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arrows We2 Plus使用感レビュー|性能良し、価格良し、使いやすいミドルスペックスマホ

arrows We2 PlusをIIJmioのメモリ12GBモデルで購入したのでレビューします。
arrows We2シリーズはFCNTがLenovo傘下になって初のモデルということですが、日本製スマホらしさを残しつつ性能はバランス良い塩梅、そのうえで価格は手頃になっていて非常に良いモデルだと思いました。
ハイエンド機を中心に使っている投稿者としてはまぁカメラとかゲーム性能はどうしても少し物足りなさを感じますが、それらも普通に使えるレベルのクオリティには達しているので多くの方は満足できるのではないかと思います。

arrows We2 Plusの外観をチェック!

arrows We2 Plusの外箱

arrows We2 Plusの箱はシンプルな紙箱になっていますが、開け方が変わっていたり再生素材の使用について色々説明が書かれていたりと面白いです。
通販などで買うSIMフリーモデルだと箱をそれなりに眺めることもあると思うので、こういうのはちょっと良いですね。
また個人的に10万オーバーで再生素材をやたらにウリにされると高級っぽさがイメージ的に薄れるうえでその値段って何やねんみたいになるので苦手ですが、外装がプラスチック系かつ価格もそこまで高くない4〜6万円程度で販売されているarrows We2 Plusであれば普通に好印象です。

arrows We2 Plus本体背面

見ての通り背面パネルにはそれほど高級感はありませんが、頑丈さをウリにしていることもありいっそケース無しでも使いやすいような雰囲気でコレはコレでアリだと思いました。

ボタンに指紋センサー内蔵

側面の電源ボタンには指紋認証センサーが搭載されていて、その上に音量ボタンが。

USB-C端子

本体下部にUSB-C端子とイヤホンジャックがあります。
安いスマホはたまに上部にイヤホンジャックがあって挿し込むと画面の上にケーブルが当たってじゃまになる事があるので、配置がしっかりしているのはありがたいですね。

画面側

画面は安い日本製スマホだと水滴型ノッチで古臭かったりしますが、arrows We2 Plusはパンチホールカメラかつ画面外の枠(ベゼル)も比較的細いです。
Pixel 8aみたいに高くても極太ベゼルの機種はありますし、こういった細かい部分の見栄えが良いのも本機の魅力ですね。

説明書

付属品は説明書のみですが、けっこうしっかりした説明書なのは元々日本メーカーかつ国内向け製品であることの流れを感じます。

アクセサリー

付属品がないので、投稿者はAmazonの激安ケースとPDA工房のPerfect Shield Plusを買いました。

ケースとフィルム装着

PDA工房の保護フィルムはarrows We2 Plusの画面全体を覆えますし、激安ケースはサイズ的にぴったりでした。良い組み合わせですね。
なおPDA工房の保護フィルム・PerfectShield Plusは反射低減系フィルムということで、ちょっと表示の鮮明さは失われる点に注意です。代わりにサラサラした指すべりで画面に自分の顔が反射することもありません。


arrows We2 Plusの性能は?ゲームは動く?ベンチマークテストなどしてみた

arrows We2 PlusのAntutuベンチマークテストをしてみたところ、私の環境では600172点でした。

arrows We2 PlusのAntutuベンチマークテスト結果

Snapdragon 7s Gen 2搭載の機種ということで、Redmi Note 13 Proの無印モデルとだいたい似たような数値です。
実際に使ってみていますが、とりあえず動画を見たり音楽を聴いたり、ブラウザやSNSを楽しんだりといったことは全く問題なく行えました。

原神の画質設定画面

ただしゲームは原神が画質低めの状態じゃないと厳しかったり、学マスの解像度設定に制限があったりなど色々注意が必要です。
まぁでも全く動かないようなゲームはおそらくほぼなく、画質を下げれば大丈夫かと。
スマホの画面サイズだと無理に最高画質にする必要もそんなにないとは思うので、まぁゲームにこだわりが強い人でなければ概ね納得できるんじゃないでしょうか。
というか、そもそもarrows We2 Plusを買うタイプの人ってゲームそんなにしないよな…。(絶対iPhoneかGalaxyかXperiaかROG Phone辺り選びますよね)

arrows We2 Plusのカメラ性能は高いのか?写真を撮ってみた

arrows We2 Plusのカメラ性能は、一言で言って「普通」です。

通常の写真撮影

極端に加工されたりすることはなく、自然な感じで写真を撮影できます。

森林的な部分

最新ハイエンドスマホとかと比べると若干細かい部分の表現とかは見劣りすることもありますが、とくに画質が悪くて使い物にならないというほどでもないので大半の方は満足できるのではないでしょうか。

らーめん中々の豚そば中盛

料理写真もかなり自然なバランスで美味しそうに撮影できる印象です。

最大倍率のズーム

ズームはデジタルズームなので、倍率を上げるとちょっとぼやっと感はあります。

超広角レンズでの撮影

超広角撮影はそこそこといったところ。

また動画撮影はけっこう手ブレが激しい印象で、動画重視の人はiPhoneなりPixel 8aなりGalaxyのハイエンドモデルを選んだほうが良さそうです。

まとめ

Exlider

全体的に普通のAndroidスマホといった内容のarrows We2 Plusですが、Exliderという電源ボタンの上で指をスライドさせると画面スクロールができる機能を搭載。
また背面のセンサーに指を当てることで、自律神経を計測したりもできます。
電車・バスで立ったままスマホを使う人やある程度年齢を重ねている人などが使える機能を搭載してきているのは、なんとも日本メーカーのスマホっぽいですね。
今回のarrows We2 Plusは、ちゃんと多くの人がとりあえず普通に使える十分な性能を備えているという前提があるうえで適度に独自機能を搭載してるのでバランスがとても良いんじゃないかと思いました。
正直arrowsはそんなに今まで注目していなかったんですが(NX9とSIMフリーのM02~M03くらいしか買ってなかった)、これからのarrowsはマニアも要注目ですね。
とりあえず普通に使える性能があるスマホをできるだけ安く購入したい、国内メーカー希望(まぁレノボ傘下になっちゃってるんですが…)といった方には、今回のarrows We2 Plusはおすすめです。

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