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大学生インターンを実施しました!

 8月8日(木)、8月20日(火)、9月6日(金)に理系の大学生を対象としたインターンを行いました。


今回の体験内容について

 現在、大卒採用においてデンソー山形では『生産技術職』の募集をしております。

 デンソー山形の生産技術職では、大きく分けて次の2つの業務を行っております。

  • 新しい製品を作るための生産準備

  • 既にある生産ラインの維持・向上

 それぞれの業務において、他の部署や関連会社と連携しながら生産方法の検討や開発・準備等を行っておりますが、常に最適な品質・コスト・納期を実現できる生産方法を考え、業務を遂行する重要な部署となります。

 過去に、生産技術職として活躍している従業員へのインタビュー記事も掲載しております。普段行っている業務や従業員の思いなどを紹介しておりますので、こちらもぜひご覧ください。

 その生産技術職の業務を体験できる1日お仕事体験を3日間開催し、計3名の学生に参加いただきましたので、その様子をご紹介します。

業務体験【音生技課】

 生産技術職は大きく3つの部署に分かれておりますが、今回は「音生技課」と「電子生技課」の業務を体験いただきました。

 前半には、音を出す製品(ブザー、スピーカ)の生産方法の管理を主に担当している音生技課の作業体験を行い、ブザー製品を作る際に使われる設備に関する業務を体験していただきました。

レーザーの印字位置を専用ソフトで調整し、サンプルにテスト印字し確認
製品サンプル1つ1つのはんだ付け位置を計測し、結果をデータにまとめました

 デンソー山形で作られる製品は手のひらに乗るサイズの物が多く、ミリ単位での部品のはんだ付け等が行われておりますが、日々高品質な製品を量産するために生産設備の細かい調整がとても大切になります。

 今回は、ブザー製品のサンプルやテスト装置を用いて、製品情報をレーザーで製品本体へ印字(レーザーマーキング)する装置の調整や、製品へのはんだ付けを行う機械のはんだ付け位置の測定を行っていただきました。
レーザーマーキングやはんだ付けの位置が、決められた基準をクリアできるよう細かい微調整の繰り返しに苦戦している様子でした。

業務体験【電子生技課】

 後半では、車のエアコン制御を行う製品(エアコンECU)の生産方法の管理を担当している電子生技課の作業体験を行い、生産技術目線で工場を見学後、エアコンECU内の基板に塗布する防滴材の塗布範囲の調整を行いました。

防滴材のはみ出しや足りない所に印をつけ、プログラミングを使って調整

 実際に防滴材が塗布されている基板を使い、決められた範囲からはみ出している箇所や足りていない箇所に印をつけた後、プログラミングを用いてプログラムの微調整まで体験していただきました。

 最初は探り探りで行っている様子でしたが、飲み込みが早く最終的にはプログラム調整までスムーズにこなしている様子に驚かされました・・・!

生産技術の業務を体験してみて

 参加いただいた3名の学生へ、今回の体験について感想をお聞きしたところ、

社員の皆様とコミュニケーションを取りながら、実際の仕事内容や仕事の流れ、仕事を進める雰囲気を知ることが出来て良かった。

作業体験で一通りの業務を無事出来た時に、達成感を感じることが出来た。

生産技術職の中でも、業務が幅広くあることが印象に残った。

 とコメントを頂きました。

 3名とも、体験前は生産技術の仕事について何となくでしかイメージできていなかったとのことでしたが、今回の体験を通して生産技術職の仕事や会社の雰囲気等を実際に感じていただけた様子でした。今回の体験が、今後進路を選択する際に少しでも参考になれば幸いです。

 インターンシップにつきましては随時受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。

TEL:0238-72-2290/FAX:0238-72-2292
デンソー山形 人事課 採用窓口担当 原、塩野
10026-002_recruit@jpgr.denso.com

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