や自覚の弱さが目立つことだろう。そんな自分を自覚することすら難しい…といった話にもなる。

烈火と氷瞰は、強弱のパラメーターである。

一見、烈火が弱ければ弱いほど、氷瞰が強ければ強いほど良いように思えるかも知れないが、一概にもそうは言えない。

詳しくは【サブ属性編】にて書くとする。


☆属性タイプは如何に決定されるか

人には、"全ての属性タイプの因子自体は備わっている"と考えている。
それぞれの属性となる要素は、誰にでも備わってはいるのだ。
その上で、如何にして属性タイプが決定されるのか。それはその人の持つ"因子の量""志向"ではないか、と考えている。

その人が特定の属性タイプの因子を多く持っていれば、その属性になりやすい。つまりこの部分は先天性に左右されるということだ。

次に志向。これは"その人がどのような考え方を拠り所とし、何を志すか"ということ。
属性タイプは人の性格や思考パターンで分類される。故に、その人が志向するもので属性が決定する、ということだ。
これは後天性…つまり環境や経験に左右される部分だろう。

実は、後天的に属性が変化することもあるのだ。これについては別の記事にて書くとする。


☆属性タイプの扱い方について

属性タイプは、自分や他者の理解を深め、人間関係を築く上でのサポートになるような概念だ。
人の性格や心理を読み解くツールだ。

属性タイプに優劣は無い。「どの属性だから素晴らしい」「劣っている」といったことは無く、それぞれがそれぞれの特徴や傾向を持っているだけである。

それを念頭に置いて、ぜひこの属性タイプという概念を便利なツールとして利用して欲しい。

☆属性タイプ研究所

属性タイプの発案者ぺりどっとが、属性タイプの研究をするDiscordサーバー『属性タイプ研究所』というものが存在する。
ぺりどっとが属性タイプを用いた作品もそこで制作中だ。
属性タイプに興味のある方、己を研究材料のサンプルとして話を聞かせてくれる方、属性タイプの制作を見たい方……是非、noぺりどっとに連絡を。

属性タイプの研究、考察を深めるのには、より多く人の人生のサンプルが必要だ。
あなたの協力とサンプル提供を待っている。

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