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CL愛知備忘録(エクストラレギュレーション)

皆さんこんにちわ、4年やって初めて「チャンピオンズリーグ」に参戦する人私だけ説、どうもデンソンです。今回は初めてのチャンピオンズリーグであり、かつ初めてのエクストラレギュレーションでの大型大会参加ということでなんか残したいと思ったのと、そもそも考えたことをまとめてデッキを選択するため、言語化する練習のために書きました。そのため前半部分はチャンピオンズリーグ愛知開催日3月27日の2週間前〜当日直前に書いており、後半はチャンピオンズリーグ愛知以降に書いたものになります。ただの備忘録であって全くもって解説記事ではありませんしそんなもん書けるわけもないのでそういうつもりで見ていただけると幸いです。

以下常体と敬体が混ざっている可能性がございます。

1.私の考えるエクストラレギュレーション

さて今回私はエクストラレギュレーションでの参加となる訳なのですが、正直応募の時に躊躇いはありました。というのも私の中ではエクストラレギュレーションは強い人・歴が長い人が参加するイメージがあり、そういう人たちはカードをよく知っていて経験値も違うと思っているからです。経験値の差は埋めることが出来ません。そしてそういう人たちに勝つためにはどうすればいいか・どういうデッキを選択すればいいかと考えるところ始めました。そしてデッキ選択に移ります。

2.デッキ選択

さて何を握るかとなった訳ですが、莫大なカードの量・種類のエクストラレギュレーションで自作デッキ作るのはやはり無理だなと思い、既存の強いやつを真似することにしました(エクストラバトルの日でも同じようにしてました)。その上で環境に多そうなデッキに対して強く出れるデッキを握ろうと考え、私個人が考える、相手して勝率をある程度出さなくてはいけないデッキを決めました。それが下の3つです。

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これらのデッキ、特にカイリューと黒馬バドレックスのデッキは高いシェア率でありトップクラスの強さがある、俗に言うtier1と呼ばれるデッキと考えており、少なくともこの2つのデッキに対して勝率が5分以上取れるデッキであることが好ましいと考えました(メロゲノやミュウVmaxなどのフュージョンはtier1.5ぐらいでしょうか)。また黒馬バドレックスやフュージョンが多く存在してる環境であるが故、連撃ウーラオスがほとんどいない環境でもあるため悪タイプのデッキが強いだろうとまず始めに考えました。そしてパッと思いついた存在していた(はず)デッキは以下の8つです。
①悪パーフェクション
②ダークターボ
③ムゲンダイナ
④アルセウスカラマネロ
⑤悪バレット
⑥ゲンガーVmax
⑦三神ゲコゾロ
(⑧ダイケンキVstar with イベルタルGX)

