ダーツ、SPINNER(スピナー) 2BAレビュー
DYNASTY(ダイナスティー) A FLOW CRYSTAL LINE SPINNER(スピナー) 2BAというバレルを購入したので紹介したいと思います。
スッペクは以下です。
・全長45mm
・最大径6.6mm
・重量18.0g
想定のセッティングではバレルの後方はダブルリングカットになりますが、逆さでセッティングすると、シングルリングカットになります。
ストレートにしては短く、トルピードでは長すぎるといった、45mmストレートは近年、爆発的に本数が増えて熱いジャンルだと認識しています。
45mm,18~20gストレートはプロのモデルでは西谷プロのraptor、小野プロのソロ・ジェネレーション3、
PDCではマーク・ウェブスターあたりでしょうか?
店頭で投げ比べましたが、大まかなフィーリングは同じでした。
一方で設計的に限界を突き詰めている、無理があると言われるようです。
ハードをするには50mmがマストとされるようで、重さを出すために6.5mmを超える最大径はデメリットだそうです。(筆者はハードは投げません)
パッケージ
シンプルなペラ箱ですが、文字がカッコよく中に見えるバレルのカットラインに目が吸い寄せられます。
箱を開けると、バレルを収めるクッションと間を埋める厚紙が折りたためられて詰められています。
この厚紙でバレルが表の小窓から見えるようにしている設計には驚かされました。バレルを購入すると今までは簡易ケースが付属することが多かったからです。
写真はpyro3だったと思いますが、購入するとレザー調の収納ケースが付属していました。(セッティングは購入時付属のものと異なります)
次の写真はHARROWSのPULSEですが、多くの市販バレルにはこのようにプラスチック収納ケースが付属していたりします。(セッティングは購入時のものと異なります)
このような簡易ケースを使うか、と考えてみると、耐久性や整形フライトを使用する上での不便さなどから避けることになります。
一方で、あって困ることもないですし、最初の1本目を収納するのには役立ちます。何より購入時今回はどんなケースだろうかとワクワクさせられるのであると嬉しいです。
セッティング
セッティングしてみました。
フライトの色の趣味が悪いかもしれませんが手持ちのフライトがこちらしかありませんでした。
開封直後なのだからでしょうが、カットがキツイ。店頭の試投では気になりませんでしが、手の表皮を持ってかれるくらいには鋭いと感じます。
某プロが開封直後のバレルはカットがきつすぎるから、2週間くらい他の人に投げさせてからもらい受けて試合では使用するという都市伝説がありましが、これは納得ですね。
日本のバレルはガラパゴス化している?
日本のバレルは持つ部分にはカットをつけるのが常識のようにされていますが、海外はそうでは無いという話を試投中に聞きました。
曰く、最初に日本人が設計するときに、海外の仕様書を誤翻訳したために、バレルのカットはスタッキングのためだったものが、投げるときの滑り止めとされてしまった歴史があるとか...
海外のバレルのカットの途中にはノングルーブ(カットがない)部位があり、邪魔だなと思っていましたが、そちらを指で保持するのだとか。
本場の良いバレルの定義が綺麗に抜けていくということなのでカットがあると引っかかるリスクが上がる。そのため持ち手の部分は意図的にカットを抜くと仰っておりました。一理ありますね、
しばらく投げ込んでみたいと思います。
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