電車好きの子供と力作おもちゃ
3歳の息子が電車にハマっていて、電車の名前をどんどん覚えていく。関西を走る電車はもちろん、いつの間にか「やまのてせん」や「けいひんとうほくせん」「じょうばんせんかいそく」まで覚えた。
休日になると電車を観に行ったり乗りに行ったりする。電車鑑賞のオススメスポットは新大阪駅近くの「新大阪駅南歩道橋」だ。在来線の普通電車はもちろん、サンダーバードやくろしおなどの特急列車、そして新幹線まで観れる。そして新大阪駅のホームから近いため次に到着する電車についてのアナウンスも聞こえるので、お目当ての電車が来る前にしっかりとスタンバイすることができるのもオススメポイントだ。
先頭車両の運転席の真後に乗って環状線の一周ツアーもした。運転席から大阪城や通天閣、京セラドームなどのランドマークやすれ違う色々な電車を楽しむことが出来る。真夏や雨天の日でも楽しめる時間の過ごし方だ。
これまで環状線の「外周り」「内周り」という言葉を何となく聞いていたが、1周ぐるっと回ってみると円の外側と内側に2本の線路があり「外周り」の電車は円の外側の線路を「内周り」の電車は円の内側の線路を走っていることがよく分かる。子育てを通じて、分かったつもりになっていたけど実は正しく理解していなかったことに気づくことはよくある。
家での遊びも電車三昧だ。「はしれ!ぐるぐる山手線」という本は図書館で何度も借りた。山手線の全ての駅の様子が載っている本(高輪ゲートウェイ駅が出来る前)だ。東京の電車に馴染みはなかったけど、いろいろなところで新幹線とすれ違うようでなかなか見どころが多い。しかも関西と違って、東海道新幹線だけでなく北陸新幹線(かがやき)や東北新幹線(はやぶさ)、秋田新幹線(こまち)などバラエティ豊かな新幹線が見れる。
そして今手作りの鉄道おもちゃにとてもハマっている。牛乳パックで作った車両と、段ボール等で作った駅だ。新生児の頃からちょこちょことおもちゃを手作りしていたが、今回作ったおもちゃがお気に入りNo.1となった。
手作りおもちゃは作る楽しみと遊んでもらう喜びがある。「どんなレイアウトにしようかな」「ここの部分は何を使って作ろうかな」などを考えながら作る。子供の時の工作の時間を思い出す。
今回作った駅の最大のこだわりポイントは踏切。曲がるストローに色画用紙を貼り付けて遮断機の部分作った。我ながらナイスアイデアと思ったが、意外と曲げ伸ばしがしづらく近々改良予定だ。「かいだんのよこにエスカレーターつけて〜」というリクエストももらったので、こちらも近々改良予定だ。
1から試行錯誤しながら作ったおもちゃで、楽しそうに遊んでもらえた時はとても嬉しい。新しい車両を追加したり駅を改修したりして、より長く遊んでもらいたい。