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S2-6★番組の構成は 『OP→本編→END』 原稿も作成しよう!

誰でもできる!ポッドキャストの作り方(シーズン2)


Mayuちゃん作成の原稿

ポッドキャストについて何も知らないMayuちゃんが、ラジオディレクターのデンスケと一緒に、自分の番組を制作配信していきます。

★シーズン2
パーソナリティー:デンスケ@ラジオD
アシスタント:Mayu

Spotify、AppleMusic、AmazonMusic、GooglePodcastで配信中!
ぜひお楽しみください。


Season2-6★番組の構成(ポッドキャスト)

デンスケ@ラジオD
皆さんこんにちは。ラジオディレクターのデンスケです。テレビ局やレコーディングスタジオで経験を積み、現在はラジオ局で番組制作や音声編集をしています。この番組は誰でもできるポッドキャストの作り方をお伝えします。ぜひあなたもトライしてみてください。

Mayu
こんばんは。アシスタントのまゆです。よろしくお願いします!

デンスケ@ラジオD
よろしくお願いします!さあ、前回の話でコンセプトシートが出来上がりました。そしたらいよいよ収録配信していくんですが、収録していくにはまずは番組をどんなふうに収録したらいいのかな?というのを今回はお話します。

番組の構成は「OP→本編→END」

番組の構成はわかりやすく、
・オープニング
・本編
・エンディング

と考えてもらうといいですね。

いきなり本編をスタートしてしまうと初めて聞く人がついていけなかったり、番組を最後まで聞いてもらなくなってしまいますのでまずはこの『オープニング/本編/エンディング』という形を意識して収録に挑んでみてください。本編は話の中心、話の中身になりますね。

Mayu
はい!


オープニングについて

では、まず『オープニング』について説明しますね。

番組を初めて聞くリスナーに向けて、
・番組のタイトル
・自己紹介
・今回話す内容
・それに対するオチ回答

までをもうオープニングで話してしまいましょう。

ポッドキャストの番組はたくさんありますので、オープニングでの『掴み』が大切になってきます!

今はショート動画も2秒で興味を引かないと、他の番組に行ってしまいますので、1番初めのオープニングでどれだけ『お?ちょっと面白そうだな!』とか『あ、こんな番組なんだな!』というところを伝えてあげないと番組の本編を聞いてくれないので、最初はまず番組タイトルと自己紹介どんな人が喋ってるのか、そしてトークテーマですね。

今回のお話はこんなお話です。で、さらにそれに対する回答もオープニングで伝えてください。

例えば『今日は肩こりがスッキリするストレッチをお伝えします。実は肩を大きく10回まわすだけで出来ちゃうんですよ』まで説明しましょう。

Mayu
うんうん。

デンスケ@ラジオD
気になった人は「何故それがそうなるの?どうして?」と思って本編を聞いてくれますので、いかに早くオープニングで『掴みトーク』ができるかがポイントなので意識してみてください。

まゆちゃん、オープニングで分からないことや気になることありますか??

Mayu
そうですね…台本を作っておいた方がスムーズに話せるのかな?と考えてたんですけど、どうでしょうか?

デンスケ@ラジオD
そうですね!オープニングとエンディングは定型文の方が聞いてる方も番組が始まったなと耳馴染みがあると思います。

本編はトークテーマで内容が変わってくるので、毎回作り変える必要があるんですけど、オープニングとエンディングはぜひ原稿を作りましょう。毎回原稿を使いながら収録していくとスムーズにできると思います。

Mayu
わかりました。ありがとうございます。

デンスケ@ラジオD
オープニングはやはり掴みが大事なので、あまり長くならないように注意してください。

Mayu
大体オープニングってどれぐらいの分数がいいのでしょうか??

デンスケ@ラジオD
さあ、まゆちゃん!ここはイメージ的にはどれぐらいの長さだと思いますか?