とりあえずそれぞれについて考えます。

①悪パーフェクション
このデッキは私を8回エクストラバトルの日で優勝させてくれた神デッキであり、1年前のスタンダードで形は異なるもののずっと使っていた思い入れが深いデッキ。ブラッキー&ダークライGXを筆頭として様々なGXの技を駆使して戦うデッキで、次元の谷によって無色エネ1個分少なくミュウツー&ミュウGXが技を使うことが出来、対応幅も広くデッキパワーはかなり高いです。グッズロック→追加効果デッドムーンGXで気絶&トレーナーズロック→デデンネがいればグリードクラッシュ、いなければ悪の波動連打これをするだけで基本勝てます。相手にしたいことをさせないで勝ちきります。追加効果デッドムーンGXを打つタイミングの手札と相手の盤面したいで勝ち確定になってることもあります。かなり推してるデッキ。
②ダークターボ
ガラルファイヤーVの邪炎の翼やダークライGXのリザレクションはもちろん、ダークパッチやピーピーマックスでエネルギー加速がとても速いデッキ。最近登場したダークライVstarも入れてあげることで更にパワーが増します。ダークライが3種入っており、それぞれ強いスペックを持ってるという実質ダークライデッキです。私も一度エクストラバトルの日で使いましたがパワーの高さを感じました。
③ムゲンダイナ
私が考えたムゲンダイナはカクレオンを入れた永遠にエネ加速をすることが出来るデッキ。システムが出来てしまえばエネをたくさんつけることができ、追加効果ありデッドムーンGXや高火力の悪の波動を打つことができます。ただウソッキー入ってるデッキがあまりにも苦手。
④アルセウスカラマネロ
やることはスタンダードとほとんど同じでアルセウスVstarのトリニティノヴァでカラマネロに加速をし、Norツツジ+サイレントラボorアローラベトベトンで相手を止めるデッキ。ただエクストラにはミツルとトリプル加速エネルギーがあるため後攻1ターン目からトリニティノヴァを打つことが出来ます。やまおとこを使って相手のデッキトップをコントロールし更に止めることも可能。
⑤悪バレット
悪パーフェクションと同じでマニューラGXで起動するデッキ。悪パーフェクションに入っていた3種のtagteamGXだけでなくレッドバイキングのアクジキングなども入れており俗に言う非エクへの対抗手段も入っています。この環境ではミュウツー&ミュウGXが弱点を突かれやすくなかなか使えなく、闘タイプ主体のデッキがほとんど存在しないためこっちの方が理にかなっているかもしれないですが、悪パーフェクションに出来る後攻1ターン目のディストーションによるグッズロックが出来ないのが残念。
⑥ゲンガーVmax
2エネで打つことが出来るパニックフィアーは三神カイリュー、黒馬バドレックス、フュージョン系統、また上で述べた悪パーフェクションやダークターボなどのデッキ相手に高打点を出すことができるデッキ。ただゲンガーだけだと小回りが効かず、マッドパーティや滅びの輝きネクロズマに分が悪いため、私が使うならそれらに強いジュラルドンVmaxも入れるかもしれない。
⑦三神ゲコゾロ
2.3年前に使われていたイメージがあり、ダブルドラゴンエネルギーが悪エネルギー2つ分としても働くため悪の波動のダメージが上がりやすく、ピーピーマックスやダークパッチや邪炎の翼、更にアルティメットレイまで行ければ300は簡単に出すことが出来るデッキ。実際お試しでエクストラバトルの日で試したところ420ダメージ出すことができて使ってて楽しいです。ただどうしても三神→ゲコゾロでバトル場に出ることが多いため3-3で取られて負けてしまう可能性があり、三神カイリューで良くねと言われたら黒馬に弱点つけるからしか言えません。
(⑧ダイケンキVstar with イベルタルGX)
ダイケンキVstarが発表された時に思いついたデッキ。ダイケンキのザンゲツスターとイベルタルのデスカウントGXでどんなデカブツでもワンキルすることが出来ます。ただ既存のレシピが見当たらず、時間が無いので却下。

この時点で使う可能性が高いのは悪パーフェクション、ダークターボ、アルセウスカラマネロ、悪バレットの4つです。ただ意識しなきゃいけないデッキは上の3つだけではなく、次の6つにも考慮しました。

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エクストラレギュではデッキ量が半端ないほど存在しているのでまだまだあると思いますが、使用率を考えた時に上の6つは一定数使う人がいそうと考えたデッキです。下にその残りのデッキを載せますが、流石に全てのデッキに対応できるデッキはないと思っていますので使用率が低そうなデッキはなるべく考慮しないようにしました。

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 ここまで色々考えてこのnote書いて月日が流れて1つのことが分かりました。
「答えが分からない」
どうしてもこのカードたちの存在が僕のデッキ選択を歪ませます。

