どうする歯周ポケット、根尖性歯周炎!?~フラップ手術、意図的再植術、歯根端切除術、逆根管充填、歯肉剥離掻爬術編~
こちらの動画の予後についてお知らせしていきたいと思います。
2020年4月上旬に手術を行い治療経過を追っていました。
行った治療はルートセパレーション、近心根の意図的再植術、逆根管充填です。
歯肉を剥離し
分割し
抜歯します。
その後抜歯した歯根を掻爬し、MTAを逆根管充填しました。
MTAが固まったタイミングで再植します。
縫合、パックをし手術終了です。
術後は1ヶ月後にプロビ→3ヶ月経過となります。
約3ヶ月後の本日プロビ脱離で来院されたため写真をパシャリ
瘻孔が消えました。一応術後良好とします。
レントゲン上で骨硬化像が出ないかもしれません。上皮性の治癒を起こす可能性があるのが根尖病変です。私は瘻孔の消失も一つ治癒の目安としております。
レントゲン写真は後日追加していきます。
ヘミセクションで抜いてしまうより、近心根が残せることにより5番を削合せずに済みそうです。
少しでもBrになることを遅らせることも一つと思いますので、治療の一つとしてご参考にしてください。
今後ともA先生の歯医者チャンネルをどうぞよろしくお願いします!