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ホン雑記 Vol.136「再教育」
いろんな言葉がポコポコと生まれるスピードが、以前より早くなっている気がする。その中にLGBTというのがある。
性的少数派を示す略語で、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、そしてトランスジェンダーを表わしている。
トランスジェンダーは体の性と心の性の自認が一致していない状態だ。
「僕は男だ」
「私は女です」
「自分はどちらか決められないのでどちらでもない」
ということらしいのでクソメンドくさい。
って、こんなん言ったら怒られるか。
でも、言葉ではどう言い繕おうが、ホントにクソメンドくさいと思ってると思うよ。たいていの人は。
同○問題と一緒で、そんなことしてたら異性愛者は避けていっちゃうよ。だってメンドくさいもん。
男にも女にも○を付けないなんて、あるいはどっちにも○を付けるなんて、そんなことをいつまでやっているのだ。その書類を受け取る人がいろいろ困るのはどうでもいいわけか。そこは体の性にしといたれよ。
オレはそうするわ。たまたま異性愛者だけど、別にどっちに○打とうが失うものはないからね。
問題はそこじゃないだろう。
「クサいものにはフタ、フタ、フタ~。フタは足~りま~すか~♪」
なんて歌があったけど、それを思い出したわ。オレの歌詞ストックノートの中にしかない歌だけど。
もっかい言うけど、言葉ではどう言い繕おうが、ホントにクソメンドくさいと思う。「男・女」のどちらにも○付けられないとかいうこだわり。君が代の立つ立たない問題と一緒。
有吉だったら「ハレモノ」ってアダ名つけるんじゃない?
ところで、なぜ同性愛者が古今東西を問わず常に1割ほど居るのか(それ以上とも言われる)。
不思議じゃあないか? 同性愛の遺伝子がなぜこうも連綿と引き継がれるのか。だって、同性愛同士では遺伝子を引き継げないじゃないか。
その答えは、同性愛遺伝子を所有する異性愛者に生殖上の優位性が与えられているためだ。
マサチューセッツ州のゲノム研究センターの実験で明らかになった。
性交渉経験の多い異性愛者の男性には、同性愛遺伝子を持つ人が多く見られたというのだ。彼らは同性愛遺伝子を持たない男性よりも、(女性から見た)身体的魅力に優れていた。
だから、同性愛遺伝子が消えずに受け継がれていくのだという。
身体的魅力が、背の高さなのか、骨格なのか、筋肉量なのか、それはハッキリとはしていないが、女性から見て魅力的な体を持つ者は、同性愛遺伝子を持つというのだ。
なぜそうなっているのか、それが何をもたらすのかは分からない。より受け入れられるものが多い異性に惹かれているのだろうか。両性愛のオスならライバルは2倍に増えるわけで、そのオスが自分を選ぶという魅力なのか。
そうまでしてその魅力を運ぶ遺伝子は何を残そうとしてるのか。
どっちにしても、同性愛者が世界にとって必要だから生まれるのだと、根本のところから教えたほうがいい。
こういうことを知らないから、「LGBTには生産性がない」などという恥ずかしいことを政治家ですら平気で言えてしまう。もちろん生殖上の優位性のある人物ではないということだろう。
提出書類の「男・女」の欄。
もし最初からグラデーションになっていたら、オレは「男55%、女45%」ぐらいのとこに○書くと思うわ。
まぁ、そもそも女々しいし、男らしくも女らしくもありたい欲張りなんでね。
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