ChatGPT　VBAコード作成　プロンプト事例　（エクセルのファイル名を一括で取得処理）

2023年12月1日 21:51

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0. VBAコードを利用することで起こるメリット

ファイルを一括で処理する際には、ファイル名やファイルパスを入力する必要がありますが、手作業でこれらの情報を入力するのは煩雑であり、手間がかかります。そこで、VBAコードを使ってフォルダ内のファイル名とファイルパスを取得する方法があります。これにより、手作業での情報入力を省略し、簡単かつ迅速にファイルを一括処理することができます。

このVBAコードは、Excelのマクロとして作成されています。ファイル選択ダイアログを表示し、ユーザーが選択したフォルダ内のすべてのファイル名とファイルパスを取得します。そして、取得したファイル名とファイルパスをExcelのワークシートに表示します。これにより、ユーザーは手作業でファイル名やファイルパスを入力する必要がなく、効率的かつ正確にファイルを処理することができます。

このコードを使用することで、ファイル処理にかかる時間と手間を大幅に削減することができます。また、自動的にExcelに表示されることにより、ユーザーはファイル名やファイルパスの入力ミスやタイプミスを防ぐことができます。Excelのワークシート上に表示される情報は、データの整理や分析にも役立ちます。

VBAコードを使用することで、手作業での情報入力を省略し、迅速かつ正確にファイルを処理することができます。これにより、生産性を高め、効率的に作業することができます。

言っていることが、よくわからない方は　YouTube（こちら）をご覧ください。

1. ChatGPTの使い方と魅力的な機能

ChatGPTは、驚くほど自然な対話を生成し、さまざまなタスクに適応できる魅力的なツールです。対話を通じて知識の共有や創造的なアイデアの出し合い、教育支援など、無限の可能性を提供しています。カスタマイズ性も高く、ユーザーのニーズに合わせて振る舞いを調整できるため、個人やビジネスにとって強力なツールとなっています。 ChatGPTは、言語とコミュニケーションの新たな次元を開拓します。

ChatGPTを利用する事で、今までコードを書くことが出来なかった人でも自分で思い描く　コード書き　業務の効率化をすることができます。VBAコードを作成し利用する事で、Excelデータの作成に今まで1時間が掛かっていた作業が5分で終わるなど、多くの時間的　メリットを受けることができます。

■　ChatGPTの利用開始方法

サインアップまたはログイン：
- OpenAIのウェブサイト（こちら）にアクセスし、アカウントを作成するか、すでにアカウントがある場合はログインします。
ChatGPTにアクセス：
- OpenAIのダッシュボードから、ChatGPTサービスを選択します。直接ChatGPTにアクセスするURLは、特定のリンクが設定されていない場合、OpenAIのウェブサイト内で見つけることができます。
使用開始：
- ChatGPTのインターフェースが表示されたら、テキストボックスに質問やコメントを入力し、送信ボタンをクリックします。これで、ChatGPTがあなたの入力に対して返答を開始します。
対話の続行：
- 返信が表示されたら、さらなる質問をしたり、会話を続けたりすることができます。特定の命令や質問に対する応答が得られるため、明確に質問すると良い結果が得られます。
追加機能の使用：
- ChatGPTは、テキスト応答だけでなく、画像生成（DALL-E）、ブラウザツール、Pythonコードの実行など、さまざまな追加機能を提供しています。これらの機能を使用するには、画面上の適切なツールを選択して命令します。

2. VBAコードの基本的な作成手順とテクニック

VBA（Visual Basic for Applications）コードを作成する際の基本的な手順とテクニックをご紹介します。VBAは主にMicrosoft Office製品（Excel, Word, Accessなど）の自動化やカスタマイズのために使用されます。