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3ヶ月ぐらい前のスタンダードレギュレーションでの雪道リセットスタンプをされている気分ですね。直近出てきたアルセウスダストの構築を始め、ファッションモール型黒馬バドレックスやホロネクダスト、アルセマネロベトンなどなど。ヤメロオマエってひたすら言いたいです。熟練度や黒馬が多いと予想される環境を考慮して悪パーフェクションを握りたいかなぁと思っていたのですが、悪パーフェクションは主軸であるミュウツー&ミュウGXとマニューラGXに加えてエネ加速要因のガラルファイヤーV、展開及び必要パーツを揃えにいくのにほぼ必須であるクロバットVとデデンネGXまで特性に依存しており、ただフィールドブロアーの温存やリソース管理がしっかりと出来れば抗えないことはなくディストーションをコピーして打つとダストダスに弱点の100ダメージで丁度倒せるので噛み合えばなんとかなるかもと思っていますが、それでもキツイものはキツイです。なんとなくこのチャンピオンズ愛知エクストラレギュレーションで特性ロックのデッキが多いように思っていたので素直にデッキを選択することが出来ません。ダストダスやアローラベトベトンのことを知らなければ素直に悪パーフェクションを握れるでしょう。知らぬが仏?
この時同時に候補であった、特性依存が強いダークターボと悪バレットの選択をやめました。


特性ロックがいるなら特性ロックがそこまでキツくないデッキにすれば良いのではということでアルセウスカラマネロを組んでみた。

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改善点は色々あると分かっておりますが、後に分かりますが結局このアルセウスカマラネロは没になったのでこのレシピが最初で最後となっております。サイレントラボor雪道を貼りながらのNorツツジで殆どの対面でそれが決まれば勝てるのではないか思っていたのですが、そもそもたねポケモンが並ばなかったり、アーゴヨン&アクジキングGX入りに後攻取られた時に、非エクのポケモンがいない以上、相手に2-2-2で取られて3ターンで終わってしまう可能性があり、勝率が怪しいという理由で没に。使ってる人がいないかと調べたところアローラベトベトンを入れてる人がおり、いいなと思いましたが進化ポケモンの種類及び枚数を多く入れると事故りやすくなりそうという私の偏見が発動して却下に。正直これを諦めていいのか怪しいですが、何より時間がなく煮詰めれる気がしなかったので仕方なく。


さぁ困った困った。どんどん大会当日が近づいています。もう1週間もありません。ここで原点回帰しました。1番最初に挙げた3つのデッキをメタるのではなく使う側になるのはどうかと。猛者たちの集うこのエクストラレギュの大型大会では、エクストラバトルの日で見るようなデッキも存在するだろうとは言え、隠し玉のヤバいデッキたちが沢山出てくるだろう。それらに勝つには柔軟な動きが出来、対応幅が広く、デッキパワーが高くデッキが良いのではないか。
まず考えたのはメロエッタターボ。一度このデッキをエクストラバトルの日で使ったことがあり、5-0で優勝して強さを実感しておりました。その時使ってたレシピはこちらです。

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ウッウロボを入れたりパソコン通信をダウジングマシンにするなどの変更点はさておき、このデッキのパワーはスタンダードのミュウvmaxデッキを使ってる人なら分かると思いますが、スペシャルチャージの存在によって、メロエッタというサイド1枚アタッカーが毎ターンメロディアスエコーが210ダメージ以上出せるバケモンデッキとなっています。実際私もエクストラバトルの日の決勝でスペシャルチャージ→カミツレのきらめき2エネ加速→メロディアスエコーで相手のダークライvstarを倒した時は気持ち良さがありました。しかしなんと言ってもこのデッキはロック系統に弱いのが欠点です。こくばバドレックスVのシャドーミストなどの特殊エネ・スタジアムロック、ザオボーや改造ハンマーなどの特殊エネ破壊、アローラベトベトンやダストダス、雪道やサイレンラボなどの特性ロックをされると止まりやすく、フュージョンエネルギーの効果によりエネがついているゲノセクトはアローラベトベトンやダストダスの特性を受けませんが、それもザオボーや改造ハンマーで割られれば使えなくなります。また軽石がついていないゲノセクトを引きづり出されながらグッズロックをされるとグズマか2エネを貼って逃げるしかありません。しかしそれでは前者ではカミツレのきらめきを、後者ではスペシャルチャージを使うことが出来ないので打点を出すことが出来ません。ドローをゲノセクトの特性に依存してしまっているため、盤面が出来る前にフュージョンシステムが止められようものならただ殴られて終わってしまう可能性がありますし、ハイリスクハイリターンなデッキなイメージが個人的にあります。私としてはこういうデッキは対戦回数の少ないエクストラバトルの日などでは強いとは思いますが、予選7戦あるチャンピオンズリーグでは向いてないと思い辞めました。ミュウVmaxを入れているのはvs黒馬バドレックスでの勝率を上げるためです。
次に考えたのが黒馬バドレックスvmax

