自分なりのとらえかた
私が自分の目で見て、耳で聞いて、触れて感じたものだけが私にとって本当で、それをきちんと信じていけるようになりたい。
そして、自分で受け取ったことが私にとっては本当だけれど、
私以外の人にとってはそれだけが本当ではないかもしれない。
目に見えない、直接は触れられない、奥底に隠れていることもある。
そんなに深いことなのに、人づてに聞いた話だけで善し悪しを判断するなんてもったいない。
自分で直接触れてみて、どんな風に感じるか自分のこころを観察してみると良い。
全ての出来事なんて、結局は見る人のフィルターによって変わるし、自分以外の人から見ると多少なりとも婉曲してしまう。
全く同じ事象を全く同じ場所で目撃したとて、それぞれが抱く感想は違うように、
なんでもとらえ方次第で、世の中とは本来とっても自由なものだと思う。
それを、大衆が良しとするものに無理矢理はめ込もうとせず、
見えたように、聞こえたように、感じたように、
自分なりのありのままを自分のこころにとらえる力を磨いていきたい。
それは決して他の誰からも奪われるものではないから。