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motorola edge 50 proをレビュー!合皮ボディに望遠カメラ、ゲームもそこそこ快適な性能

motorola edge 50 proの外箱

motorola edge 50 proが発売されたので買ってみました。
通常価格は79,800円ですが、各種通販サイトでは割引やポイント還元により7.1万円台とかで購入可能です。
motorola edge 50 proの使用感をまとめるので、購入を考えている方は参考にしていただければ幸いです。

なおこの記事内の商品リンクは、アマゾンアソシエイトプログラムを使用しています。

motorola edge 50 proの本体外観や付属品

本体背面

motorola edge 50 proは背面がヴィーガンレザーとなっています。
要するに合皮で、一般的なプラスチックやガラス系とはまた違う質感です。
経年での劣化はちょっと怖いですが、他の機種と違った見た目のスマホを使いたい!みたいな人には満足度が高いと思います。
アウトカメラはトリプルレンズで、5,000万画素のメインレンズと1,300万画素の超広角兼マクロレンズに加えてなんと光学3倍望遠の1,000万画素レンズまで搭載しています。
最近はハイエンドでも望遠レンズなしの機種が少なくありません。
7万円台で望遠ありのスマホは本当に希少なので、これは非常にありがたいところです。
具体的にはちょっと離れた位置の動物や看板、小物などを撮るときに、光学3倍ズームができると便利です。

USB-C端子

フレームはツヤなしのメタリックな感じになっていて、画面がエッジディスプレイなのも相まって全体的にGalaxy S9+とかの時期のGalaxy端末っぽいです。

音量ボタンと電源ボタン

右の側面に電源と音量のボタンがあり、音量ボタンは上下が分割されています。真ん中でつながってはいますが。

画面側

画面側、これは反射防止フィルムを貼った直後な結果として画面が見えやすい状態になっています。(よく見るとちらほら気泡があるのは気にしないでくれ)
画面側はいわゆるエッジディスプレイで、端が湾曲しているためちょっと表示も画面端は黒っぽくなるのが難点です。
しかし戻る操作とかのときの画面端を触った時の感触は良い感じです。

付属品はケースと125W対応急速充電器

付属のケースを装着した状態

motorola edge 50 pro用のプラスチック製だと思うケースが付属しています。
色が本体カラーと共通で、サラサラした手触りは良い感じです。

ケースの端子周り

下部のUSB端子周りはしっかりガードされています。
ただし大きな問題があり…

ケースはフレーム部分ががら空き。

なんと側面はほとんど覆われていません。
結果として上下こそがっちり保護されているものの、どうにもぴったりとガードされておらず持ったときに背面がベコベコします。
またもし落としてボタンなどの部分が石などに直撃したら傷つきます。

カメラ周りはガードされている

良いところもあれば悪いところもある、という作り込みがもう一声なケースである印象です。

Amazonを調べてみると透明の普通のケースもいっぱい販売されているので、edge 50 proを買う場合は合わせて用意しておくことをおすすめします。

また保護フィルムは、付属していません。

Amazonに同様に色々な種類が販売されていますが、中にはエッジ部分のガードに非対応な製品などもあるので要注意です。

貼り付きが悪い保護フィルム

ちなみに私は楽天で別の2枚入り保護フィルムを買ってみましたが、エッジ部分の吸着が悪くてイマイチでした。

一応保護ガラスもありました。

125W対応急速充電器

そしてモトローラ端末には充電器が付属しないものも少なくありませんが、motorola edge 50 proでは125Wの急速充電ができる専用の充電器が付属しています。
19分で本体をフル充電できる、Xiaomi端末みたいな仕様ですね。
実際に使ってみましたが、確かにバッテリー残量9%→100%まで20分かからない程度でした。ただし発熱はけっこう凄かったです。

motorola edge 50 proの性能は?ゲームはちゃんと遊べそう?

motorola edge 50 proはCPUにSnapdragon 7 Gen 3を搭載していて、メモリは12GBです。
と言われてもどういうこと?と思ってしまうかと思われますが、要するに「そこそこ性能が高い」スマホです。
流石に10万円オーバーの最新モデル(Snapdragon 8 Gen 3を搭載)などには敵いませんが、ある程度は最新のゲームアプリなども遊べます。

edge 50 proにおけるAntutuの結果

Antutuベンチマークテストという、スマホの性能を数値化できるアプリを使ってみた結果は761799点でした。

Galaxy Note20 Ultraという2020年秋発売のスマホ(Snapdragon 865 Plus搭載)が76万点ほどなので、motorola edge 50 proは2020年秋のハイエンドスマホ程度の性能ということになります。
結果として、人気ゲームの原神はゲーム性能が高まるパフォーマンスモード:ターボに設定すれば最高画質の60fps設定でもとりあえず投稿者が遊んでいる範囲内(それなりに序盤のほうだとは思います)なら快適に遊べていました。
プリコネも問題なしです。
学園アイドルマスターは最高画質60fpsで遊ぶ場合に求められる性能が非常に高いゲームなので、流石にmotorola edge 50 proでも性能が足りません。
そもそも手持ちのiPhone 15 Pro MaxやGalaxy S24 Ultraでもゲーム後半は怪しいので、このゲームを最良の環境で遊ぶなら最新iPad Proなどを用意するのがおすすめです。
とりあえず高画質60fpsくらいで遊ぶのであれば、学マスのプレイも問題なしということになります。
最高画質60fpsでも一応ある程度動いていますが発熱とバッテリー消費が激しいです。