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言わずもがなのエクストラ最強のデッキですね。やれることが広すぎてバグです。悪パーフェクションを使って負けたこともあります。ただ強すぎるが故に今回のチャンピオンズリーグでは強くメタを貼られそうな気がしてしてならないのです。悪パーフェクション使って負けたとは言いましたが、7戦やって1敗したのみです。やはりアタッカーが全員悪弱点であり、悪タイプのデッキは厳しいものがあります。黒馬バドレックスが頭抜けて強いというのは共通認識だと思いますので、悪タイプのデッキを使ってくる人が多いと予想し、今回は諦めました。
そしていよいよ三神カイリュー

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(初期案としてお借りしました。誰のか分からないのが申し訳ないです。)
こちらも言わずもがなのトップクラスに強いデッキ。後攻1ターン目から250以上を出してくるのは意味が分かりません。その要求値がそこまで高くないのも意味が分かりません。特殊エネルギーをひたすら割ってくるor貼らせないデッキ以外に対しては特筆してキツイというデッキがなく予選が7戦あるチャンピオンズリーグに向いているデッキと私は考えています。様々な動き方があり、見知らぬデッキにもある程度戦えると思い第一候補として三神カイリュー、逃げのデッキとして悪パーフェクションと決めて愛知に向かいます。


移動中に過去のチャンピオンズリーグの動画見ていたところ、直近話題の幻影変化ゾロアークも含めて優秀なゾロアークが多いことを思い出しました。

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しかしCL2日前であるため流石に断念。色々出来てなかなか面白そうですが。この時同時にホロネクのデッキが強いと聞いて、大急ぎで電車の中で考えました。特性ロックを強く意識してるのでむしろその特性ロックを逆手に使えるホロネクは確かに強そうだと思い、名古屋に着き次第組もうと決意。

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いよいよチャンピオンズリーグ前日。慶に手伝ってもらって対面練習しました。
「じゃん負け先攻!」「タネ1匹!」「後1タネ切れ!」「黒馬バドレックス無理!」
というわけでホロネクの選択肢は消滅。同時に三神カイリューはそこそこの感触を感じてました。

そして前日の今日、ついにデッキが決まりました。

「三神カイリュー」キミに決めた

正直悪パーフェクションに未練タラタラですが、自分で考えて決めた環境予想に相応しくないので三神カイリューに決めます。後悔はしません。

私の明日の予想
・特性ロックが流行る。
・悪タイプが上位に多く見られる
・黒馬は上位に少し見られる
・知らないデッキに当たる

明日の俺頑張ってな


3.デッキ内容

ここからはチャンピオンズリーグ愛知後の記述となります。本番の使用感などを交えて書こうと思います。と言っても大体既存の三神カイリューと同じなので差異中心です
コンセプト:2-2-2プランがメイン 時に3-3

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・カイリューV 3枚
デッキを作るにあたって色々なレシピを見ましたがほとんどのデッキで2枚採用でしたが、カイリューVはほぼ2回使うので、サイド落ちや先に倒されることをケアして3枚。当日困ることはありませんでしたしこの枚数が正解だと個人的に思ってます。
・スターミーV 1枚

