歯科医院で水を吸う機械
お口の中に溜まった水を吸う機械は
歯科用バキュームといいます✨
歯医者さんでの
クリーニングや治療の際には
機械からお水が出る事があります。
本日は
・なぜ水が出るのか
・水を吸引する機械の役割
についてお話ししていきます😊
①クリーニングや治療時に水が出る理由
あの水はなんのために出てるのかというと
歯を削る際に出る摩擦熱を冷やすためなんです。
歯を削るドリルはすごい回転数なので
高温になってしまいます。
そのままだと神経が死んでしまったり、
火傷につながってしまうため冷却する必要があります。
クリーニングの際も超音波の機械による発熱を冷ますために水を出しています。
根の治療などの際は洗浄のために水や薬品を使用しています。
②バキュームの役割
・削った際にでる粉塵、細かいカケラ、水を吸う。
歯や口の中の人工物を削った時には粉塵や細かいカケラが口の中に舞ってしまいます。
バキュームでしっかり吸引します!
・頬、唇、舌をバキュームで押して排除し治療をしやすくする。
ドリルなどで頬、唇、舌を傷つけないためにも排除しています。
ベロが動くとドリルにあたってしまうこともあるので
この歯科用バキュームで"よいしょっ"とよけてあげたりしています。(この時ベロを、抑えられるので気持ち悪かったりします💦すみません💦)
・治療時に生じる不快な臭いを吸う。
歯科治療で化学薬品を使用する際は
刺激臭が鼻をつくこともあります。
鼻の近くでバキュームを使用し、不快な臭いを吸引したりという使い方もあります。
今回は歯科用バキュームについてでした!
Instagramでも歯の事を発信をしています。
アカウント名はツムグデンタルです。
noteでは文章でしっかり解説をしています。
Instagramではイラスト中心に
わかりやすくシンプルな投稿をしています。
「執筆、監修者」
歯科医師:平岩瑛郁
出身大学:大阪歯科大学