第7回 治療の前に説明がある
こんにちは、「自称」歯医者さんコンシェルジュの葉月です。
このnoteでは、歯医者さんを選ぶ際の「コツ」について、歯医者さん歴の長い私がお伝えできることを発信しています。
皆さんは、歯医者さんにかかった時に「ここが痛いんです」と訴えると、説明も検査もなしに治療して終わりといった経験をしたことはあるでしょうか?
「傷みがなくなったから治った」と思いがちですが、虫歯や歯周病になった理由や予防方法を理解しないと、また同じことを繰り返してしまうでしょう。また、口内の状態が悪化すると、心筋梗塞や肺炎、糖尿病など、さまざまな病気を引き起こすこともあるのだとか…
このように、口内だけでなく全身の健康にも悪い影響を及ぼす可能性があることを考えると、ただ治療をする歯医者さんよりも、治療前にしっかり説明をしてくれる歯医者さんのほうが親切で信頼を持てますよね。
歯医者さんによっては、虫歯になりやすい・なりにくいといった患者さんの状態を把握するために、「口内の細菌の数」「歯周病の有無」「唾液の酸を中和する能力(緩衝能)」などを検査してくれるところもあるようです。唾液の緩衝能が高いと、少しの虫歯なら削って詰め物をしなくても済む場合があるというので、この点は知っておきたいですよね。
いかがでしたか?
今回は、治療前に丁寧に説明をしてくれる歯医者さんのほうが安心して通うことができるというお話でした。口内だけでなく体の健康を保つことにもつながりますし、予防のために日々意識して過ごせますよね。
また、虫歯や歯周病にならいためには、歯医者さんでのケアに頼り切りにならずに、おうちでも適切にケアすることが大切なようです。歯ブラシをはじめ、フロスやデンタルタフトといったツールを使って、口内をキレイに保ちましょう。
皆さんも口コミや評判をしっかりと調べた上で、良い歯医者さんを見つけてください!
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