基本的な作成手順

VBAエディタの開き方:
- Excelの場合は、Alt + F11 キーを押してVBAエディタを開きます。Wordや他のOffice製品も同様の方法でエディタを開けます。
新しいモジュールの挿入:
- エディタのメニューバーから「挿入」→「モジュール」を選択し、新しいコードを書くためのモジュールを作成します。
プロシージャの作成:
- モジュール内にSub（サブルーチン）またはFunction（関数）を定義します。例：Sub MyMacro() または Function MyFunction()。
コードの記述:
- 定義したプロシージャ内に、行いたい操作に対応するVBAコードを記述します。
コードの実行:
- コードを実行するには、エディタ内でサブルーチンを選択し「F5」キーを押します。または、Office製品内でマクロを直接実行することもできます。

基本的なテクニック

変数の宣言:
- 効率的なコード作成のために変数を宣言して使用します。例：Dim x As Integer。
オブジェクトモデルの理解:
- Office製品の各アプリケーションは独自のオブジェクトモデルを持っています。例えば、ExcelではWorkbook, Worksheet, Rangeなどのオブジェクトがあります。
ループと条件文の使用:
- 繰り返し処理や条件に基づく処理にはForループ、For Eachループ、If...Then...Else文を使います。
エラーハンドリング:
- エラーを適切に処理するためにOn Error GoToステートメントを使用します。
コメントの利用:
- コードの読みやすさを保つために、コメントを適切に使用します。コメントは ' で始めます。
コードのリファクタリング:
- 効率と可読性を向上させるために、コードを定期的に見直し、改善します。

追加のヒント

マクロレコーダーの利用:
- Excelなどでマクロレコーダーを使い、行った操作をVBAコードとして記録することができます。これはVBAの学習にも役立ちます。
オンラインリソースの活用:
- VBAに関する多くのオンラインチュートリアル、フォーラム、ドキュメントが存在します。これらを参照して学習を深めると良いでしょう。
エラーメッセージに注意:
- VBAの実行時に発生するエラーメッセージを注意深く読み、問題の原因を理解し解決することが重要です。

3. ChatGPTのプロンプト事例とその活用方法

◆　私がChatGPT へ入力したプロンプト
エクセルVBAコードを教えてください。　フォルダを選択してフォルダ内にあるファイル名を取得 ExcelのB2列以降にフォルダ名をコピーする。

◇　 ChatGPTの回答
以下は、VBAコードの例です。このコードを実行することで、フォルダを選択して、そのフォルダ内にあるファイル名を取得し、ExcelのB2列以降にフォルダ名をコピーすることができます。

Sub GetFolderFiles()
    Dim fPath As String
    Dim fso As Object
    Dim fldr As Object
    Dim file As Object
    Dim i As Integer

    'フォルダの選択ダイアログを表示
    With Application.FileDialog(msoFileDialogFolderPicker)
        .AllowMultiSelect = False
        .Show
        On Error Resume Next
        fPath = .SelectedItems(1)
        'フォルダが選択されなかった場合、処理を中止
        If fPath = "" Then Exit Sub
    End With

    'フォルダ内のファイル名を取得
    Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
    Set fldr = fso.GetFolder(fPath)
    i = 2 '行の開始位置
    For Each file In fldr.Files
        'フォルダ名をコピー
        ThisWorkbook.ActiveSheet.Cells(i, 2).Value = fldr.Name
        'ファイル名をコピー
        ThisWorkbook.ActiveSheet.Cells(i, 3).Value = file.Name
        i = i + 1 '行を1つ下に移動
    Next file

    Set fso = Nothing
    Set fldr = Nothing
    Set file = Nothing

End Sub

このコードを実行する前に、ExcelのB2列には、フォルダ名を表示するためのヘッダーが必要です。このヘッダーを設定するには、B2セルに「フォルダ名」というテキストを入力してください。また、このコードを実行する前に、VBAエディタでツールバーから「Microsoft Scripting Runtime」を選択して、ライブラリを参照に追加する必要があります。

