子供が歯医者で泣く理由
歯科の受診は
歯が生えてすぐの8ヶ月ごろから可能です。
歯科医院に慣れてもらう事や検診など
負担の少ない内容であれば十分できると思います😊
しかし
むし歯の治療はなかなか大変で.....
3歳ごろまで本格的な治療は難しい傾向があります。
3歳前後になってくると
色々な物事への理解が深まり
歯科治療をしっかりと行える可能性が
どんどん上がってきます。
それでも子供にとって
歯科治療はとても怖い事です💦
泣いてしまう事があります😹
本日は
歯科医院で子供が泣いてしまう理由と対策について
歯医者が考えをお話しします。
お子様が泣いてしまうのには
大きく3つの理由があると思います!
①痛いから泣く
②恐怖、不安で泣く
③甘えて泣く
です。
しっかりとそれらの理由に
対処してあげる必要があります。
解説していきます💡
①痛いから泣く
当たり前ですが人は痛みを感じると不快で嫌です。
大人でも子供でも嫌な事です。
できるだけ痛くない治療が求められます。
その際に大切になってくるのが
痛くない麻酔でしょう。
表面麻酔を塗ったり、歯科医師はできる限り
痛く無い麻酔にするために
技術を高める事が大切です。
②恐怖、不安で泣く
新しい場所で新しい事をするのは不安だし、
恐怖を感じると思います。
お子さんは心に不安を感じていると
歯に風をかけても痛いと感じてしまったりします😲
不安感や恐怖感を取り除く事も非常に大事です❗️
まずは環境(医院、人、器具)に慣れてもらい
治療をする意味や治療のプロセスを
子供でもわかりやすい
言葉遣いで説明をします。
しっかりと理解してもらうように徹底します。
また子供に話す時は
ネガティブな言葉は避けるようにします。
(例)
『痛くないからね』と言っても
子供は前半の”痛く”までしか聴こえていない
可能性があります。
なので
『大丈夫だからね』と優しい言葉を
選ぶようにしています。
③甘えて泣く
保護者や医療従事者への自己表現の1つとして
甘えで泣いてしまう事があります。
他の理由と同様で
その子に合わせた対応が必要だと考えます。
少し背中を押してあげたり
別の日に改めたり
保護者の方に力を借りたり
本当に対応は色々です。
以上
子供が歯科医院で泣いたしまう理由の
大きなもの3つでした。
保護者の方にお願いしておきたい事があります😄
歯科医院で上手にできた後は
めいいっぱい褒めてあげてください!
僕たち医療従事者も
現場でできるだけ褒めるようにしています。
歯科医院を出る時には
少し自信を持ってもらい帰って欲しいのです👶
いつもご覧いただき有難うございます。
「執筆、監修者」
歯科医師:平岩瑛郁
出身大学:大阪歯科大学