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雑記1136「忘れるを忘れない」

この時間から書きはじめるんで今日はちょっぱやで終わるぜ。


こないだNHKアカデミアとかいう番組で、元プロ車いすテニス選手の国枝慎吾氏のことをやってた。
めっさ良かった。良かったけどすぐ終わるぜ今日は。なぜなら、時間がないからだ。
あ、やっぱ半分は明日にするわ。

やっぱねー、当たり前だけどねー、メンタルってのはすんっっっごいだいじなんだねー。子供の頃はわからんかったけど、そりゃーそうだよねー。

タイトル画で出オチしちゃってるけど、これが一番刺さったなぁ。
つまりさ、わかりきってないってことなんだよ。車いすテニスで世界最高峰の人間が、自分が最強だとわかりきってない。し、リラクッスもできてない。だからわざわざ書いてる。
しかもサーブ前にこの暗示を見るかどうかで、フォルトの割合が変わる。

それ見た時におっちゃんね、鍵盤基礎練で「キーーーッ!!!」となって指切り落としてドラえもんみたいになったろかボケーっ! と、自分のもう半分を脅すことの愚を知り尽くしました。はい。
何をそんなことで嫌気さしとんねんおいコラと。

トップレベル…ってかトップの人が、1球を打つのにさえ全身全霊を掛ける。しかも暗示の文字を見るだけで結果が良くなるってことは、人間ってやつがいかにクソ忘れっぽいのか、ってことなんだよなぁ。
で、そのことを毎度毎度忘れ、また来る日も来る日も「オレは音楽の才能ないのか」なんて落ち込む。
あぁ、北斎の落ち込みにいったい何を学んだというのだ。ってか、覚えてんだけど忘れるのか。


国枝氏は世界ランキング10位に入れずに悩んでいた頃に、ピークパフォーマンススペシャリスト(メンタルコーチみたいなもの)のアン・クイン氏と出会い、そこから自分で「オレは最強」ラケットを思いつく。
その時に学んだのが、言い続ける・思い続けることがだいじだということだった。

あぁ、めっさわかるわー。
オレも大谷くんに唆されてマンダラチャート書いたけど、で、鍵盤の前に貼ってあるんだけど、それでも前より見てないもんね。視界には入ってるけど、いや、読んでもいるんだけど、心に入ってない。やっぱ最初よりテキトーこいてる。

これは、なんでもそうだけど、1回触れたらわかった気になるってのが致命的なんだろね。物語とかが特にそうだわ。
ひとつの映画を観るたびに感動する場面が変わる、なんてことはざらに経験してるのに、見終わったあとはなんだか自分のものにしたような気でいる。そんなわけないんだってことには、わりと最近気づいたな。もう違う人が観てるんじゃないかってほどに、違う箇所に反応する。

だけど、誰しもすぐ忘れるってことさえ骨の髄からわかりきってれば、才が無いのかと嘆くことはない。そして、嘆かない限り、自分でやめることはない。
いつまでやってんのとバカにするヤツはいっぱいいるだろうけど、そいつらがやってることを止めにくることはない。やめる時はいつだって自分が諦めた時だ。


いや~、ホントいいもん見れた。
オレん中で50万ぐらいの価値はあるわ。

ま、また今回のもすぐに忘れるんだろうけど、脳内で援護射撃してくれる人は減りはしないんだよね。ちょっとずつ増えてくんで、ちょっとずつ諦めが遠ざかる。

いまんとこ毎日脳内に湧いてくるのが酒井美穂子さん。
あの人最強だわ。




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【今月の過去分オリジナルソング】




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仲大輔
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