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非エンジニアがClaude 3.5 Sonnetで実現する、レシート読み取り革命!〜経費入力が驚くほど簡単に〜
こんにちは!
「レシート入力、毎月3時間以上かかっていませんか?」
私も以前は月末に4時間以上かけてレシート整理をしていました。今では、なんと70枚のレシートをたった5分で処理できるようになります。
経理担当の皆さん、こんな経験ありませんか?
□ 休日返上でレシート入力に追われている
□ 入力ミスが不安で何度もチェックしている
□ 急な監査対応に焦った経験がある
□ 本来の経理業務に時間を使いたいのに...
私も同じ悩みを抱えていました。でも、最新のAI技術を活用することで、これらの課題を一気に解決できるようになります。
なぜ今、レシート読み取りが注目されているのか?
確定申告シーズンが近づく中、多くの方が「もっと効率的な方法はないのか」と模索されています。実は、最新の生成AI技術を使えば、従来の手作業が驚くほど効率化できるんです!
Claude 3.5 Sonnetを使った革新的な方法とは?
私が生成AIで実践している方法をご紹介します。驚くことに、70枚程度のレシートをたった5分で処理!
具体的な手順:
レシートをスキャンしてPDF化
Claude 3.5 Sonnetにアップロード
専用プロンプトでAIにデータ抽出を指示
スプレッドシート用のデータを生成
Google Apps Scriptで自動整形
完了!
【導入効果】実際にこんな成果が出ています!
✅ レシート処理時間:月4時間→20分に短縮
✅ 入力ミス:必ず人の目で確認をしてチェックが必要
✅ 残業時間:月平均5時間減
初心者でも安心!段階的な導入ステップ
【初心者向けスタート手順】
まずは10枚程度の簡単なレシートで試す
エラーが出やすいレシートのパターンを把握
徐々に枚数を増やしていく
機密情報をClaudeに入力しても大丈夫??
デフォルトでは、Free Claude.aiまたはClaude Proからのプロンプトや会話をモデルのトレーニングに使用することはありません。
より確実に使いこなすためのプロTips
PDFファイル名の一覧表を事前に作成
抽出漏れを防ぐための重要なステップ
ファイル管理も楽になります
抽出漏れを防ぐための補足 以下の方法を使い 事前にPDFデータの一覧表を作成、PDFファイルをアップロードした際に生成AIにどのようなPDFファイルが存在するのかを生成AIに示すことでPDFファイルの抽出漏れを防ぐことが出来ます。
プロジェクト機能の活用
定型作業を自動化
繰り返し使える仕組みづくり
抽出結果の検証は必須
AIは完璧ではありません
簡単なチェックポイントを設定
抽出結果の検証の補足
抽出結果について、生成AIは完璧では無い為、必ず人の目で正しい情報が記載されているのか確認を行ってください。また、PythonやGoogle app scriptでコードを作成してある程度、抽出結果が正しく行われているか、どうかの判定を行う事もプログラミングを覚える事で可能となります。
