【トイレの壁に壁紙を貼りました】
もともとトイレの壁の上半分には、壁紙の上からペンキを塗るはずでした。
が、しかし。
既存の壁紙には、まさかの汚れ防止加工がされていたたので、ペンキは塗れないし、マスキングテープすら貼れない。(水をはじいてしまう感じ)
そんなわけで、一旦壁紙を剥がしてから新しい壁紙を貼ることになりました。
その際の工程をまとめておきます。
既存の壁紙をはがす
壁紙をはがすというのは、そんなに難しい事ではないけれども、大変なのはその先。
壁紙の裏に付いてる「裏紙」が綺麗に全部はがれるか、綺麗に全部残るか。
そのどっちかなら上からすんなり新しい壁紙を貼れるのに…絶対そうはならないもんです。
案の定ビリビリに破れた裏紙。
そのまま新しい壁紙を貼ったら、空気が入ったりガタガタになったりしてしまう。
なので、色んな道具を使って残りの裏紙をはがそうとして、トイレ内は粉塵の嵐になりました。
パテで壁を平らにする
粉塵と戦って、出来る限り裏紙をはがしても、どうしてもはがれなかった裏紙と下地との段差、電動工具でゴリゴリ削ったせいで凸凹になった下地の板、それらは全て「パテ」という強い味方が平らにしてくれます。
粉状で売っているパテに水を混ぜて練り、壁に塗り伸ばして平らにしていく。
これは、意外と上手に出来ました。
薄くヘラで塗って、乾いたらまたヘラでサラッと削る。
思わず「プロか!」と呟いてしまうほど、結構上手に出来ました。(多分プロからしたら鼻で笑われるレベルに違いないけど)
※画像は削る前です
壁紙をカットする
柄物の壁紙を選ぶと、隣り合う壁紙の柄合わせをしないといけないのと、柄合わせの場所を考えないといけません。
1枚めの壁紙をカットしたら、隣り合う壁紙の柄が合うようにカットして、貼る順番を決めます。
壁紙に糊を塗ってオープンタイム
壁紙は糊を塗ると水分を含んで一旦伸びるので、オープンタイムという時間を取って長さが安定するのを待ちます。
これをしないですぐに貼ってしまうと、乾いた時に壁紙が縮んで隙間が開いてしまうから。
オープンタイムの間に糊が乾いてしまわないようにたたんで置くことも大事。
壁紙を貼る
1枚めから順番に壁紙を貼りながら、余分なところをカッターで綺麗にカットしていく。
綺麗に。
簡単に言うけど、緊張する。
とにかく1回カットしたらカッターの刃を折ることが大事。
刃をケチっちゃいけない。
ポキポキ折る。
もう一回くらい切れるだろー?と思って油断すると、壁紙がスパッと切れなくて後悔する。
だからケチらないように、カッターの替刃は必ず準備することがポイントです。
ジョイントローラーで圧着
カットした後は、端がはがれてこないようにしっかりとジョイントローラーで圧着します。
はみ出た糊をスポンジや雑巾で拭き取ったり、糊が甘いところは足したりしながら、念入りに最後の作業をしていきます。
ジョイントコークで最後の仕上げ
どんなに上手に貼ったつもりでも、天井との間や壁紙の継ぎ目が目立つ場合があります。
こんな時は、ジョイントコークで埋めておけばはがれ防止にもなります。
壁紙貼る時には必需品。
これで壁紙貼りは完了です。
下地に裏紙が残っている場所では、空気が入ったように後からブヨブヨしてきたところがありました。
2〜3日でまたピンと張るはずだと言われているので、次回訪問した時にはピンと貼ってあるはず。
万が一ブヨブヨしてたら、また事件ぼっ発の記事を書きますね!