ポッドキャスト配信における最適なLUFS値
ポッドキャストや音楽配信プラットフォームでは、リスナーに一貫した音量体験を提供するために、LUFS（Loudness Units Full Scale）という単位で音量の基準が設定されています。以下は、主要なプラットフォームごとの推奨LUFS値です。
Spotify
推奨LUFS値: -14 LUFS
最大トゥルーピーク: -1 dBTP
Spotifyではラウドネスノーマライゼーションを採用しており、音量が-14 LUFSを超える場合は自動的に音量が下げられます。
Apple Podcasts
推奨LUFS値: -16 LUFS（許容範囲 ±1 LUFS）
最大トゥルーピーク: -1 dBTP
Apple Podcastsでは、-16 LUFSが標準とされており、音量の一貫性を保つためにこの値が推奨されています。
Amazon Music
推奨LUFS値: -14 LUFS
最大トゥルーピーク: -1 dBTP
Amazon MusicもSpotifyと同様に-14 LUFSを基準としています。
YouTube Music
推奨LUFS値: -14 LUFS
最大トゥルーピーク: -1 dBTP
YouTubeでは、-14 LUFS以上の音源は自動的に音量が下げられるため、アップロード時にこの基準を満たすことが推奨されます
まとめ
Spotify: -14 LUFS
Apple Podcasts: -16 LUFS
Amazon Music: -14 LUFS
YouTube: -14 LUFS
これらの基準を守ることで、プラットフォーム間での音量差を最小限に抑え、リスナーに快適な体験を提供できます。
また、最大トゥルーピークを-1 dBTP以下に設定することで、音割れや歪みを防ぐことが重要です。
【追加】 LISTEN
ラウドネス（音圧）: -15LUFS
トゥルーピーク：-1.0dB
◆でんすけ@ポッドキャスト先生
大阪出身、30代後半。テレビ局やレコーディングスタジオで経験を積み、公務員を経て、ラジオ局に就職し、番組制作や音声編集を担当する。１人で企画制作、収録編集を担当していた番組が、近畿コミュニティ放送番組賞とパーソナリティー賞をW受賞。業界歴15年以上の経験から、素人の方を交えた番組制作サポートは、のべ100名以上を超える経験あり。
現在は、OfficeScene8を立ち上げ、ポッドキャスト番組の個別サポート＆コンサルティングを展開中。担当した番組は、ApplePodcast子育てランキング4位の実績や、10万人超フォロワーのいるファイナンス系Voicyチャンネル、某大学病院の医学専門番組など実績多数。音声配信をやってみたい初心者も優しく丁寧にサポートを提供しています。メンタルコーチ＆メンタルトレーナー、コーチングの資格所持。