見出し画像

歯の定期検診って何ヶ月ごとがいいの??

時間が無いのに年に何回も歯医者に行くのはいやだ💦
そもそもなぜ定期検診に行かなくてはいけないのだろう?
そう思う方も多いと思います。

歯医者の定期検診、歯のクリーニングの頻度は
一般的に2〜3ヶ月毎と言われています。

しかし
人や状況によって
適した頻度は異なります。

そんなメンテナンスの間隔を決める基準
実はたくさんあります🤔

本日は僕が考える定期検診の間隔を決める基準のうち
大切な3つをこの記事でご紹介しますね👨‍⚕️

ぜひ最後までご覧ください。

①虫歯、歯周病のリスク

虫歯ができやすい
歯周病ができやすい
これらは人によってリスクの度合いが異なります。

虫歯であれば
生活習慣、唾液の量や性質、フロスの使用の有無
など
歯周病であれば
歯磨きの仕方、口の中の歯周病菌の数、歯間ブラシ使用の有無
など

虫歯、歯周病のリスクが高い人は
短い間隔での定期検診、清掃が望ましいです。
反対に、リスクが低い人は
長い間隔でもトラブルが生じにくいと考えます。

②歯ぎしり、食いしばりの所見

歯ぎしり食いしばりの有無や強さは
人によって異なります。
強い力や繰り返しの力は
様々な歯のトラブルを生じさせるので

リスクが高い人は要注意です。

就寝時にマウスピースを使用する事や
短い間隔でのメンテナンスを推奨します。

③患者さん自身の清掃の精度

うまく歯ブラシを使えているかは
メンテナンスの間隔を決める上で大切です。

しっかりと磨けている気がしていても
実はうまく磨けていないという事もあります💦

歯科医院で歯科医師や歯科衛生士から歯磨きの指導を受けてもらうのがおすすめです。

まとめ

他にも
・インプラントや大きな被せ物などの人工物が入っている
・喫煙をしている
・糖尿病、高血圧などの持病がある

など
さまざまな事を考慮して
歯のメンテナンスがどれぐらいの間隔かを決定します。


問題がなく、リスクも少ない方だと
半年に1度程度と
ご提案させてもらう場合もあります✨

しかし予期せぬ事が生じる可能性もありますし
早期発見早期治療の観点から
先述した2〜3ヶ月に1度が望ましと思います。

仮に最終来院後に
虫歯が出来てしまっても
小さい虫歯治療で済みますし
歯肉炎が進行してしまっても
歯周炎になる前に対応できると考えています。

間隔に関しては
担当の歯科医師、歯科衛生士に
相談してみましょう。



最後までご覧いただきありがとうございました。

このアカウントでは毎週水曜日に歯科医師が歯についての記事を投稿しています。
(その他の日も不定期で投稿します😊)

いいなと思ったら応援しよう!