元々黒馬バドレックスをメタるデッキを作るのにあたってカプ・コケコGXと一緒に思いついていたカード。そのため当初メロン型で組む予定でしたが、エネルギー配分が難しすぎて没に。ただmarshmallowさんにカウンターエネルギーで起動することを教えてもらい試したところ、悪パーフェクションやターボダークにも強く使えたので採用。当日は技は打ちませんでしたが、初手に出ても逃げ0として活躍しました。
・トレーナーズポスト 2枚

4枚入れたいー ハイボの枚数は譲れませんでした。
・ダンデ 1枚

結構偉いカードです。カイリューVのドラゴンゲイルが250ダメージでありこだわりハチマキを採用していないため、相手のアーゴヨン&アクジキングGXやアルセウス&ディアルガ&パルキアGXを一撃で倒すことが出来ないのでダンデを使ったり、悪パーフェクション相手で後攻1ターン目にミュウツー&ミュウGXにディストーションを打たれてもダンデドラゴンゲイルでカウンターすることが出来ます。オルタージェネシスGX30+ダンデ(こだわりベルト)30+アルティメットレイ150=黒馬バドレックスV・クワガノンV・アマージョV・ウルガモスV・(ゾロアークGX)210を覚えておくと戦いの幅が広がると思います。
・ポケモンレンジャー 1枚

三神カイリューミラーをしてじゃんけん負けした際に相手に後1オルタージェネシスGXを打たれると、順当に行けば負けてしまうため、先攻2ターン目に打つカードとして、またその他ロック系への対策として採用。
自分(先攻):0枚→3枚→2枚→2枚
相手(後攻):0枚(オルターGX)→3枚→3枚
(オルタージェネシスGX打たれないで素直にバトル場のサイド2枚アタッカー取られてもキツいです。恐らくこっちのバトル場にサイド2枚以上のポケモンがいればドラゴンゲイル、サイド1枚のポケモンがいればオルタージェネシスGXで入ってくると思いますが)
居ないとは思いますが、vs黒馬バドレックスでシャドーミストによる特殊エネロック辛いからってポケモンレンジャーを打つと恥ずかしい思いをするのでお気をつけください。僕は前日やりました。
・混沌のうねり 2枚

多くの人が嵐の山脈を入れると思いますが今回の混沌のうねりを採用しました。普通のデッキよりサーチカードが少し多いこと、スカイフィールドで展開するデッキの妨害になること、悪パーフェクション・黒馬バドレックスに対して次元の谷・サイレントラボを貼らせにくくすること、パラライズボルト+混沌のうねりによって高確率でホロネクは技が使えなくなること、雪道を貼らせにくくすることetc…などなど、色々嵐の山脈より混沌のうねりの方が強く出られる理由があったので入れました。実際で混沌のうねりを割りにきたい様子が見られた試合があり欲を言えばどちらも入れたいですが混沌のうねりを優先しました。
・カウンターエネルギー 1枚

元はスターミーが1エネでエナジースパイラルを打つために採用したカードですが、5枚目のダブルドラゴンエネルギー(カイリュー専用)になってくれたり、パラライズボルトも1エネで打つことが可能になる偉いカードでした。

こだわりハチマキや闘魂のまわし、キバナも枠があれば欲しかったですね


4.当日のマッチアップ

1戦目vs??? じゃん勝ち後攻 山切れ ⭕️
2戦目vsミュウゲノダスト じゃん負け後攻 6-0 ⭕️
3戦目vsアルセゾロアゴ じゃん負け先攻 5-6 ❌
4戦目vs先1シェイクアルセ じゃん勝ち後攻 2-6 ❌
5戦目vsアルセダストナンス じゃん勝ち後攻 0-4 ❌

結果から言うと2-3ですね。前回から一歩も進歩がありませんでした。ただ初めてのエクストラレギュレーションで2勝出来ただけでも良いのかもしれません。とりあえず戦いを振り返ります。

