【2階のリノベーションから始めるはずでした】
別荘のキッチン、リビング、ダイニングは全て2階にあるので、メインステージは階段を登った2階です。
まずは2階フロアから仕上げよう!
と意気揚々と2階のリノベーション計画を立て始めたのですが、普段使用している2階のトイレを工事するとなったら、恐ろしく汚い1階のトイレを使えるか??という疑問にぶち当たりました。
1階のトイレが使えるようになるかどうか、ダメ元で1回お掃除してみる?と言いつつ、見たことも無い色の水が溜まっているトイレの水を流してみたら…
『オゥ、オゥ、オエ〜〜〜!』って吐きそうになりました。
なんだろうあの臭いは。ドブ?沼?
しかも水を流したつもりなのに、流れているのは、妖怪?液体?ヘドロ?
こりゃいかん!すぐドアを閉めないと!
逃げるように2階へ上がり、
『あれはアカン!水を流せば流すほど臭い!』
と涙目で訴え、2階のトイレを工事するなら、まずは1階のトイレを仕上げないと私達、トイレジプシーになる!という現実を知ることが出来ました。
ここからすぐに業者さんに任せても良かったのですが、便器を取り外せば大丈夫か?というとそうでもなく、壁紙もカビまみれで、採寸に入ることすらできない。
このまま放置できない!と一念発起して、そこから3人でカビキラーを使い切るほど消毒&漂白。
苦労したおかげで壁紙も便器もとても綺麗になったのですが、時間が経つと木製の巾木まで漂白されてました。
まぁ、仕方ないですね。
巾木が少々白っぽくなっても、あのカビ王国状態よりは全然マシです。
『もうこのトイレ、使えるんじゃない?』
と軽く発言した私でしたが、2人は秒で大きく首を振りました。
『この便器はすぐにでも取り外してもらおう』
というわけで、私達が北軽井沢から帰った後、業者さんが速やかにピンクの便器を外してくれました。
次に行くときには、もうあの妖怪ヘドロのトイレは居なくなっています。ほっ。
色んなアイデアを駆使してフレンチなテイストの素敵なトイレに生まれ変わらせます。