食事の際よく噛むメリットってなんなん？？

2022年12月22日 09:56

食事の際によく噛んだ方が良いと聞いた事はあるけど
一体どんないい事があるの？？
めんどくさいし、食事に時間なんかかけていられないよ.....
そう思っているアナタ！

歯科医師がよく噛むメリットを解説します。

噛む事で唾液がたくさん出る→むし歯、歯周病予防になる

よく噛む事で唾液がより多く分泌されます。
唾液には素晴らしい効果がたくさんあります✨

ばい菌に抵抗する作用
歯についた汚れを洗い流す作用
むし歯で少し溶けた歯を修復してくれる作用
など様々です！！
むし歯、歯周病の予防に役立ちます。

逆に唾液が少なく口が乾燥してしまうと
数多くのトラブルが生じてしまいます😢

厚生労働省や歯科医師会は
噛ミング30と言って
一口分で約３０回以上噛む事を推奨しています。
よく噛んで唾液分泌を促しましょう。

よく噛む事で満腹中枢が刺激され
ついついて食べ過ぎてしまう事の防止につながります😩

よく噛む事で食べ物が細かくなり、
胃で消化する際の助けになります。

先ほど唾液の量が増えるとお話ししました。
唾液にはアミラーゼという消化酵素も含まれているため、そちらも消化に役立つのです👨‍⚕️

しっかりと噛む事で
噛む筋肉が鍛えられ
引き締まった豊かな表情になります。
顔の見た目に大きく関与する表情筋が
バランスよく鍛えられるのです！

この時気をつけて欲しいのは
右側だけで噛むなど
片側噛みになってしまわないかです！
左右でバランスよく噛む事を意識してください！
右で10回、左で10回、両方で10回、噛んで食べるなど意識してもらうのがおすすめです。

筋肉が正常に発達すると見た目だけではなく
会話、発音もスムーズになります。

この他にも
食べ物の味を感じやすくなる事や、
特に小児期においては正常な顎の発育に関与していたり
よく噛む事には色々な良い点があります🤔

以上
よく噛む事で考えられるメリットでした。

いつもご覧いただきありがとうございます。

「執筆、監修者」
歯科医師:平岩瑛郁
出身大学:大阪歯科大学