学校では教えてくれない定期試験勉強法 (計画編)
こんにちは、デンタローボです。今回は「学校では教えてくれない定期試験勉強法(準備編)で過去問を集めた後、過去問を元に試験勉強を行なっていく上で欠かせない計画作りのやり方についてお伝えしていきます。
この記事をお勧めする人
・試験勉強を行き当たりばったりで行っている人
・試験勉強の計画の立て方のわからない人
・試験期間中いつもスタートが遅く試験までに勉強が間に合わない人
この記事の結論
試験の計画の立て方は、各試験科目ごとに勉強に必要な時間を把握する事が大切です。
必要な時間は、「試験の合格しやすさ」×「現在の知識量」×「過去問の有効性」×「暗記力」で求められます。
必要な時間は教科によって変わってくる事を考慮する事が重要!
計画を立てたのに間に合わない理由
1週間に5科目の試験が迫っている、1日4時間勉強するという状況の時、多くの人は4時間×7日=28時間を5科目で割って、1教科5.6時間ずつ勉強しようとする。もしくわ、1日1科目といった計画を立てると思います。高校時代の僕もまさにそのような計画を立てて勉強していました。しかし、この方法で計画を立てると確実に間に合わなかったり、計画がすぐに崩れたりします。これは、各科目ごとの細かい違いや自分の現在の理解度を全く考慮しておらず、ただ均等に時間を割ってしまうからです。
試験勉強の計画の必要性
試験勉強の計画を立てずに勉強する癖がついていると、国家試験の勉強の時に計画的に勉強が進められないため成績アップに苦労します。定期試験は科目数が国試よりも少ないので計画を立てる練習にもなるので、必ず計画を立てて勉強するようにしましょう。これは個人個人で違う物なので、成績の良い人の計画を使っても高得点が取れるものではないので自分自身で計画を作る必要があります。
試験勉強の計画の立て方
試験勉強の計画を立てるには、試験の科目ごとに必要な時間の目安を把握する事が大切です。必要な時間が把握できると、勉強を始める時期などがおのずと決まってきます。
必要な時間がどれくらい必要なのかは、「試験の合格しやすさ」×「現在の知識量」×「過去問の有効性」×「暗記力」で求められます。
試験の合格しやすさ
この項目は、去年の同じ試験の学年の人数に対しての合格者数をみます。(不明な場合は数値は1にしといて下さい)
・学年人数に対して合格者が80%以上 0.5
・学年人数に対して合格者が60〜70%台 1
・学年人数に対して合格者が40〜50%台 1.5
・学年人数に対して合格者が39%以下 2
現在の知識量
この項目は、自分の現在の知識量をみます。(どちらかしか当てはまらない場合は一つ上の数値をにして下さい)
・試験範囲の授業プリントや参考書を見て8〜9割程度理解できる
+なにも見ずに過去問を解いて7割以上正解する 0.5
・試験範囲の授業プリントや参考書を見て6〜7割程度理解できる
+なにも見ずに過去問を解いて5〜6割程度正解する 1
・試験範囲の授業プリントや参考書を見て半分程度理解できる
+なにも見ずに過去問を解いて3〜4割程度正解する 1.5
・試験範囲の授業プリントや参考書を見て全く理解できない
+なにも見ずに過去問を解いて2割以下しか正解しない 2
過去問の有効性
この項目は、試験問題が過去問と比べて、どれぐらいひねられるかをみます。
・ほとんど過去問と同じ(丸暗記で対応可能) 0.5
・問題の選択肢などは違うが、出題項目の理解と暗記をすれば合格できる 1
・毎年出題項目が変わる、もしくは過去問自体がほとんど流出していない 2
暗記力
この項目は、自己判断で自分の暗記力を評価してみます。
・暗記力は良い 0.5
・暗記力は普通 1
・暗記力は悪い 2
科目ごとの必要時間の求め方
4つの項目の数字を掛け合わせて、数値が大きい科目ほど自分にとって勉強時間の割合を多くとる必要があります。逆に数値の低い科目に関しては、お勧めはしませんが一夜漬けに回しても合格確率が高い科目といえます。
独学の限界
最後に少しきつい話をしますが、「現在の知識量」と「暗記力」の2つは、個人の能力を測っている項目です。この2つを掛けたすう数値が1.5以上の場合独学で学ぶのは時間がかかりすぎてしまうため、大学の講師にもう一度詳しく教えてもらう、理解している友達に教えてもらう、学習塾や個別指導を利用するなどの対策を考える事をお勧めします。
必要な時間は、「試験の合格しやすさ」×「現在の知識量」×「過去問の有効性」×「暗記力」で求められます。
必要な時間は教科によって変わってくる事を考慮する事が重要!
ちゃんとした計画を立てる事で勉強不足で試験に臨む事を避けよう!