1戦目vs??? じゃん勝ち後攻 山切れ ⭕️

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初手 こちら:クワガノンV  相手:コイル
相手の初手が見たことのないコイルでしたがエクストラでコイルを使うのはダブルブレインのジバコイルに進化する時ぐらいだろうと考え、LOよりのデッキではないかと判断。相手はゾロアやメタモンなどを出しベンチ展開して初手終わり。こちらは手札が良くなかったのでデデチェンジをしたところ何も引かず3ターンほどドローゴー。その間に相手はどんどん展開しザシアンの不撓の剣で山を掘り進める。途中、技の効果を無効化するガラガラやアローラベトベトンなどが見え、結局私は相手のデッキが何をするのか分からなかったが相手の山札が0になったタイミングで相手はアーゴヨンGXのスティンガーGXを使用。私としては前のクワガノンVを倒しつつトラッシュに埋め込んだであろうジラーチプリズムスターで3枚取りしてくるものかと思い、とりあえず山も残り3枚なので山切れで勝つプランも狙いつつザシアンVを呼び出しパラライズボルトを連打。お相手曰くプレミしたようでザシアンを相手が逃すことができず、そのまま相手の山切れして勝つことが出来ました。未知のデッキに対して打つパラライズボルトの強さを知った。

2戦目vsミュウゲノダスト じゃん負け後攻 6-0 ⭕️

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初手 こちら:カプ・テテフGX  相手:ミュウV
リマッチの結果、知っている名前の方が対戦相手に。この時点で軽く絶望したが、じゃん負けして先攻を宣言されて困惑。相手は初手ミュウVからのバトルVIPパスからヤブクロンとクレッフィ、そして(手札から?)ゲノセクトをベンチに出し、ぐんぐんシェイクで特性が発動。しかしこちらはタッグコールからアーゴヨン&アクジキングGXとグズマ&ハラを持ってきて、ピーピーマックスもヒットしたためジェットピアスで前のミュウVを倒す。その後Nを打たれベンチにミュウVを1体出されたましたがNでグズマを引いたため、再びミュウVを倒して最後はカオスオーダーGXで勝ち。当たったことも見たこともないデッキでしたが、アーゴヨン&アクジキングGXが強すぎて助かりました。

3戦目vsアルセアゴゾロ じゃん負け先攻 5-6 ❌

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初手 こちら:スターミーV 相手:メタモンプリズム
今回の正念場でした。猛者たちの集まるエクストラで強者を倒しての2連勝でこれはあるかもしれないと思って3戦目のマッチングを見たところ、また見たことのある名前が対戦相手に書いてありました。私の過去1で好きなチャンピオンズリーグのマスターリーグの準優勝者でした。リマッチになってくれと半分願いつつ挨拶をしてバトルスタート。相手の初手がメタモンプリズムスターということでデッキは分からず、ただ後攻1ターン目から大ダメージを出してくるようなデッキには入ってないと考えたので前にスターミーキープしてある程度準備してエンド。相手はパスでゾロアアルセ展開からのデデチェンジでミツルトリプル加速をつけてトリニティノヴァ(この時スターバースを使わなかったのはミスと仰ってました)でサイド2枚取られる。その返しにダンデドラゴンゲイルで2枚取り返す。ただこの時、次のターンにグソクムシャかイカサマゾロアークにカイリューが倒されると思い、展開用にハイパーボールを残してグズマを切ったところ返しで倒されず。ここでグズマを残してれば9割型勝ちだったが結果論なので仕方なし。そのままドラゴンゲイルで前のゾロアを倒しサイド残り3-4。返しでカイリュー倒れたので3-2。ここで準備ができたアーゴヨン&アクジキングGXでジェットピアスを打ちながらNでハンドを流して残り2-2。相手の盤面に幻影変化のゾロアークがいたためトリプル加速を引けば勝ちという場面で、デデチェンジを使用。ただ何も引かなかったっぽくテテフからNを打ちまだ引けなかった雰囲気。こっちとしては番が帰ってきたら勝ち確定なので心臓バクバク。しかし1体だけいたゾロアークGXの取引で残り2枚のトリプル加速を引いてきて負け。
○ーしんさん「ここで引ける。引けるやつは優勝出来る。優勝するやつは引く。ここで引かなきゃ勝てないんですよ。これしか勝てないんです。」
負けた側ですがこの言葉が対戦終わった後ひたすら脳内を流れてましたね。しゃーなしです。僕的には強者と戦えたことだけで嬉しいので。

