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ホン雑記 Vol.286「オレ版からオトン版へ」

キン肉マンがラスボスを破った最後の必殺技は未完成のバージョンだった。

「キン肉マン」ことキン肉スグルは、まだ見ぬ究極の奥義を想い描けずにいた。自分に分かるのは、キン肉大神殿の壁画に刻まれている三大奥義のうちのひとつだけど、その描かれた通りの技では50%版に過ぎない。

スグルにはアタルという兄がいる。
彼は残りの50%に相当する技を知っているんだけど、必殺技同士を足し合わせるってどういうこと? と悩む。
そこで、そばにあるふたつの塔がなぜか1本に映るという不思議な池に仲間超人らと赴き、塔から落下しながら人形にそれぞれスグル版・アタル版の未完成奥義を掛ける。
すると宇宙の法則を無視して、新たなひとつの技が水面に浮かび上がる…。

最後の敵との死闘の末に、究極奥義である「完全版マッスルスパーク」が決まり、その後ダメ押しで掛けた最後の技が、アタル版のマッスルスパークだった。


たしかこれも(DQ3も。いい時代だねぇ)多感な小6の時でねー。
最後の技が50%の兄の技っていうストーリーにメチャクチャ痺れたんだよね。「うわぁ~~~」と思った。
アタルは、この王位争奪編の戦いで命を落としてたから。これ生きてたら「うわぁ~~~」はないんだよね、きっと。

なんかそういう感じの見せ方が好きになったのは、わりとキン肉マンの影響あるんじゃないかなと密かに思う。


だいぶ前noteのどこかに「神の秘め事ノート」の話を書いた。
小林正観って人が言ってた、
「自分にとって、これはすごい偶然だと思う出来事があったら書いておくといい。いつか深く傷ついた時、自分がいかに神に愛されていたのかを思い出すから」
っていうノートの話。
もちろん、それを聞いてからはちょくちょく書き足してるんだけど「ホントにこれ偶然かよ?」って思わせるレベルで出て来る数字があって。

その話を知る前までは、唯一意識したことある数字が「22」だった。
自分の誕生日なんだけど、高校受験の合格発表の日が22日だったり、受験番号が「22」だったりで、そのあたりで「お?」と思うじゃないっすか、そりゃ。

で、これより「すんげ~!」って数字が出て来ちゃいまして。それがオトンの誕生日の「1110」なのだ。

「あー、そりゃ意識してるからだよ」って? んなこたーないんだよこれが。きっかけは「え?」だったしな。
まぁメンドくせーから省くけど、22より多く、深く、頻出するんだな。しかも4ケタだで~? 100通りから1万通りの偶然になるんだから、普通は激減すると思うんだよね。

何より、オレにとって「すごい偶然!」と感じられればそれでいいんだからそれでいいのー。


これ、命日じゃなくて良かったよなぁ。
74歳か。もうすっかりジジィだねぇ。

ま、命日だったら命日だったで「15歳か、もうすっかり青春だねぇ」なんて都合よく想い直すんだろうけどな。




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仲大輔
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