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散文日誌「種々雑多」2022/01/18

先日、とあるコンテストに、この絵を友人の言葉と組にして応募した。結果は1/15に出たが、箸にも棒にも引っ掛からなかった。一瞬落ち込んで、食欲を無くしたけれど、まあ、いろんなタレントさんだってオーディション何回も受けていて、その度に、自分はこの仕事向いてないのかなあ、なんて感傷に耽りながら、月を見上げてリンゴを齧ってみたり、齧ったリンゴを見て、歯茎から血が出てるよ〜、歯槽膿漏かもしれないから歯医者予約しなくちゃ〜、とか。いろいろ紆余曲折がありありなわけで。

今の絵は自己流で自己満の塊なので、きちんとした人に習いたいとは思っている。基本具象化することがいちばん苦手で、彫塑とか物凄く苦手だったし、写生も、色を塗ったら本当にペンキ屋が塗ったみたいにベタ塗り。影も形も何だかなぁっていう、とんでもないある意味、天才的というべき、下手くそな絵を描く才能(?)はあった。

いいじゃねえかよ、木は葉っぱが茂ってて、枝が分かれてて、幹がそれなりに太くて、時々昆布っぽいのがあって、そんでそのまま大地に根っこ張ってるんだろ?

私がカレンダーの裏に即興で描いた樹

と言いつつ、即興でカレンダーの裏に描いた樹がこれじゃぁね…やっぱり私には具象画は無理です…。ホンマすんません。30年経っても進化しません。具象画だけは、進化を止めた生き物みたいや…。まあ、着ぐるみのアイディアとしては行けそうかも知らんけど、

何でAbstractsはイケるのにObjectsはいけへんのやろ?思うにObjectsだと、まんま細かく描こうとしてしまうからかもしれない。そうやってここに花があって門があって…屋根があって…と細かく書いているとバランスがおかしくなる。遠近法はどこいった?近くの桜がなぜこんなに小さくて、向こうの家の屋根がそんなにでかいのだ?…んな事言われても写生で精一杯やし。全部景色を描ききれなかったし…。時間制限があるからいかんのじゃ。写真撮って後から見ながら描いちゃダメなん?時間切れの人は…。何でみんなに合わせなきゃいかんの?消化不良やわ。

結局消化不良の写生画を提出し、美術教師に、ベタ塗りひどいね、ポスターやないんだから。と言われて自分の元に返される。最初の塗りの一筆が濃すぎたのはわかっていたし水で薄くしようとしたけど、ポスターカラーを使うという暴挙に出てしまったのでめちゃくちゃになってしまったのだ。

よくよく考えたら、あっちこっちにADHDの片鱗とASDの気質が出てるよ…。中学生の頃…旧発達障害が認知されるにはあと30年待たねばならなかったあの頃。

今は無色透明。ADHDとASD併存。お陰で内向性HSPをはじめとする、広場恐怖症、社交恐怖症、知覚過敏(特に聴覚)、パワハラへのPTSD、など様々な弊害があるため、就活はドクターストップ。半日人と話すとヘトヘトになってしまうので、ちょっとアルバイトも難しい状況下。

なので、私には、抽象画を書き続けることしか残ってないのである。
そこに僅かに光があるなら、向こう側まで、いってみようとおもう。たとえ結果がどうであれ、そこまで進めた自分を誉めることにする。結果は、おまけだと思えば良い。それを目的すれば落ち込むのは当然だ。良くも悪くも、神さまは全てを見ているのだ。
ー天網恢々疎にして漏らさず。
だから私も研鑽を怠らぬようにしようと思う。

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