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ホン雑記 Vol.153「お金の神様いまいずこ」

ものごとの流れみたいなのが気になる。摂理っていうのかな。最近特に気になるのがお金の摂理。お金の神様の機嫌、と言ってもいい。


仮想通貨の低迷で、またお金の心配をしだすようになってきた。
といっても、現金で持ってた場合に比べたらプラスなのでふざけた悩みではある。それにしてもあれよあれよという間に下がっていったので、資産が3割ぐらい減ってしまった。含み益の最高点と資産を一緒に考えるからメンタル刈られるんだろうけど。

そんなこともあってか、ニート… いや、主夫のオレは食材費を異様に気にするようになってきた。

安い焼肉屋に行って、初めて腹八分目で店を出ても夫婦ふたりで4000円。「寿司(もちろん回る)よりは安く付くねー」なんて言いながらも、素うどんで1食36円(1袋18×2人分)に抑えれば、111食分の金額だなと。ワシらはギリギリの食費(たまに9円のうどんもあるけど)の100倍も贅沢なものを食ってたんかと。そんなことを考えはじめた。
タイムセールで「半額」シールが貼ってあるのを見つけた時の幸福感は、1日で仮想通貨の含み益が10万増えた時よりも遥かに上だ。
卵が8個で200円と10個で250円の2種類置いてあって、コストパフォーマンスのいいほうを選ぼうと、スマホを取り出して計算したら同値だった時の情けなさも3日前に味わったところだ。
どの野菜を食べたいかよりも、グラム/円のパフォーマンスを見て、量が命になってる切ない買い物。

こんなことをして悲しみにくれながらも、「これほど収支の細部まで意識したことは初めてなんじゃないか?」と瞬時にプラス思考になった。
その理由は、お金の流れる川のほとりに住む人たちは、みんなそのあたりが細かいからだ。複利のすごさを知ってたり、たとえば、お金を定期預金に預けて年間1万円利子で増やそうと思ったら10億円必要、それは年間1万円節約することのものすごい価値を知ってたりするんで、そりゃもう細かく細かく見ている。


その反面、金持ちは… お金だけでなく、夢を叶えていく人は「自分が最初からそうだと知っている」という人が多い。
「金持ちになりたい」と思ってる金持ちはいないという。いま手元になくてもたまたまないだけで、あとから入ってくるということが分かっていると。

スピリチュアルな話にも聞こえるが、「本を出したい」という夢があったとして、「トイレに行きたいと思ったらトイレに辿り着いた」というぐらいの感覚でいるのと、「ほとんどの人は自費出版で数十~数百万かけてるんだよなぁ」という諦めの気持ちでいるのとでは、結果は当然違ってくる。
金持ちになることが分かっている人は、そこに辿り着く歩みをはじめるだけなんだろう。


さて、そろそろ情けな~いボクちゃんの悩みごとがお分かり頂けただろうか。

細かい金額を気にして買い物をしている時は、どこか情けない気持ちがあって、含み益が最高値だった時の余裕綽々感や「今日は何食べよっかなぁ~♪」感があった時から、「落ちてきている」というイメージがある。お金のないイメージ。

物理的というか事実のほうでは、収支の細部まで気にしたほうが、出て行くお金は減らせると分かっているんだけど、その時には皮肉にもメンタリティが貧乏臭くなってて、上で述べたお金の信念みたいなものが薄らいでいる状態なわけだ。

あぁ、二律背反。



どっかに妙案落ちてないかな~。お金は落ちてなくてもいいけど。

もうちょい悩んでみよう。




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