開業コンサルには気をつけろ!!

朝歩いていたら思い出したんだけど、実は移転を考えた時に開業コンサルなるものを知り合いから紹介してもらったんだった。

具体的な会社名は伏せるが、割とデカい工事を受注してコンサルする会社だったんだけど、結論から言うと専門外の仕事はさっぱりダメだった。笑

建築なら同じかなと思っていたけど、同じ100平米の真っ白なキャンパスを活かすも殺すもマジで設計士の知識大事。

道の幅はどのくらいが適切か?
ユニットの大きさに対して適切な広さは?
空調のことを考えたエアコンの配置、収納などなど
考えなければならないことが沢山ある。

ちなみに専門外のところにお願いした時ははっきり言って素人の俺が見てもダメだと思うような設計で、かつ見積もりも最終的にかかった金額の倍とかそんな感じ。ぼられるところでした笑

まあ、そりゃ歯科に関しては専門外で知識ないから、俺もめちゃくちゃ必死に調べたし、少しだけ詳しくなった笑

よくいうのが開業した後に必ず直したいところが出てくるという話で、これは開業して自分で実際にやってみないと出てこない感覚なんで大体初回は上手くいかないことが多いような気がする。

あ、資金が豊富にあって土地も広くて、部屋も全て造作で作り上げる場合は別ね。大体の場合は予算に限りがあると思うので、その中で何が譲れないのかをはっきりさせた方がいいだろう。

僕は譲れなかったのは半個室にすることと、受付と待合の空間を分けること、カルテ置き場の確保などは譲れない条件として設定した。あと広いトイレか。おむつ替え台も入れたんだけどさ、これは結果としてはあってよかったなと思うよ。

保険で食うなら今は子供の点数はめちゃくちゃ大事だし、当時の俺のペルソナは30−40代くらいの余裕のある専業主婦だったので、そういう造りにしたってのもあるが。

はい。まあ、そんな感じでふと思い出したのでした。

臨床は臨床の知識だし、開業に関してはまた別の知識というか考えることあるから難しいよね。開業コンサル入れるの正直全然いいと思うけど、ちゃんと経験があってノウハウがあるところを選びましょうって話。

その選び方が難しいけど。患者さんからしても歯医者選びは同じような感じなのかなと思ったり。

ではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?