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好きなインスト曲 TOP5

さてさて、またネタも尽きて来たのでいきなりのこんなコーナー。
インスト曲ということなので、歌詞のないものならなんでもOK。書きながら思い浮かべるので、のちのち「あ~、こっちだったかも~!」なんてことがあるかもしれないけど、とりあえずいまはってことで。

選考基準は、単にメロディーラインの美しさだ。
ではでは早速。


第5位 『太陽の牙ダグラム』より「さらばやさしき日々よ」

って、いきなり歌詞アリやないかーーーい。
いやいやすいません、これだけは、これだけは勘弁してつかぁさい。これはですね、間奏が秀逸なのだ。

アニメ放送のほうは世代的にはちょっと古くて、なのか、マイナー(フリークに怒られるで)なのか、観てはいなかったんだけど、家にあったアニメ曲を寄せ集めたカセットテープの中にこれが入ってて。
そこで初めて知った曲なんだけど、とにかく間奏のメロディアス感が美し過ぎて、この間奏部分(1:24ごろ)だけは他の4作品にも引けを取らない
口ずさむだけで泣ける。



第4位 ヴァヴィロフの「アヴェ・マリア」

って、また歌詞アリやないかーーーい。
いやいや、これも別に歌詞は「アヴェマリア~」しか言ってないんで。これまた勘弁してつかぁさい。曲よ曲。

うーん、これはもう3位タイでもいいぐらい。
3大アヴェ・マリアのひとつであり、その中では一番マイナーな曲だろう。ダジャレではないけど唯一のマイナー(短調)曲でもある。
3大アヴェ・マリアとして名を馳せてしまったのは「カッチーニのアヴェ・マリア」なんだけど、本当の作曲者はウラディーミル・ヴァヴィロフ。

中でも一番好きだったのは、韓国人のカウンターテナー、デイヴィッド・DQ・リー氏の動画だったんだけど、なくなってしまってるんでこっちで代用。代用したことで半減してる。個人的にはね。



第3位 『天空の城 ラピュタ』より「空から降ってきた少女」

うーん、これはもう2位タイでもいいぐらい(ランキングの意味)。
曲中で最高なのは、ストリングスによる主旋律の始まりの部分。「君をのせて」で言えば「あの地平線~」の「あの」であり、階名で言えば「ラシ」の部分。もうね、ゾクッとするね。
逆にサビ部分はそうでもない… ことは決してないんだけど、ちょっとユーモラスであり、引き立て役のような感じに聞こえる。
「Aメロ×2・Bメロ・サビ・Aメロ×2」っていう歌っぽい構成なんだけど、最後のAメロの2回目がクライマックスっぽく感じられるせいか。ってか、そりゃクライマックスだわな、そこ。



第2位 『ファイナルファンタジー』シリーズより「メインテーマ」

これはヤバい。急にアホな語彙になってしまったけど、もうヤバい。
そもそものメロディーラインの美しさに加えて、シリーズのゲーム画面が浮かんで来るっていうのはやっぱり卑怯だと思う。シリーズ全部だからね。ナイツオブラウンドやんって話だわな。
ま、いうても、曲名なので卑怯もクソもない。「もうこれが国歌でいいじゃん」論の第2位ぐらいにいつもなってるんで若い(団塊ジュニア?)世代にはお分かりいただけるだろう。

特にFF8のエンディングで流れた時は感涙モノだった。口にはしてないけど「うへ~~~っ!」言うてしもた。ここで来るんか~~~っ、と。
作曲者の植松伸夫氏も「メインテーマアレンジはFF8のエンディングで完成した」と言ってるので、やっぱあの作品に凝縮させた感はあったんだろうなぁ。あんまり8は上位の人気じゃないみたいだけどさ…。

FF1での使われ方も、当時衝撃的だったよね。



第1位 『ドラゴンクエスト3』より「冒険の旅(オーケストラバージョン)」

せやねん。
こないだの記事、ホン雑記 Vol.255「巨星は墜ちない」で言うてしもてるねん。読んでた人にはバレバレでしたわな。

まだこのゲームを始める前の、世界観による思い出補正もなく、歌詞という意味もなく、純粋にメロディーだけで涙した最初で最後の曲。小6で。これを超えるものはすべての音楽の中で今後おそらく出てはこないだろう。

これも美しいメロディーは各所にあれど、クライマックスは最初の1音だろう。曲全体で言えばテーマは「悲壮」といったところか。その意志が最初の「レ」に凝縮されている。
ファミコンではそれは「ミ」だ。相対音感マン(絶対音感も多少あるけど)のオレは、あまりキーの違いのこだわりはないほうなんだけど、このたった全音の差に、ものすごい違いを感じる。もちろんピコピコ音とストリングスの違いではない。なんともオーケストラバージョンのキーは悲しい。悲しすぎる。たまに弾くだけで泣く。

悲壮が最初の「レ」にもう出ていると言ったけど、ってことはそれってその前の曲の影響も受けてるんだろうなと思う。音楽でもテキトー人間なんで、曲順を意識した聴き方をしたことは一度もないんだけどね。

いまでも覚えてるけど、小6の給食の時間に「交響組曲 『ドラゴンクエスト3』」が流れた。
もちろんこのカセットテープを持ってない子がほとんどだっただろう。ひとつ前の曲はゲームでいう「村」だ。そしてこの「冒険の旅」が流れた時に小さな歓声が沸いた。立ち上がったヤツがいたような記憶もある。記憶違いかもしれない。
オレの曲じゃないんだけど、なんとも誇らしかったなぁ。「でしょ? そうなるでしょ?」って感じで。

女子から見たら、ファミコンで沸いた教室はだいぶサブい光景だったんだろうな。



いやぁ、noteは時間かかるんで土日は手ぇ抜いたろ~思ったけど、こりゃあ楽しかった。また何かでマイランキングやろっと。

読んでくれたかた、どうもありがとうm(_ _)m




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