117回歯科医師国家試験D問題必修について感じたことを

はじめまして。
117回歯科医師国家試験受験者です。
117回D問題必修のみを徒然と書いていきます。
解説は一切書いてません。

A問題(https://note.com/dental_kokushi/n/n8cc1609da1ca)
B問題(https://note.com/dental_kokushi/n/na223e09cae43)
C問題(https://note.com/dental_kokushi/n/n83c5dac983b0)

A問題B問題C問題はこちら

記事は最後まで無料で読めます。
こんな感想でお金取ろうとは思っていませんので。
ではどうぞ。

ちなみに、筆者は予備校の採点サービスには提出しておりません。
正答率などは偏見マシマシスクールカラー特濃です。ご了承願います。

117回歯科医師国家試験D問題必修1~20

D-1
歯内治療学(エンド)から。歯槽膿瘍の原因もしっかり理解する必要のある問題でしょう。

D-2
保存から。ICDASです。エナメル質、う窩がポイントだと思います。

D-3
外科から。先天性疾患と水疱について。Des模試の2回目か3回目で出た気がします。(それは、大水疱でしたが)

D-4
生理学、薬理学から。薬物の相互作用について。初見ワード(アザチオプリン)もありますが、コンスタントに正答を拾っていきたいです。

D-5
補綴(クラブリ)から。引き抜き試験について。キチンと装着時の検査や流れを把握するのが大事だったのかなと。

D-6
生理学、麻酔から。脳梗塞について。動脈と静脈に使用する薬物も違いましたね。原因も違いますので、その辺もしっかり理解して押さえてほしいという問題なのかな?と思います。

D-7
補綴(全部/部分床義歯顎)から。フラビーガムについて。原因を理解することと選択肢をキチンと読むことが大事なのではないでしょうか。

D-8
小児から?歯の萌出について聞きたいのですかね?個人的にはスキャモンの発育曲線の神経型(上顎)の話だと思ってます。

D-9
生化学から。複製転写翻訳について。基礎教養生物やCBTでPCR法などと共に覚えましたね。遠い記憶を遡った記憶があります。

D-10
病理学から。染色法と石灰化上皮性歯原性腫瘍、石灰化歯原性嚢胞、歯原性角化嚢胞の特徴の違いをしっかり丁寧に押さえていきたいですね。

D-11
衛生から。法律と業務内容について。ベーシックですねぇ。

D-12
矯正から。デンタルコンペンセーションについて。矯正は理解が大事だと思います。

D-13
一般教養から。POMRのSOAPです。落としたくないですね。

D-14
病理、微生物学から。HPVです。定番です。

D-15
衛生から。地域包括ケアシステムについて。誤答肢に医療法の5事業が紛れ込んでますね。

D-16
小児、矯正から。大泉門、小泉門。軟骨結合の癒合時期をしっかり抑えましょう。大泉門か小泉門の閉鎖時期は1回目麻布模試で出ましたかね。

D-17
生理学、麻酔から。生体内のpH調整に関与するものについて。この問題についてはあまり言及できる知識を有しておりません。イオン調節する、かつ他選択肢を見て2つ選んでます。

D-18
微生物から。免疫グロブリンについて。最も高いものはIgGですが、低いものは、、、。
私は知りませんでした。

D-19
微生物から。プラークについて。あるあるの選択肢です。

D-20
外科から。鉄欠乏貧血について。嚥下障害がなぜ起こるかということですかね。


D必修問題総括

いかがだったでしょうか。C問題と同じくベーシックな問題が多いですね。

個人的にはD-10。石灰化上皮性歯原性腫瘍、石灰化歯原性嚢胞、歯原性角化嚢胞、3つの名前と病態が延々と一致しなかったため今年度1年間対策し続けたという最も印象深い問題です。
受験会場で静かに左手ガッツポーズした(拳を握りしめるだけ)のも昨日のように覚えています。

書く時間が取れたら解説も書きたいと思います。
A-D問題通してのお付き合いありがとうございました。

歯学生の皆様、おつかれ生です。

追伸


1年頑張ったご褒美ください。笑
もしくは、1/1の北陸地方の震災で被害を被った方に寄付してください。

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