4戦目vs先1シェイクアルセ じゃん勝ち後攻 2-6 ❌

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初手 こちら:カイリュー 相手:アルセウスV
初手相手はデデクロで一気に山を掘りシェイクにたどり着いてベトベトンが立ったため、こちらはクイックボールから展開することは出来ず、こだわりベルトノヴァで前のカイリューが倒されそのままサイドを詰めれず負け。クイックボールを打った時にグズマ&ハラ1枚・アーゴヨン&アクジキングGX1枚・アルセウス&ディアルガ&パルキアGX1枚がサイド落ちしてるのがすぐ分かり、特にアーゴヨン&アクジキングGXサイド落ちがめちゃくちゃ痛く、カイリューVでアルセウスVstarを倒してその返しでカイリューVを倒されてサイド残り4-2となった次のターンに、N打ちながらカオスオーダーGXを打てばサイドは2-2となり、グズマに触れるカードを持ってこれれば返しでグズマを打たれなければ勝ちだったのでサイド落ちが悔やまれました。流れが悪かったですね。

5戦目vsアルセダストナンス じゃん勝ち後 0-4

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初手 こちら:デデンネGX 相手:アルセウスV

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私の初手の手札です。何も言うことはありません。

5.答え合わせ


優勝:wall stall
準優勝:アルセアゴゾロ
ベスト4:黒馬バドレックス
ベスト4:wall stall
ベスト8:アルセゾロ(アゴ?)
ベスト8:FTB 炎型アルセウス
ベスト8:メロゲノ
ベスト8:???
ベスト16:ミュウゲノダスト
ベスト16:エボルコントロール
ベスト16:ホロネクゾロアーク
ベスト16:ゾロアークミノマダム
ベスト16:悪パーフェクション
ベスト16:悪パーフェクション
ベスト16:アルセウスベトン
ベスト16:wall stall

(データはポケカ速報さんのを参考にしました。)

黒馬バドレックスが多い環境と思っていただけにカビゴンLOの優勝は少し驚きでした。
そして上にも書いてありますがチャンピオンズリーグ前の私の予想はこうなっていました。

私の明日の予想
・特性ロックが流行る。
・悪タイプが上位に多く見られる
・黒馬は上位に少し見られる
・知らないデッキに当たる

私の戦った5戦では、相手の全てのデッキにアローラベトベトンorダストダスが入っており、初戦からの3戦は初めて相手し、リストも見たことがないデッキでした。そして黒馬バドレックスは上位に1人しかおらずあらかた予想は合っていたっぽいです。黒馬バドレックスは強すぎるが故にメタられると踏んでいましたが、強者たちの答えは幻影変化ゾロアーク+グラエナだったようですね。今回のチャンピオンズリーグ直前にゾロアークに目をつけていただけにとても悔しいものがありますが、仮に時間があったとしてもこのようなレシピを作り出せるとは思えません。むしろどうやったらこういうレシピを作り出せるのか教えてもらいたいものです。他の黒馬バドレックスに対するメタである悪パーフェクションやターボダークなどの悪デッキもベスト16の2人の他にも6-1や5-2の人にいたのを確認しました。多くの人がなんかしらのポケモンで黒馬バドレックスをワンパン出来るように組みつつ他のデッキにも強く出れるように組んだというのを感じましたね。
悪パーフェクションを使って黒馬バドレックスを3回踏んで上位入った人が何人かいることやベスト4の黒馬バドレックスを使っていた方曰く1回も悪タイプを踏まなかったということに対してそういうことかぁと思う部分はどうしても多少ありますが、今回の反省点は先攻でも強いデッキを考慮しなかったことです。エクストラレギュレーションでは多くの人が後攻を選択します。じゃんけんで勝たないと先攻を取らされ、下手すればタネ切れして負けることもあります。Cマークのカードが使えた頃のスタンダードレギュレーションで私はじゃんけんで勝てなくて後攻を取らされても強い動きが出来るナツメ&ハチク型の悪パーフェクションを使っておりました。強いカードが多いのがエクストラレギュレーションですので先攻で強い動きをすることは可能です。そこを多くの強者たちは注目し先1ぐんぐんシェイクアローラベトベトンorダストダスにたどり着いたのだと思います。次回からは視野を広めに持ちたいですね。
にしても途中黒馬バドレックスを破って優勝したカビゴンLOはホントに凄いなと思いました。優勝おめでとうございます。

