歯ぎしりにはマウスピース!かかる費用や注意事項を解説☝️
今回お話しするマウスピースは
矯正治療用のマウスピースではなく
歯ぎしり、食いしばり対策や
顎関節症に対してのマウスピースについてです☝️
ナイトガードやスプリントと呼ばれたりもします。
歯ぎしり対策のマウスピースとは
基本的に上の歯に寝る時に装着する透明のものです。
前歯だけのもの、全体を覆うものがあります
種類も色々あります。
材質の違いもありますし
硬さが固いもの、柔らかいもの
厚みも症例や先生の考えによりさまざまです。
そんなマウスピースは保険適用が可能です😀
それには条件があります!
全てのマウスピースが保険適用ではないです。
国民皆保険制度全般に言える事ですが
保険が適用になるためには
病気、疾患があり
その治療として
国に認められたものでなくてはいけません。
予防のためのマウスピースは
認められていないので注意が必要です🫡
スポーツ用のマウスピースは保険が効かないのはそのためです。
歯ぎしり、顎関節症などが病名として認められる場合
治療用として保険のマウスピースの作製が可能です。
自己負担額は3割負担の方で
装着日の負担額が大体2500~6000円ぐらいです。
(R5年9月現在)
マウスピースを作る前に
歯の治療や全体の清掃が先に必要な場合もあります。
事前にかかりつけの歯科医院に確認してみてください。
スポーツ用や保険外のマウスピースは
歯科医院によって価格が異なります🙇🏻♂️
こちらも歯科医院に問い合わせをしてみてください。
続いて
マウスピースの取り扱いについて⚠️
マウスピースは熱に弱いため、熱湯をかけたり
夏場の車内に放置するなどは避けてください!
変形の恐れがあります。
菌の繁殖を防ぐために洗浄剤(ドラッグストアで取り扱っているところも多いです)を使って消毒するのがおすすめです!
歯ブラシで磨くケアもおすすめですが、その際は研磨剤が含まれた歯磨き粉は避け欲しいです。
洗浄頻度についてさ毎日使用後に必ず洗浄するようにしてください。
マウスピースは使用していくとすり減っていき
しばらく使っていると穴があいたり
割れてたりしてしまいます。
少しの劣化なら材料を盛る事で修理可能ですが
あまりにも劣化が進むと新しく作るべきです🤔
半年で割れてしまう人もいれば
2〜3年同じものを使ってる。と言う人もいます。
その人の食いしばり、歯ぎしりの強さや
管理の仕方によって変わってきます。
マウスピースを使用していて痛みや不快感を感じた場合は、すぐに歯科医院に相談してください。
また、保管する際は専用ケースに入れ、直射日光を避けて保管するようにしてください。
以上マウスピースについてでした❗️
いつもご覧いただきありがとうございます。
このアカウントでは毎週水曜日に歯科医師が歯についての記事を投稿しています。
(その他の日も不定期で投稿します😊)