ストレージ容量は256GBでmicroSDカード非対応

edge 50 proはストレージ容量が256GBで、512GBモデルなどは存在しません。
まあ大容量ゲームの原神などを複数入れるとしても、256GBであればある程度余裕がある方も多いのではないでしょうか。
microSDカードには非対応なのでご注意ください。足りない場合はUSBメモリなどを接続するかクラウドストレージを使って、データを移しましょう。

motorola edge 50 proのカメラ検証

梅雨で常時天候が悪いためあまり良い作例が用意できていなくて大変申し訳無いです!

曇天模様

曇ってる日ですがけっこう明るくきれいに撮ってくれてると思います。

3倍ズーム

望遠レンズを使ってズームしてみました。
メインレンズと比べると同じ位置から撮っていますがちょっと暗めになりましたかね?
写りは全体的に普通といった印象です。
Xiaomi 13T Proあたりは望遠レンズの写りがイマイチかつ光学2倍なので使う場面があまり浮かばなかったりした記憶がありますが、motorola edge 50 proは光学3倍ズームなのでより遠景の撮影がしやすいです。
光学3倍ズームは絶妙な倍率で、5倍以上までいくと結構遠くのものじゃないと使いづらかったり室内でのフィギュアや小物撮影時にかなり離れないといけなかったりします。
2倍だと今度はあんまり寄れないのでそれはそれで使いづらく、「ちょっと離れた位置の物を大きく撮る」という点では光学3倍ズームがベストだと思います。

曇ってる川

川です。

光学3倍ズーム

こちらも光学3倍ズームにしてみました。
こっちの写真は変に暗くなったりもせず、キレイにズームができていますね。

30倍ズーム

ちなみに最大30倍ズームができますが、ここまでズームすると写真のクオリティーは物足りなくなります。
普通に3倍ズームを使うのがベストだと思います。

なんか猫が川沿いの排水溝に入っていきました。

カメラのシャッター音はオフにできる

カメラの設定

ちなみにカメラアプリ内の設定項目で、シャッター音はオフにできました。
キャリアのスマホやiPhone、Pixelなどは基本的にできないんので、この設定があるのは非常にありがたいですね。(悪用は厳禁)
飲食店で料理の写真撮る時とか、観光地あたりでやかましいと困るものです。

プロモードで室内撮影も便利

motorola edge 50 proのカメラにはプロモードもあります。

プロモードに切り替え

プロモードでは、使うレンズや各種撮影設定を手動で行えます。

明るさなどを調整できる

ISO感度や露出補正、シャッタースピード調整といったことをすれば、明るさを自分の希望のバランスにできます。
明るい場所ではISO感度を下げる、暗い場所では上げるとか…
動いてるものの動きを表現したいならシャッタースピードを遅くするとかですね。

室内撮影、望遠レンズ使用

室内撮影ではややピント合わせが難しく感じました。GalaxyのSシリーズと比べるとやや細かい部分に合わせづらい気がします。
しかし色とかのバランスはしっかり調整できますね。

望遠レンズ使用

ちょっと色薄く調整しすぎましたかね。まあでもこのくらいでもいいかな。

少し離れてみた

室内でも望遠レンズはけっこう活用できますね…。

マクロ(超広角レンズ)

ちなみにレンズを切り替えるとけっこう写りが変化します。プロモードでマクロ撮影にしてみたら色合いがだいぶ鮮やかになりました。
写真は晴天時にまた撮れれば追加するかもしれません。

まとめ

カメラ

motorola edge 50、中々良い感じです。
79,800円の定価で買うのはちょっと高いように思いますが、7.2万円くらいまでならアリだと思いました。
Pixel 8aやRedmi Note 13 Proシリーズなどには採用されていない望遠レンズがあることが、とくに大きな魅力です。
動物とか風景とか、人間以外をよく撮影する私のような人間にはmotorola edge 50 proが一番合っているように思いました。
また6.7インチ画面ながらエッジディスプレイなので細く、重量も186gほどなのでわりと軽いのが良かったです。
Galaxy S9+とかS10+みたいなモデルが好きだった人は、とくに満足できるのではないでしょうか。
ステレオスピーカーの音質も充分ですし、144Hzリフレッシュレートは多くのハイエンドスマホよりさらにヌルヌル動くレベルでした。
バッテリーの持ちはちょっとまだ要検証ですが、とりあえず届いて1日使ってみた感想としてはなかなか満足度は高そうでした。
保護フィルムとケースは用意しておいたほうが良いので、そこは注意ですね…。

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