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ホン雑記 Vol.800「ただのノロケ記事になってもた。また、なってもた」

ひょんなことから高村光太郎の『智恵子抄』を青空文庫で読んでいる。


「お、おぉ、これは!」と何度かうなった。また新たに生まれ変わり候補ができてしまったではないか。
何人かいる生まれ変わり候補の…あ、ここ半分ジョークなんで。マジで生まれ変わりとか言ってないんで。大丈夫だ、問題ない。
(半分て)

で、何人かいる候補のうちのひとりである宮沢賢治よりも、高村光太郎は先に生まれてあとに死んでるんで、あぁ、オレはどっちの生まれ変わりなんだろうか、まぁいい、このさい両得って方向で、と納得するのだった。

いや結局ね、オレってヤツはたいして努力もしてないのに、自作の曲が残れ~、残れ~と思ってるわけですよ。遺れ~か。
で、「賢治とかゴッホみたいにならねーかなー」なんて思ってるわけ。死んでから、あわよくば死ぬ寸前で、彼らのそれぞれの実弟である清六やテオのように、オレという分子の拡散に人生を捧げてくれるヤツぁ出てこねーかなーなんて。
ま、絶対出てこないけどね。そういうもんなの人生って。賢治やゴッホにそんな打算はなかっただろう。何より生きることの懊悩がハンパなかっただろう。こういう打算的なヤツにはね、神様は助力してくんないの。
懊悩という言葉を使うと脊髄反射で英語でも発音したくなるダジャレ脳を誰かなんとかしてくれ。毎っ回思うんだよこれ。

いかん、またいらんことゆうてるわ。
で、高村さんのほうね、結局一番有名になったのが『智恵子抄』じゃないですか(だよね? 全然知らんのでスマンね)。
んで、ウチもオレがびっみょーに音楽やるし、嫁もびっみょーに漫画描くんだよね。で、我の強さとか、家ん中でのイニシアチブとか(100ゼロでオレ。間違いない)、生まれてきた証を~! だとかはオレのほうが強いんだよ。
なんだけどさ、ここ最近のオレは嫁の資産性というものに気づいてきて、嫁の寝顔盗撮したり、ホクロの位置を覚え込もうとしたり、聞こえてくる鼻歌があれば行って…あ、ここ半分ノロケなんで。すまぬな。行ってこそーっと何を歌ってるのかと耳をそばだてたりしている。自分でもビックリだ。

で、最近のオレは「あれ? これ、オレのほうがコレクター気質だし、嫁の分子の拡散に向いてんじゃね?」って思いはじめてたとこなんだよ。実際娘みたいなとこあるしな。
そしたら高村さんもさ、「嫁ちゃんの背中のホクロまで覚えてるで~」とかやってたわけ(「裸形」より)。ま、彼は彫刻家でもあったらしいから(昨日知った)、そりゃ凡人とは違ってハンパねーガン見するとは思うんだけどさ、他にも「ワテの手でもっかいあの造型を生みだすのが自然のさだめだで~」だとか「嫁ちゃんの裸形をこの世に遺してワテは天に帰るで~」だとかさ、もうその女々しさがそっっっくりだなと思ったんだよね。
最近になってオレは、近所のなんてことない町並みも撮ったりしてるしね。とにかく無くなることがイヤなんだよ。人一倍イヤな自信ある。そんなもんに自信などいらん。


オレにとっちゃその最大の仕事が「しもぶくりん」なんだけど、完全に止まってしもてるなー。

なかなか「今日が最後の日だとしたら何をするか」って発想に100%本気ではなることはできんもんだなぁ。




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Tシャツぐらいにはしたい。
して、着たい。
それと車のリアガラスぐらいには貼りたい。
貼って、街中を走りたい。

ほなやれよ。




サポート大歓迎です! そりゃそうか!😆 頂いた暁には、自分の音楽か『しもぶくりん』への「やる気スポンサー」としてなるべく(なるべく?)覚えておきます✋ 具体的には嫁のさらなるぜい肉に変わります。