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着物コーディネートシリーズ・大原おんな一人

昭s時代の歌謡曲で「おんな一人」というものがあります。「京都大原三千院~♪」というでだしをご存じの方も多いでしょう。聞いたことがないという方ユーチューブなどで聞けますのでぜひお聞きください。京都の名所めぐりと着物コーデ一緒に楽しめる名曲です。

場所はこちらです

さて、そのイメージで、大原で撮影をしてみました。場所も素晴らしいところがお借りでsきました。ある建設会社が記念事業としてリニューアルした大原の昔の旅館です。当時はカフェとして利用されていました。今は残念ながら休業中です。

雰囲気のよい二階の廊下です。

場所の紹介に続いて、着物です。塩瀬かどうかは不明ですが、紬の単ですい。模様がモダンな感じなので、戦後のものでしょうか_

ひし形がおられています。

着物を決めました

帯は単の鳳凰のものになりました。色が珍しいです。柄もなかなかに斬新です。

こんな色使いは珍しいです。

ここまで決まりましたが、もう日とひねりということで。

これで決定でした。バッグは帯地を利用したものです。

庭には池もあり、ここでも撮影をしました。緑の多い場所は着物が絵になります。


に巻き浦の蔵の前です。


二階でも撮影しました。レストタンの撮影と同じモデルさんですが、イメージが違って面白いと思います。

織の着物に染めの帯

「おんな一人」の歌詞は、着物のわかる方が監修されたのでしょうか、織の着物に染めの帯にちゃんとなっています。筆者が着物にかかわるようになって30年ほど前は、「織の着物には染の帯でないとうけないんですよね!」という方がおおかったのですが、最近はどうなのでしょうか。
着付け師の方に聞きますと、「昔はいいましたね」と同じことをおっしゃいます。礼装だと毒に染めの帯は使わないようで、「染に帯は染め帯が格下扱いと言うか、カジュアル用、みたいなところがありましたから」ということです。

同じ場所の撮影で、「昭和40年の観光ブームと大原」という記事もどうぞご覧ください。https://note.com/showakimono/n/n98f536290e35

似内惠子 NPO法人京都古布保存会代表理事
(この文章の著作権はNPO法人京都古布保存会に属します。無断転載・引用を禁じます。2007年前後、法人業務として行ったコーディネート特集です。)
【関連サイト】
NPO法人京都古布保存会HP
http://www.kyoto-tsubomi.sakura.ne.jp/

NPO法人京都古布保存会FB


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