上記のコードで　フォルダ内にあるファイル名を取得するコードができました。

続いて　フォルダ内にあるファイル名のファイルパス取得を行うための　コードをChatGPTに作成してもらいます。

◆　私がChatGPT へ入力したプロンプト

ファイルパスも取得してF列に取得するコードを教えてください。

◇　 ChatGPTの回答

以下は、VBAコードの例です。このコードを実行することで、フォルダを選択して、そのフォルダ内にあるファイル名とファイルパスを取得し、ExcelのB2列以降にフォルダ名、C列にファイル名、F列にファイルパスをコピーすることができます。

Sub GetFolderFilesAndPaths()
    Dim fPath As String
    Dim fso As Object
    Dim fldr As Object
    Dim file As Object
    Dim i As Integer

    'フォルダの選択ダイアログを表示
    With Application.FileDialog(msoFileDialogFolderPicker)
        .AllowMultiSelect = False
        .Show
        On Error Resume Next
        fPath = .SelectedItems(1)
        'フォルダが選択されなかった場合、処理を中止
        If fPath = "" Then Exit Sub
    End With

    'フォルダ内のファイル名とファイルパスを取得
    Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
    Set fldr = fso.GetFolder(fPath)
    i = 2 '行の開始位置
    For Each file In fldr.Files
        'フォルダ名をコピー
        ThisWorkbook.ActiveSheet.Cells(i, 2).Value = fldr.Name
        'ファイル名をコピー
        ThisWorkbook.ActiveSheet.Cells(i, 3).Value = file.Name
        'ファイルパスをコピー
        ThisWorkbook.ActiveSheet.Cells(i, 6).Value = file.Path
        i = i + 1 '行を1つ下に移動
    Next file

    Set fso = Nothing
    Set fldr = Nothing
    Set file = Nothing

End Sub

このコードを実行する前に、ExcelのB2列には、フォルダ名を表示するためのヘッダーが必要です。このヘッダーを設定するには、B2セルに「フォルダ名」というテキストを入力してください。

上記のコードで　フォルダ内にあるファイル名とファイルパスを取得するコードができました。

続いて　上記のコードでは一体、何ができるのかChatGPTに質問をしてみました。

◆　私がChatGPT へ入力したプロンプト

このVBAコードで　何ができる？

Sub GetFolderFilesAndPaths() Dim fPath As String Dim fso As Object Dim fldr As Object Dim file As Object Dim i As Integer 'フォルダの選択ダイアログを表示 With Application.FileDialog(msoFileDialogFolderPicker) .AllowMultiSelect = False .Show On Error Resume Next fPath = .SelectedItems(1) 'フォルダが選択されなかった場合、処理を中止 If fPath = "" Then Exit Sub End With 'フォルダ内のファイル名とファイルパスを取得 Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject") Set fldr = fso.GetFolder(fPath) i = 2 '行の開始位置 For Each file In fldr.Files 'フォルダ名をコピー ThisWorkbook.ActiveSheet.Cells(i, 2).Value = fldr.Name 'ファイル名をコピー ThisWorkbook.ActiveSheet.Cells(i, 3).Value = file.Name 'ファイルパスをコピー ThisWorkbook.ActiveSheet.Cells(i, 6).Value = file.Path i = i + 1 '行を1つ下に移動 Next file Set fso = Nothing Set fldr = Nothing Set file = Nothing End Sub

◇　 ChatGPTの回答

このVBAコードは、フォルダを選択し、そのフォルダ内のすべてのファイル名とファイルパスを取得して、Excelのワークシートに表示するためのものです。具体的には、以下のことができます。

フォルダ選択ダイアログを表示することができます。
選択されたフォルダ内のすべてのファイル名とファイルパスを取得することができます。
取得したファイル名とファイルパスを、Excelのワークシートの指定された列に表示することができます。

このコードを使用することで、複数のファイルを一括で処理する際に、手作業でのファイル名やファイルパスの入力を省略し、自動的にExcelに表示することができます。

いかがでしたでしょうか？　
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