AIとの効果的な対話
的確な指示の出し方
エラー時の対処法
AIとの効果的な対話の補足
生成AIに入力する言葉や生成AIとの対話力
今回のケースではレシートから文字を抽出するので、おまけ②のようなプロンプトで指示をする。
ただし、レシートに記載されている情報はレシート発行者の表示内容や構造により異なるため抽出する為、レシートに合わせてプロンプトを再構築する必要があります。
よくある心配・質問への回答❓
Q. AIって難しくないですか?
A. スマートフォンが使えれば大丈夫!画面の指示に従うだけです。
Q. 導入にどのくらい時間がかかりますか?
A. 1時間程度の準備で始められます。
Q. 読み取り精度は信頼できますか?
A. 検証プロセスを組み込むことで、高い精度を維持できます。
実践的なツール・リソース
おまけ①:おすすめPDF編集ツール
iLovePDF:無料で使える多機能PDFツール
使い方も簡単で、PDFの結合や分割が可能
PDF画像を分割したり、結合するには、ご存知の方も多いかと思いますが、以下のサイトがおすすめです。1枚づつ複数あるPDFデータを一つのファイルにまとめる。必要なページのみを抽出して一つのファイルにするなどのPDFファイルの加工を簡単に行う事ができます。
おまけ②:PDFレシートデータ抽出プロンプト
あなたの役割は、レシートから必要なデータを抽出し、以下の要件に従って必要最小限の出力を提供することです。
最初の1行目のみ、以下のヘッダーを出力
合計,含む消費税等,10%対象,消費税,8%対象,消費税,現金,日付
2行目以降は、各レシートのデータを以下の形式で出力
カンマ区切りの数値のみ
余分な説明や装飾を含めない
数値から¥やカンマを除去
日付はレシート上部の「YYYY年MM月DD日」形式で記載されている以下のような日付を抽出例:「2024年10月29日(火)11時57分」から「2024年10月29日」を抽出
出力規則
数値は整数のみ(小数点以下切り捨て)
データ間は単一のカンマで区切る
行末は改行
ヘッダーとデータ以外の情報は出力しない
注意:データの解析や検証は行いますが、その過程や結果は出力せず、最終的なCSVデータのみを提供してください。
このプロンプトは上記のiLovePDFなどで複数のレシートを1つのPDFファイルにまとめた後に PDFファイルから複数のレシート情報を一気に抽出する為のプロンプトです。レシートに記載されている情報の抽出を行いカンマ区切りのデータとして出力を行います。レシートの記載方法の違いにより、正しい抽出ができない場合がありますので、ご了承ください。
おまけ③:スプレッドシート自動整形スクリプト
Google Apps Script活用法
列の自動分割方法
上記のプロンプトで抽出した情報をスプレッドシートに貼り付けていただきGAS(Google App script)を実行する事で、各列に分割してくれるスクリプトを提供
これを機会にGoogleが提供するGASに触れてみてはいかがでしょうか?
おまけ④:おすすめスキャナー
ScanSnap iX1600
1分間で40枚のスキャンが可能
自動でファイル名を生成
CSVデータの自動作成機能付き
こちらからは、生成AIを利用せずに専用のスキャナーを利用してレシート情報の抽出方法のご案内
レシート抽出にはレシートに記載されている情報をスキャンしてデータにする必要があります。レシートをPDFにするには以下のスキャナーを利用する事で、効率よくPDFデータとする事が可能です。
1分間で40枚のレシートをスキャンしてPDFデータとする事ができます。また、こちらのスキャナーを利用する事でファイル名の自動生成、csvデータの作成も可能となっています。
csvデータには、日付 取引先名 金額 消費税額などを抽出する事ができるため、かなり効率よくデータ化する事が可能です。
最後に:私からのメッセージ
私も2022年12月から生成AI×プログラミングの学習を始め、2000時間以上かけて実践してきました。その結果、業務効率化とスキルアップの両立を実現できました。
これからの展開として、『生成AI×プログラミングで経理、会計業務の効率化』の連載や、現場で即実践できる『生成AI×経理、会計講座』を計画しています。
なぜ そのようなことをするのか?
私がネットで探したところでは、経理や会計業務において実際の現場で利用ができるレベルの実践的な生成AI活用の専門講座を探しても見つける事ができませんでした。なので皆さんからの意見を参考にして生成AI×経理 会計業務講座を開催していきたいと考えています。
参加者募集中!
より良い講座作りのため、皆様のご意見をお聞かせください。以下のGoogleフォームにて
noteのユーザー名
効率化したい業務内容
をご記入ください。
生成AIの進化は日々加速しています。
日常業務を効率よく行う事で、繁忙期においても時間的な余裕を持って仕事に取り組めたり、時間を確保する事で、ご家庭と仕事のライフワークバランスを良くしたり、資格取得の為に時間を確保するなどができるようになりませんか?
#経理効率化 #確定申告 #AI活用 #業務改善 #Claude3 .5 #経理テク
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。