古いゲーミングスマホって使えるの?Black Shark 2、2024年の5年越し使用感レビュー
ゲーミングスマホといえばゲームを高画質で快適に遊べる便利なアイテムですが、それはあくまで最新モデルを買った直後の話。
ゲームは日々新しいものが登場していて、要求スペックも上がっていっています。
そこで気になるのが、古いゲーミングスマホってどのくらい活用できるのか?ということです。
今回は、2019年の比較的安価だったゲーミングスマホであるBlack Shark 2を買ってみたので使用感をまとめます。
Black Shark 2の外観をチェック!
Black Sharkシリーズはもう新作が出てこなくなってしまいましたが、かつては安価なうえでゲーミング性能が高いということでけっこう人気があった覚えがあります。
こちらが本体背面、いかにもゲーミング機種らしいデザインになっています。
鮮やかな青緑色もなかなか良い感じ。
最近のスマホはカメラの大型化が著しいですが、このBlack Shark 2は今の目で見るとけっこう小さいですね。
とは言えレンズ自体は飛び出してますが。
USB-Cの充電端子が採用。この時期はもうほとんどの機種がそうでしたね。
ゲームのためのスイッチが搭載。ここをスライドさせるとゲーム特化状態になります。
そして電源ボタンが右側面に。
音量ボタンは左の側面にあります。
最近はこういう配置のスマホ減りましたね。
画面側はインカメラが画面外にあったり、スピーカーが正面側にあって音が聞き取りやすかったりするのが魅力でした。
ただ画面内指紋センサーはちょっと反応が良くないです。2019年の5万円台くらいの機種なので、価格の限界ですね。(RenoA初代くらいの反応)
Black Shark 2のスペックは?
Black Shark 2はSnapdragon 855搭載、今回購入したのはメモリ6GB・ストレージ容量128GBモデルです。
12GB・256GBモデルもあるみたいですが、まぁ古めのちょっとマニアックな機種ということであまり中古で見かけません。
Antutuのスコアは636771点となっております。
GPUのやつはLite版での計測になってますね。
実際のところこいつの挙動がどうかと言いますと、とりあえず通常のブラウザや動画再生などは非常に快適です。
一方でゲームについては、さすがにスペック不足は感じますね…。
原神やゼンレスゾーンゼロ、学マスといったゲームをやってみましたが、まずとにかく発熱がすごい。熱すぎて触るのがキツいので本来はクーラー的なのを装着しないと駄目っぽいですね。
そしてゲームの動作も高画質での快適プレイとかは無理でした。原神は一応中画質でも遊べる、といった程度ですね。
やはりいくらゲーミングスマホでも、5年前になってしまうとゲームは辛いようです。
ただコレそもそも当時そこそこ安いタイプの機種なので、同世代のROG Phoneとかだともっと違うのかな…?
Black Shark2のカメラを最期に検証
最後に、カメラを一応見ておきましょうか。
正直ゲーミングスマホっていう時点でカメラに期待しないほうが良さそうな雰囲気が出ますが、意外とキレイです。
ゲーム特化ならカメラなんて微妙だろとか思っていた自分は浅はかだった…。
鮮やか系な写りですね。
しかし色を盛りすぎて気持ち悪いようなこともなく、普通に満足度高い写真を撮影できております。
2019年のスマホということもあって、流石にまだ夜景は物足りないですね。
またこの当時の機種でもPixelやGalaxyとかだともうちょっとキレイに撮影できたかな。
ちなみに動画についてはちょっと手ブレやノイズが多くてしんどい印象でした。写真用カメラですね。
まとめ
Black Shark2、ゲーミングスマホながら現代だとゲームプレイはちょっと厳しい雰囲気でした。
しかしゲーム以外においてはそれなりの快適さがあり、デザインも格好良く魅力的な機種に感じます。
まぁ今からあえて買うのをおすすめするかと言われるとなんともではありますが、楽しめた1台でした。
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なお今からゲーミングスマホを買うのであれば、普通に最新のROG Phone 8がおすすめです。
こちらはよりカメラ性能が強力ですし、もちろん最新ゲームもこれ以上ないくらいサクサク動いてくれます。