逃れられないなにか
例えばお兄ちゃんとかお姉ちゃん気質のひととか、あるいは本当にお兄ちゃんとかお姉ちゃんっていう人に多い気がするけれど「誰かから頼られると張り切ってしまう」「嫌と言えない」というのがあると思う。
別に嫌だと思ってないし、やってもいいよと思うから引き受けているのだろうけれど、引き受けて引き受けてを繰り返しているとだんだんと荷物が増えていって、次第に自分だけでどうにもこうにも出来ない状態までいってしまったりする。
そういう人って、他人から頑張っていることに気づいてほしいんだけれど、でも頑張ってるよっておおっっぴらにしたいわけでもなくて……
でもやっぱり気づいて「頑張ってるね」ってその一言が欲しいだけだったり。
根本的に、キャパシティーオーバーの状態を少しでも回避しないと、本当の心の余裕は生まれないのだけれど、でも「頑張ってるね」の一言でちょっと救われたりもする。
誰かのその一言で、何気ない言葉で、大きく救われたりするから、言葉の力ってやっぱりすごい。