6.終わりに

チャンピオンズリーグ前日の夕方らへん悪パーフェクションのリストをくれとLINEが送ってきた友達がベスト32に入り黒スリーブとチャンピオンズリーグ横浜の優先権を手に入れました。おめでとう&ありがとう㊗️。私個人として悔しさが無いと言ったら嘘になりますがエクストラレギュレーションで申し込んだことに一切の悔いはありません。チャンピオンズリーグの申し込みがあった頃もエクストラバトルの日が開催されておりエクストラにハマっていたのもありますが、エクストラレギュレーションは多くの強者たちに当たれるチャンスであり、強者たちとバトルすることで見たことのない強いデッキと当たれたり、綺麗なプレイングを目の当たりに出来たりと、私の財産になり、何より楽しいのでポケモンカードが更に好きになります。そしてエクストラレギュレーションを選んだ理由はもう1つあり、それはチャンピオンズリーグ終わった後の「答え合わせ・使ったデッキ紹介」の沢山のツイートを見るのがとても楽しいからです。スタンダードレギュレーションではカードプールに限度があり2.3ヶ月に1回チャンピオンズリーグが開かれるため、よっぽどのことがない限り新型のデッキが登場しにくく結果を残すのは事前に優勝する可能性があるだろうと予想されたデッキばかりになることが多いです。ですがエクストラレギュレーションがあるチャンピオンズリーグは1年に1回しか開かれず、シティリーグも最近は無く、カードプールが凄まじいので、それぞれがその1年の間に考えついた・考え抜いたデッキを披露する場がチャンピオンズリーグになっているイメージがあります。要は研究発表会のようなものです。私は結果は出ませんでしたがチャンピオンズリーグが終わった今、色々な見たことのない強そうなデッキを目にして1人でめちゃくちゃ盛り上がっています。現に正直前よりもエクストラレギュレーションのモチベが高いです。ただ今回で分かったのはエクストラレギュで挑むに当たって周りにいかにエクストラレギュをやってる人がいるかが大事かということです。私はptcgoをやっているわけではないのでエクストラレギュレーションの大会に出たりすることが出来ず、周りにエクストラレギュをやってる人もほとんどいないので、試せる場は基本的にトレーナーズリーグかエクストラバトルの日になっていました。練習出来る相手が居たからと言って勝てるとは微塵たりとも思いませんが、やはり長時間一緒に対面練習して考える仲間はいた方がいいだろうと感じました。いくら強者揃いだからと言っても負けたら悔しいですし勝ちたいものは勝ちたいです。次回、恐らく1年後にまた開かれるであろうエクストラレギュレーションのあるチャンピオンズリーグのに参加することが出来るのならばそういう仲間や練習時間を更に増やして挑みたいと強く思いました。
最後に、今回の遠征でお世話になった方々ありがとうございました。愛知で色々美味しいものも食べれて色々行けて今回のチャンピオンズリーグ挑戦を含む愛知遠征はとても楽しかったです。サイドイベントが復活して各地のチャンピオンズリーグにどんどん参加していきたいものですね。

では。

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