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ホン雑記 Vol.620「神の手触り」
Nスペ「超・進化論」の昆虫編を観た。植物編に匹敵するほどエキサイティングだった。
自称音楽家のオレだけど、最近のオレは生物が音楽と並ぶほどにインタレスティングだ。ルー大柴かて。
介してやってることは音楽も生物も同じで、それは神との接触だ。オイオイ、大丈夫かこいつ、やべーだら。だらだってー。愛知弁初めて使ったわここで。
まぁね、以前は名前の横に「@測世士」と付けてたんで、そもそもイカレてんだわさ。「世界ってどうなってるんだろう?」を追い求める、世界唯一のライフワークだ。ゆーても、同じことやってる人は結構いるな。
武田双雲とかな。相田みつをとかな。まど・みちおとかな。金子みすずとかな。なんかどんどんオレが挙げるには僭越になってきたな。このへんにしとくわ。
ニュートンとかな。ファーブルとかな。あ、またゆうてしもた。
ま、とにかくね、オレにとっちゃ音楽と生物がよーく測れるんだわさ。世界を。数学とかもそりゃすごいんだろけどさ。オツムのほうがあまりよろしくないもんでそこはちょっと、さ。
でも数学でも泣いてみたいなーってのは思うよ。ありゃぁすごい学問なんだろなーってのはなんとなく伝わってくるじゃない。風のうわさで。他にも物理学とかさ。科学とかさ。って、どんどん広がってんな。ま、どれも一緒か。
番組を観るまで、進化は、植物→昆虫→動物の順で、植物昆虫間よりも、昆虫動物間のほうがカテゴリーとして近いと思ってた。
もちろん、生物分類の最上層の「界」での分類はその考えで合ってるんだけど(近年では界の上に「ドメイン」を置いてそれを最上層とみなすこともあるらしい)、感覚的には植物&昆虫のが近いんじゃね? みたいになった。
地球上に植物が現れたのが約5億年前。昆虫が現れたのが4億年前。で、花の誕生が1億5000万年前。意外じゃね? 花、超遅くね?
だけど数億年の間、植物と昆虫は共進化を遂げてきた、つまり、お互いがお互いの形を超コツコツと創造し合ってきたんで、もはやそれらは共通の意志を持つ同じような生命体と言える。片方が動かないままに、片方が動けるようになっただけ。これって、相対するように見える卵子と精子、骨と筋肉なんかの関係に似てるなぁ。そろそろオレが何を言いたいか、何度か当noteにお越し頂いてるかたにはおわかりだろう。
どの階層にあっても相対する相手があり、その相手とセットになって、さらに上の階層の事象を創造している。うーん、なんてすごい。
いまのご時世では尚のこと、これを言うとだいぶ怒られるかもしれんけど、争いも相対する二者がセットになっている。現世ではその相手は「敵」と呼ばれる。
奇跡的にホロコーストから生還した精神科医ヴィクトール・フランクルの著した「夜と霧」は、「言語を絶する感動」と評されているという。
この記事の主旨を、「よって虐殺は素晴らしい文化を生むのだ」と曲解する者はまさかいまい。
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