Mayu
長くなると集中できなくなっちゃうので1分も話したら多いのかなって思うんですけど…

デンスケ@ラジオD
正解です。それぐらいのイメージです!
タイトルと自己紹介は固定で、極端な話で言うとタイトルと自己紹介は番組説明や概要欄でも気になる方は見てくれます。

いかに『今回のお話は〜で、今回こんなオチですよ!』のところで『聞いてみたいな!』って思わせるかどうかが大きなポイントですね。

なのでオープニングは20〜30秒、1分でもオッケーです!ただ1分を超えてくるともう本編でいいかな?という長さなので1分ぐらいを目処に自己紹介、番組タイトルあとはトークテーマとオチ回答を考えてみてください。

Mayu
はい!ありがとうございます。


エンディングについて

では、エンディングについて説明します。
番組のオープニングでリスナーの興味を掴んで、本編まで聞いてくれました。ポッドキャストは本編まで聞いてくれる方は最後まで番組を聞いてくれる方の割合パーセントが高いです。

Mayu
うんうん。

デンスケ@ラジオD
この1番最後まで聞いてくれるリスナーは熱心なファンですので最後は自分がポッドキャストを配信する目的を達成するために、例えば番組をフォローしてくださいね。とかきちんと自分の目的とリスナーにしてほしいことを伝えるようにしましょう。

エンディングの流れは、
今回の番組を聞いてくれてありがとうございます。
・次回のテーマはこんなお話をします。
・興味がある方は番組をフォローしてくださいね。
・仕事の依頼はこちらになります。
・また来週お楽しみに。

みたいな形でまとめてあげるとスッキリしますね。

Mayu
うんうん!

デンスケ@ラジオD
配信の目的、狙う効果が人によって違いますのでエンディングで案内する内容もそれぞれ変わってきます。

エンディングでは「次回のエピソードへのフリ」とかも入れるといいですね。「来週はこんなお話をしますよ!こんな困り事ありませんか?それを解決してあげますよ!」と話すと『お?次回も気になるな!聞いてみたいな』となる誘い文句を入れてみると、またさらに次に繋がるステップになります。

まゆちゃん、エンディングはイメージつきますか??

Mayu
はい。また質問なんですけど、気になった方がメッセージを送る場所はどこかにあったりするんでしょうか?

デンスケ@ラジオD
そうですね。stand.fmにコメント欄がありますし、各ポッドキャストの配信サイトにもあります。

まゆちゃんがリスナーのコメントをどこでチェックするかも大事ですね。全ての配信サイトを毎回チェックするのもいいですし、逆にそういうメッセージやリクエストの宛先を1つにまとめてあげるとリスナーにとってわかりやすいかもしれません。

そういう場合におすすめなのがSNSです。

例えばX(twitter)やInstagramとかにまとめてあげで、番組用のアカウントを立ち上げて、メッセージはDMやコメント欄で直接送ってください。と問い合わせ先を案内してもいいですね。

番組を配信したときにX(twitter)で告知する流れができると、リスナーおもそこでファンが増えて、新しい情報もキャッチできて、よりコミュニケーションができる形になると思います。

Mayu
うんうん。

デンスケ@ラジオD
今はポッドキャストがYoutubeでも配信できるようになったのでYoutubeのコメント欄とかでもリアクションできるので、まゆちゃんがチェックするのをどこにしたいか、よく使うのはどこかというので決めてもらったらいいと思います。

オープニングとエンディングは原稿を作って、リスナーの興味関心を引きながら次のところへ誘導してあげてください。

Mayu
ありがとうございます。


本編について

では最後に本編のポイントを3つお伝えしますね。

Mayu
よろしくお願いします。

デンスケ@ラジオD
本編、トークの中身を話すときはおそらく収録時間が前後すると思います。5分の番組をやろうと思っても、6分の時があったり、7分の時があったり、4分の時があってもいいと思います。ただやっぱり本編は思うがままに、ずーっと喋ってるのではなく、ある程度の収録時間を意識して収録に挑んでください。

5分の番組を「なるべく5分以内で話そう!」という意識を持つだけで、言葉がギュッとまとまってきます。

5分の番組を何も考えずに話して30分とか収録してしまうと、それはある意味だらだら長く喋ってしまってるかもしれません。なので、ポイントの1つとしては「時計を置いて収録時間を意識しながら話をする」ように心がけてください。

Mayu
はい!

デンスケ@ラジオD
2つ目は「リスナーがマイクの先にいると思って語りかける」ようにお話してください。

どうしてもスマートフォンで収録配信していると、1人で機械に向かって吹き込みをしているようなイメージになります。そうなると1人語りの説明口調になることが多いので、きちんと目の前に自分がターゲットとする相手がいると思って「このお話皆さんわかりますかね?こういうことありますよね!どう思いますか?」という感じで、実際に相手がいると思って語りかけることを常に意識してください。

これを意識するだけで、聞いてる方も自分に語りかけてくれるような気持ちになって、番組にどんどん入っていくことができますのでぜひここは意識してみてください。

3つ目は、リスナーにとって「学びと共感」があるようにトークを組み立ててください。「共感」はさっきお伝えしたように、語りかけることを意識してもらったら出てきます。あるあるピソードとかですね「皆さんこんな経験ありませんか?」「やっぱりこういう時ってこんな気持ちになりますよね?」というのがリスナーの共感を呼びます。

共感を得ることで「わかるわかる」と親近感が湧いてきてパーソナリティーと番組のファンになってくれます。ただ共感だけでは、中身が薄い番組になってしまいますので、やっぱり番組を聞いた方にも何か1つだけでも「あ!そうだったんだ!」「それは知らなかったな」と思うようなことがあれば、共感を得たうえで、学びができる番組は「次も聞きたい!」となります。

今日はどんな話をしようかな〜?と考える時には「リスナーにとって学びの部分はどこかな?リスナーにとって共感の部分はどこかな?」と考えながら原稿や下書きを作ってもらうといいですね。

Mayu
なるほど。

デンスケ@ラジオD
では本編の原稿作りでお伝えするのは以上になります。
さあ、番組全体のオープニング本編エンディングという形で各項目のポイントをお伝えしました。

Mayu
ありがとうございます。

デンスケ@ラジオD
まゆちゃん、実際に今の話を聞いて収録できそうですか??

Mayu
はい。いくつか質問事項もあったんですけど答えていただいて、せっかくだったらファンの方とコミュニケーションが取れたらいいなと思ったので、コメントの場所を1つに集約するのはいいなと思いました。

普段はInstagramやってるんですけど、番組用の箱があるとやり取りしやすいなと思ったので1つはX(twitter)をトライしてみようと思いました。

デンスケ@ラジオD
おお!いいですね。ぜひ頑張ってみてください。そこからまた新しい挑戦でXで番組拡散とかできると思いますし、XのSNSでの情報発信もまた新しい挑戦で色々頑張ってみるのも面白いと思いますよ。

Mayu
ありがとうございます。

デンスケ@ラジオD
では番組の構成についてのお話は以上になります。ありがとうございました。

Mayu
ありがとうございました!

デンスケ@ラジオD
ちょっと待ってくださいね。エンディングって自分は何を喋ってたかなっていうのを…僕今原稿を探します笑。はい、自分の原稿を探してます。



……この番組はAmazon Music・Spotify・Google Podcst・Apple Podcastで配信してますので、ぜひ聞いてください。それ以外にも番組内容の書き起こしをNote(ブログ)もやっています。最新情報など気になる方はデンスケのX(twitter)をチェックしてくださいね。

「誰でもできるポッドキャストの作り方」ご案内はラジオディレクターのデンスケとアシスタントのまゆちゃんがお送りしました。
それでは次回の放送でお会いしましょう。
バイバーイ!またね〜!

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